こんにちは。学級の子どもたちと外遊びをしていたら、思いっきりコケて「先生、大丈夫??」と優しく声をかけてくれた子どもたちに感動を覚えたノボルです。
教育、子育て、習い事を共育=「大人も子どもも笑顔になる」と捉えて、頑張っている若手先生や仕事と家事に追われるママパパさんの力になりたいと発信しています。
私ノボルは現役小学校教師11年目になります。これまで、1年生の担任から6年生の担任まで全学年担任を経験しています。
10年以上の教師人生と我が家でも7歳の娘と4歳の息子を持つ父親です。失敗や挫折を繰り返し、ようやく子育てと教育には共通するものがあるなという答えに辿り着くことができました。
さて今回は「4月から教員になる人」編ですね。
わたしにも新任1年目があったワン!
この春休みに何をしておいたらいいのか、ぜひ知りたかったニャン!
いよいよ、教員としての第一歩を踏み出す春。期待に胸を膨らませながらも、「ちゃんとやっていけるかな?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか? でも、大丈夫! 4月からのスタートをスムーズにするために、春休みの過ごし方次第で、心の余裕も、準備の仕方も大きく変わります。
とはいえ、「何から手をつければいいの?」と迷うのも当然です。
そこで今回は、 教員1年目のあなたが春休みにやっておくべき8つのこと を厳選しました。どれも特別なスキルは不要で、すぐに始められるものばかり。「これならやってみよう!」と思える内容にしましたので、ぜひ実践してみてください。
4月からは子どもたちとの新しい生活が始まります。その準備をするのはもちろん大切ですが、それだけではなく、自分自身の心と体を整えることもポイントです。忙しくなりがちな教員生活を 無理なく、楽しく続けるためのコツ も紹介します。
春休みは、ただの「準備期間」ではなく これからの働き方を決める大切な時間 です。ちょっとした意識の違いで、4月からの学校生活がぐっと楽になります。さあ、今のうちにできることを始めて、自信を持って新年度を迎えましょう!
子どもが言うことを聞かない理由には、発達段階や個性など様々な要因がありますが、「親の何気ない一言」がその態度を悪化させているケースも少なくありません。
例えば、過剰に干渉したり、何でも否定的に接したりすることで、子どもの自主性が損なわれ、反発心が生まれることがあります。
声かけ1つで子どもは大きく変わります!ぜひ試してみてくださいね!
この記事では、現役小学校教師として10年以上の経験を持つ筆者が、子どもたちの姿を見続けてきた中で「これは絶対にやめてほしい!」と感じたNG言動を厳選して20個ご紹介します。
日常の中で知らず知らずのうちにやってしまっている行動を振り返り、改善するきっかけを見つけてみませんか?
これを読むことで、親子関係が劇的に変わるヒントを掴むことができるはずです!ぜひ最後までお読みください。
- 春休みの過ごし方が4月からの働き方を決める
- 経験・出会い・自己投資が教師の成長につながる
- 無理なく働ける環境を整えることが笑顔のカギ
ざっとあげただけで、これぐらいですね!
今回は、こんな人に読んでもらいたいです。
- 春休みを有意義に過ごしたい新任の先生
- 4月からの教員生活に不安を感じている人
- 教師としてのスタートを成功させたい人
子どもも大人も笑顔に。
ボクがこうして情報を発信しているのは、子どもも大人も笑顔である生活をたくさんの先生にしてほしいからです。
まずは、ノボルの自己紹介から!
- 『大人も子どもも笑顔になる』がモットー
- 現役小学校教師11年目。1~6年全学年担任経験あり
- Q-Uによる学級満足度90%越え
- 教育、ビジネス、自己啓発などを中心に年間100冊以上の書籍を読破
- 義務教育学校経験。小学校に所属しながら中1社会を担当経験
- 学年主任の経験
- 学級担任に加え、人権主担・生活指導部長・道徳推進教師など複数の校務分掌を掛け持ち
- 病休経験→働き方を見つめマインドを整え小学校教員として復活
- 娘と息子をもつ2児の父親『行動で示すカッコイイ父ちゃん』が目標
- 1年間の育短(週に3日勤務、2日を育休)経験
- 仕事と家事の両立をめざし、時短家事コーディネーター資格取得
- 30歳を機に、フルマラソン挑戦。以降、毎年フルマラソン参加。
この時期だからこそすべきこと

とにかく体験する
4月から始まる教員生活は、想像以上に忙しく、毎日があっという間に過ぎていきます。だからこそ、春休みのうちに 「とにかく体験する」 ことが大切です。どんな体験でもかまいません。たとえば、初めてのスポーツに挑戦する、美術館や博物館に行ってみる、演劇やライブを観に行くなど、今まで興味があったけどやってこなかったことを積極的に楽しんでみましょう。
教師の仕事=子どもに学びの楽しさを伝える
それは、教師の仕事は 「子どもに学びを提供すること」 だからです。自分がさまざまな体験をしていないと、子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを引き出すのは難しくなります。たとえば、「この前行った水族館がすごく面白かった!」と話せば、子どもたちの興味を引くきっかけになります。経験の引き出しが多いほど、授業や日々の会話が豊かになるのです。
ちなみに、ボクが今年に挑戦し体験することLISTはこの記事!
また、春休みのうちに「初めてのことに挑戦する」ことを習慣にしておくと、4月以降の新しい環境にも適応しやすくなります。教員1年目は、何をするにも「初めて」がついて回る時期。慣れないことにも楽しんで飛び込めるように、今のうちから「新しいことを楽しむ力」を育てておきましょう。
経験の引き出しが多いほど、授業や日々の会話が豊かになります!
出会いたい人に会いに行く
教員生活が始まると、時間的にも精神的にも余裕がなくなり、なかなか自由に人と会う機会が減ります。だからこそ、春休みのうちに「会いたい人に会いに行く」ことが大切です。
ボクは、教師になる前の春休みにこんな人に会いに行きました。
- ボランティア時代にお世話になった先輩
- 尊敬する先輩先生
- 小学校時代の恩師
- 高校時代の顧問の先生
- 平日にしか行けないプロリーグの練習会場に行き、プロ選手と会う
- 好きな著者に手紙を書き、お会いしたいと伝え、実際に会った
たとえば、学生時代にお世話になった恩師や、尊敬する先輩教師に会って話を聞いてみましょう。「教員1年目で大変だったことは?」「どんな準備をしておけばいい?」といったリアルなアドバイスは、何よりも貴重な財産になります。また、教員以外の友人にも会い、仕事とは関係のない話をすることもおすすめです。視野が広がり、リフレッシュにもなります。
さらに、SNSやオンラインコミュニティを活用するのも一つの方法です。たとえば、TwitterやInstagramで教育関連の発信をしている人をフォローしたり、Facebookの教員向けグループに参加したりすると、全国の先生たちの考え方や実践を知ることができます。
こうした人とのつながりは、4月からの教員生活の支えになります。「一人じゃない」「相談できる人がいる」という安心感は、忙しい日々の中で大きな力になります。
教師生活が始まる前に、会える人に会っておくのが本当にオススメ!
海外旅行・国内旅行
春休みのうちに旅行に行くことを強くおすすめ します。なぜなら、教員生活が始まると、長期休みはあっても「気軽に旅に出る時間が取れない」からです。特に1年目は、夏休みも研修や授業準備で忙しく、まとまった休みを取るのが難しくなります。
国内旅行なら、日本の歴史や文化に触れられる場所に行くのもおすすめです。たとえば、京都や奈良の歴史的建造物、広島の平和記念公園、沖縄の文化体験など、授業で活かせるネタがたくさんあります。子どもたちに「先生、ここ行ったことある?」と聞かれたときに、実体験をもとに話せると、授業がグッと深まります。
また、可能なら海外旅行にも挑戦してみましょう。外国の文化や習慣に触れることで「多様な価値観」を学ぶことができます。英語が通じなかったり、現地の人とのやりとりに苦労したりすることもあるかもしれませんが、そうした経験こそが貴重です。「知らない世界に飛び込む力」は、教員として必要な適応力にもつながります。
実体験をもとに話せると、教師力がグンと高まります!
自分が好きなもの・得意なことが何かを探る
教員1年目は、新しい環境や仕事に追われ、「自分のこと」を考える時間がなくなりがちです。しかし、自分の好きなものや得意なことを知っておくと、教員生活が楽しくなります。
たとえば、「絵を描くのが好き」なら、学級通信や黒板アートに活かせます。「運動が得意」なら、体育や休み時間の遊びで子どもと自然に打ち解けることができます。「読書が好き」なら、学級文庫を充実させたり、子どもたちに本を紹介したりすることもできます。
また、「得意なことが見つからない」という人は、この春休みにいろいろなことに挑戦してみるのがおすすめです。スポーツ、料理、プログラミング、写真、音楽など、何でもOK。実際にやってみることで、「意外とこれ好きかも!」と発見があるかもしれません。
教員生活は、子どもに「学ぶ楽しさ」を伝える仕事です。だからこそ、自分自身が「好きなこと」を持っていることが大切です。ぜひ春休みのうちに、自分の興味や得意を見つけておきましょう。
自分が何を得意とするのかを早いうちに知っておくことは、自分の軸を持てるチャンスになります!
資格取得

教員生活が始まると、日々の業務に追われて勉強の時間を確保するのが難しくなります。そのため、春休みのうちに何か資格を取得しておくことをおすすめします。とはいえ、「資格なんて取る余裕ない!」と思うかもしれません。しかし、すべてが難しい資格ばかりではありません。スキマ時間で取得できるものや、教員生活に役立つものもたくさんあります。
たとえば、「漢字検定」や「英語検定」 などは、自分の知識を高めるだけでなく、子どもたちに「先生も勉強しているよ!」と伝えることができ、学習意欲の向上につながります。また、「救命救急講習」 は、体育の授業や校外学習での緊急時に役立ちます。さらに、「ICT活用関連の資格(Google認定教育者など)」 を取っておけば、デジタル教材の活用がスムーズになり、授業の幅も広がります。
ちなみにボクが教師10年以上の経験から必要だと思う資格についての記事はコチラ!
資格を取ることで、「自信」 もつきます。教員1年目は、慣れないことが多く、「自分にできるかな?」と不安を感じる場面が多くなります。しかし、「春休みに〇〇の資格を取った!」という経験があるだけで、少しでも自己肯定感が上がり、仕事への意欲も変わってきます。
ちなみに、ボクは「時短家事コーディネーターexpert」という資格を取得しました。
もちろん、難しい資格に挑戦する必要はありません。「ちょっと勉強してみようかな?」と思えるものから始めてみましょう。春休みのうちに少しでも新しいスキルを身につけておくと、4月からの仕事に活かせる場面が必ず出てきます。
教師の仕事を続けるためには、「自己肯定感」が高まることも大切!
ストレス発散できる方法を見つける
教員1年目は、慣れない仕事や環境の変化で、想像以上にストレスがかかります。そのため、春休みのうちに「自分なりのストレス発散方法」を見つけておくことが重要です。
ストレス発散の方法は人それぞれですが、大きく分けると「体を動かす」「リラックスする」「創作する」の3つのタイプがあります。
- 体を動かす
- リラックスする
- 創作する
順番に説明していきましょう!
- 体を動かす → ランニングやヨガ、ジム通い、ダンスなど。運動すると脳内に「幸せホルモン」と呼ばれるエンドルフィンが分泌され、ストレスが軽減されます。
- リラックスする → カフェ巡り、温泉・サウナ、アロマ、瞑想など。自分の時間を大切にすることで、気持ちが落ち着きます。
- 創作する → 料理、絵を描く、楽器を演奏する、文章を書くなど。何かを作ることに没頭すると、ストレスが発散されるだけでなく、「自分らしさ」を取り戻すことができます。
教員は、子どもたちの前に立つ仕事。ストレスをためすぎると、余裕がなくなり、良い授業や学級経営ができなくなります。そのため、「自分がリフレッシュできる方法」を春休みのうちに見つけておくことが大切です。
また、ストレスを感じたときに「どうすればいいか」を知っておくだけで、実際に忙しくなったときの対応がスムーズになります。「自分はこういうときにリラックスできるんだ」とわかっているだけで、教員生活がぐっと楽になります。
ストレス発散や自分の健康と向き合うという記事はコチラ!
仕事着を準備する
4月からの教員生活で意外と大切なのが、「仕事着の準備」 です。服装は、自分の気持ちだけでなく、子どもや保護者、同僚への印象にも大きく影響します。「どんな服装がいいの?」と迷うかもしれませんが、「動きやすく、清潔感があり、TPOに合ったもの」 を意識することが大切です。
また、教師の一日の流れでは、「普段の仕事着」「行事用のフォーマル服」「体育や校外学習用」の3つにおおむね分けることができます。
それぞれで、服装が違うんです。用意するのが大変ですよね。
そこで、この記事を読めば何を用意すればいいかがわかります!
記事には詳しく書いていますが、ボクが初任者の先生にオススメの普段の仕事着をいくつか紹介しますね。
どれもノボルが実際に使ってみて、服装選びに困る方でも安心して着こなせるものばかりを厳選してみました!
また、意外と見落としがちなのが靴とカバンの準備です。授業で歩き回ることが多いため、履き慣れたスニーカーやローファーを用意しておくと安心。カバンは、書類や教材を持ち運びしやすい、A4サイズが入るものが便利です。
4月に入ってからバタバタと準備するのは大変なので、春休みのうちに 「何をどれだけ用意しておけばいいか」 を考えて、余裕をもって準備しておきましょう。
最低限必要なものだけはこの記事を読んで用意できたらいいですね!
朝方の生活リズムに慣れる
教員生活は、大学時代とはまったく異なる時間の流れで進んでいきます。大学生の頃は、授業が午後からの日もあり、夜遅くまで起きていても問題なかったかもしれません。しかし、教員になれば、朝は7時台には出勤し、子どもを迎える準備をしなければなりません。つまり、朝型の生活リズムに切り替えることが必須 です。
特に1年目の4月は、毎日が初めてのことばかりで、想像以上に疲れが溜まります。帰宅してすぐに寝るつもりが、「明日の準備をしないと…」と夜遅くまで作業してしまうことも。そこで春休みのうちに、「早寝・早起き」の習慣をつけておくことが大切です。
具体的なアクションプランは・・
- ✔ 朝6時に起きる習慣をつける(出勤時間に間に合う体を作る)
- ✔ 夜は23時までには寝る(睡眠時間をしっかり確保する)
- ✔ 朝の時間を使って軽く運動や読書をする(スムーズに脳を目覚めさせる)
また、朝起きてからのルーティンを決めておくと、4月からのバタバタを減らすことができます。たとえば、「起きたら白湯を飲む」「出勤前にニュースをチェックする」「前日の夜に仕事着を準備しておく」など、自分なりの習慣を作っておくと、スムーズな1日をスタートできます。
ノボルは特に朝の時間を大事にしています。それは、「時短を意識することで子どもも大人も笑顔になる」と信じているから。
春休みのうちに朝型の生活に切り替えておけば、4月の新生活も無理なく始められます。「朝が苦手だから…」と先延ばしにせず、少しずつでもリズムを整えておくことが、楽しく働くための第一歩です!
春休みのうちに「早寝・早起き」の習慣をつけておくことはとても大切!
「お金がないから・・」は、本当にもったいない!
「お金がないから旅行はやめておこう」「お金がないから資格取得はまた今度」—こうした言葉を無意識に使っていませんか? 確かに、大学を卒業したばかりの春休みは、貯金が少なく、自由に使えるお金が限られているかもしれません。でも、「お金がない」を理由に行動を制限してしまうのは、実はすごくもったいないことなのです。
なぜなら、教師になれば月給とボーナスが安定して支給される からです。一般企業のように業績によって給料が大きく変動することはなく、勤続年数とともに少しずつ昇給もしていきます。もちろん無駄遣いはよくありませんが、必要な自己投資を「お金がないから」と諦めるのは、将来の自分にとって損になりかねません。
たとえば、春休みに海外旅行をすることで「異文化を学ぶ」経験ができたり、資格を取ることで「教員としてのスキルアップ」につながったりします。こうした経験は、将来の仕事にもプラスになります。「お金がないからできない」ではなく、「価値のあるものにお金を使う」という視点を持つことが大切です。
また、教員は金融教育の知識が不足しがちです。お金の管理や運用を学ぶことも、将来の豊かな生活につながる自己投資です。たとえば、「固定費の見直し」「貯蓄や投資の基本を学ぶ」など、今のうちから少しずつ意識していくと、安定した収入をより有効に活用できるようになります。
教員がお金を貯める方法って・・
実は、あるんです!!
ノボルが実践していることについての記事はコチラ!
「お金がないから…」と諦める前に、「これをすることで、自分の未来はどう変わるか?」 を考えてみましょう。教師の仕事は、学び続けることが大切。春休みの過ごし方次第で、4月からの充実度は大きく変わります!
まとめ

いかがだったでしょうか。4月から教員になるあなたがこの春休みどのように過ごしたらいいかがわかりましたか?
- とにかく体験する
- 出会いたい人に会いに行く
- 海外旅行・国内旅行
- 自分が好きなもの・得意なことが何かを探る
- 資格取得
- ストレス発散できる方法を見つける
- 仕事着を準備する
- 朝方の生活リズムに慣れる
教員1年目の春休みは、単なる「休み」ではなく、4月からの自分の働き方や生き方を決める大切な準備期間です。特に、「とにかく体験する」ことは、子どもたちに学びの楽しさを伝えるために欠かせません。自分が経験したことは、授業や日常会話の引き出しになり、子どもとの信頼関係を築く大きな力になります。
また「誰とつながるか」も重要です。尊敬する先生や、教育の世界に限らず視野を広げてくれる人との出会いは、自分の教員生活を豊かにします。そして、「お金がないから…」とチャンスを逃さず、必要な自己投資をすることも大切です。教師の収入は安定しているからこそ、「未来のために今できること」を考えておくことが、長く楽しく働く秘訣になります。
さらに、ストレス発散の方法を見つけたり、仕事着を準備したり、朝型の生活リズムに慣れたりすることは、4月からの毎日をスムーズにするカギ。無理なく働ける環境を整えることが、子どもたちと笑顔で過ごすための土台になります。
新年度は、子どもたちにとっても、あなたにとっても新しいスタートです。春休みにできることを一つずつ実践し、4月から 「子どもも大人も笑顔になる」教員生活 を始めましょう!
以上、「【教員1年目必見】4月から教員デビューするあなたへ伝えたい春休みの過ごし方8選」という話題でした。
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