共育

これで差がつく!学校の先生が春休みにやるべきこと10選!

忙しいママ先生

あ~。1年間終わった。もう、何もしたくない!

ノボル先生

1年間おつかれさまでした!3月中にやるべきことができていたら、4月に慌てなくなりますよ!一緒に考えていきましょう!

こんにちは。ノボルです。教育、子育てを共育=「大人も子どもも笑顔になる」と捉えて、頑張っている若手先生や仕事と家事育児の両立に悩んでいるママパパさんの力になりたいと発信しています。

  • 学校の先生って春休みに何をすればいいのだろう
  • 春休みにできることをすれば新年度から楽にできると思うけど、何からすればいいのかな。
  • 春休みにやるべきことを教えて!

一般的に、子どもが登校しなくなる春休みは1年間の総まとめや新年度に向けての準備などで忙しいとされています。

私ノボルは現役小学校教師11年目になります。これまで、1年生の担任から6年生の担任まで全学年担任を経験しています。「子どもと大人が笑顔になることが教育」だという信念のもと、向き合ってきました。10年以上の教師人生と我が家でも6歳の娘と2歳の息子を持つ父親です。失敗や挫折を繰り返し、ようやく仕事や家事育児の両立を心がけ、時短や仕事術の発信をしています。

この記事では、新年度でなく、3月31日までの春休みとしています。他の先生が気が抜けるタイミングである春休みに、コレをやっておいたら周りと差がつくことを10個解説します。

この記事を読めば、全学年担任経験と担任をしながら複数の校務分掌を掛け持つノボルが実践している「仕事ができる先生に見られたい」「憧れの先生」になるためのノウハウがわかります。

ノボルが父親として、そして10年以上教壇に立っている教師として培ってきた経験をこの記事に凝縮しました。「小学校の先生が春休みに何をしたらいいか」を知りたい人は最後まで読んでください。

ノボル先生ってこんな人!
  • 『大人も子どもも笑顔になる』がモットー
  • 現役小学校教師11年目。1~6年全学年担任経験あり
  • 教育、ビジネス、自己啓発などを中心に年間100冊以上の書籍を読破
  • 義務教育学校経験。小学校に所属しながら中1社会を担当経験
  • 学年主任の経験
  • 学級担任に加え、人権主担・生活指導部長・道徳推進教師など複数の校務分掌を掛け持ち
  • 病休経験→働き方を見つめマインドを整え小学校教員として復活
  • 娘と息子をもつ2児の父親『行動で示すカッコイイ父ちゃん』が目標
  • 1年間の育短(週に3日勤務、2日を育休)経験
  • 仕事と家事の両立をめざし、時短家事コーディネーター資格取得
  • 30歳を機に、フルマラソン挑戦。以降、毎年フルマラソン参加。

学校の先生が春休みにやるべきこと10選!

1年間の振り返り

今年度担任したクラスの1年間のふりかえりを自分自身で行います。私は4月当初に「こんなクラスにしたい」というビジョンを書きます。そのビジョンに対してどうだったかを振り返ります。項目は2つです。「できたこと」と「できなかったこと」です。あまり項目が多いとやりたくなくなるからです。この振り返りが自分の教師力を高めるものにつながります。簡単でもいいので、1度振り返る時間を取ってみてください。

荷物の整理(全処分の勢いで)

子どもに返すものは一掃されているはずですので、自分が使ったものや今後必要なものを選別します。ポイントは「基本全処分でいい」です。ICTで使うものや器具に関しては選別しますが、紙は必ずといっていいほどデータがあります。秒で捨てる!です。今年度をもって転勤が決まっている先生は、特に荷物整理の優先順位が高いはずですので、できる時から始めましょう。

公募系の整理

公募はミスをすると他の人に迷惑がかかるので、慎重に行う必要があります。ざっとこれぐらいはありますね。

  • 出席簿確認
  • 健康診断表を打ち込む
  • 歯科検査表を打ち込む
  • 指導要録(A)
  • 指導要録(B)
  • 出勤簿整理
  • 引継ぎ資料作成
  • 私立・公立中学校へ送る資料作成(6年担任のみ)
  • 私立へ入学する子用に送る資料を事務先生に確認(6年担任のみ)
ノボル先生

春休みに入ってからでなく、できることから始めていくと気持ちが楽になりますね。

引継ぎ資料作成

引継ぎ資料は、大きく「学級担任版」と「部会などの校務分掌版」があります。学級担任版は主に子どもの様子、保護者のこと、リーダー層、人間関係などを箇条書きで簡潔に書きます。校務分掌版は前任者から後任者へ業務のスムーズな移行を促進するために重要です。

私が部長を担うときに引継ぎがなく困った経験があり、「私みたいな人を出さないように」自分は作っています。ポイントは「1年間の見通しを伝える」です。方法は担当になった人が自分なりにシフトチェンジすればいいが、部長として1年間どう運営するかは学校によって千差万別。具体的なプロジェクトや特異点などをまとめます。メリットとして、時間の節約やミスの軽減、円滑な業務遂行が挙げられます。また、情報共有が円滑に行われることで、組織全体の効率向上やコミュニケーション改善にもつながります。

学年の先生へのお礼

1年間ともに子どもと向き合う同志として関わってきた学年の先生へのお礼を私はしています。その年によって、またその人によって変えます。例えばその人が今興味をもっている分野の本をプレゼントしたことや名入れのボールペン、USBメモリーを渡したことも。転勤する時には全員の先生方へお渡ししたことも。私は「渡したいな」と思う人に渡すと決めています。ただし、どんなことがあったとしても「1年間ありがとうございました」と感謝を伝えることは欠かさず行います。

来年度の教務必携購入

私は成績などはICTを活用しますが、日頃の週案や子どもの様子をメモする時には紙媒体の教務必携を使います。それは、付録などが学級経営に使えることがあるからです。ポイントは「それを持つとワクワクするか」で決めています。毎日欠かさず持つもので、気分が高まったり仕事へのモチベーションにつながったりが私は大事にしているポイントです。今私が使っているノートはコレです!森川先生はセミナーや学校公開会で実際に授業を見学したこともあり、私の憧れの先生の一人です。このことだけで、1記事書けますね!(笑)

ノボル先生

年度中のことを終えらえると、来年度のことをワクワクしながら考える時間をつくることができますね。

来年どんなクラスにしたいかを簡単に書く

この段階では、来年度受け持つ学年はわかっていないと思うので、あくまで簡単に書きます。ここで、「1年間の振り返り」が活きてきます。自分が今力を入れている分野ややってみたいことなどを参考に、「どんな学級にしたいか」のビジョンをイメージしておきます。ポイントは「想像だけでなく、書くこと」です。書いたものを残すことが目的でなく、書くことで思考が整理されるためです。

年度初めTODOリストを作成

4月が始まってからは本当に大忙しです。新たな担任発表があり、校務分掌も決まったら個人でやるべきことよりも学年や学校単位で動かないといけないことがたくさんあります。そんな中でも仕事と家事育児を両立していくために、楽しくごきげんに働いていくためにリストアップしていくことで、効率よく準備ができます。

読書

先生方、読書はしていますか?もしかしたら忙しくて本を読めていないという人もいるかもしれません。ちなみに、プロフィールにもありましたが、私は年間100冊以上本を読みます。本から学ぶということは、メリットだらけです。

忙しいママ先生

今はネットにいくらでも情報があるから大丈夫でしょ。

ノボル先生

その気持ちもわかります。

本を普段から読む習慣がない人は、長期休暇中に一冊でも読んでみましょう。
じゃあどんな本がおすすめなの?という方もいるはずですので、私が必ず春休みに再読する学びを得たおすすめの書籍をいくつか紹介します。

一旦リセットの時間

短い間しかないですがリフレッシュ期間を作りましょう。4月が1番いそがしいと言っても過言ではないぐらい業務に追われてしまいます・・・

ましてや異動にあたっていると本当にあっというまに過ぎてしまいます!!そこで、3月中にリフレッシュできているかが大事です。

仕事ができる人はスイッチの入れ方がめっちゃうまいんですよ~。

リフレッシュを挟むことで頭が冴えた状態で仕事に臨めます。上手な人は必ず少ない休みでも工夫してリラックスしています。リフレッシュの仕方は自分にあったことでいいですよ♪

  • 趣味に没頭する
  • 旅行に行く
  • 学生時代の友達と遊ぶ

仕事を考えずにできる最適なリフレッシュ法を編み出しましょう。ちなみに、私は必ず家族旅行に行きます。しかも、早いうちに予約をしちゃいます。そうすることで、3学期の仕事をその日までに終わらせ切るというリミットにもなるし、旅行が待っていると思うと、3学期を乗り越えられる気持ちになるからです。

ノボル先生

春休みこそ、自分の心を穏やかにリフレッシュする時間をつくりましょう。

以上、「これで差がつく!学校の先生が春休みにやるべきこと10選!」の話題でした。

年度末にするべきことについてはコレ!

家庭での時短アイディアについても発信しています。

ほいじゃあね~👋

ABOUT ME
ノボル先生@共育×子育て×習いごと
\先生こそ自分らしく笑顔で働こう/子どもも大人も笑顔になる習い事を発信|共育=子どもも教師も成長がモットー|小学校教師11年目全学年担任経験。小中一貫校勤務経験|授業満足度毎年9割の授業づくり発信|2児の父親。育短(週に2日育休)1年間取得|時短家事コーディネーター|年間100冊読書|毎年フルマラソン完走|パパママの笑顔が最幸の子育て