こんにちは。クラスの子どもから「先生!マラソン頑張ってな」と言われ、来月に出場する大会に向けて燃えているノボルです。
教育、子育て、習い事を共育=「大人も子どもも笑顔になる」と捉えて、頑張っている若手先生や仕事と家事に追われるママパパさんの力になりたいと発信しています。
さて今回は「習慣」編ですね。
学校現場では、授業や行事だけでなく、同僚との関係も重要な要素です。特に初任者や若手の先生にとって、職場での信頼を得ることは不安の一つかもしれません。
周りの先生に自分がどう映っているか不安だワン。
しかし、特別な才能が必要なわけではありません。ちょっとした習慣を意識するだけで、職場での信頼を高め、同僚に愛される存在になれるのです。
同僚に愛されるなんてスゴイ!教えて教えてニャン!
ボクも失敗を経験してきて今があるので、ノボルの経験則でお伝えしたいなと思っています!
今回の記事では、10年以上教壇に立ち続ける現役小学校教師ノボルが今でも実践している、職場で信頼される先生が実践している5つの習慣を紹介します。
どれも簡単に始められるもので、日々のちょっとした工夫が大きな成果を生むでしょう。初任者や若手の先生でも「これならできそう!」と思える内容ばかりです。ぜひ、日々の実践に取り入れて、信頼を勝ち取ってください。
- 初任者や若手の先生でも簡単に始められる習慣
- たくさんのお金を必要としない習慣
- 同僚から信頼を勝ち取れる方法
ざっとあげただけで、これぐらいですね!
さらに!ノボルのブログでは、読者のみなさんがすぐに取り組めるよう、超具体的なアクションプランが書かれていますので、最後までお読みください!
今回は、こんな人に読んでもらいたいです。
- 信頼される先生になりたいと考える初任者や若手先生
- 職場での信頼関係を築きたいと考えている、初任者や若手の先生
- 職場でのコミュニケーションが苦手で同僚との関係を改善したいと思っている先生
子どもも大人も笑顔に。
ボクがこうして情報を発信しているのは、子どもも大人も笑顔である生活をたくさんの先生にしてほしいからです。
まずは、ノボルの自己紹介から!
- 『大人も子どもも笑顔になる』がモットー
- 現役小学校教師11年目。1~6年全学年担任経験あり
- Q-Uによる学級満足度90%越え
- 教育、ビジネス、自己啓発などを中心に年間100冊以上の書籍を読破
- 義務教育学校経験。小学校に所属しながら中1社会を担当経験
- 学年主任の経験
- 学級担任に加え、人権主担・生活指導部長・道徳推進教師など複数の校務分掌を掛け持ち
- 病休経験→働き方を見つめマインドを整え小学校教員として復活
- 娘と息子をもつ2児の父親『行動で示すカッコイイ父ちゃん』が目標
- 1年間の育短(週に3日勤務、2日を育休)経験
- 仕事と家事の両立をめざし、時短家事コーディネーター資格取得
- 30歳を機に、フルマラソン挑戦。以降、毎年フルマラソン参加。
自分が授業しているところを動画で撮る
授業中の自分の振る舞いは、意外と自分では気づかないものです。そこで、授業を動画で撮影することを習慣にするのは、授業力を磨くために非常に効果的な方法です。録画した映像を見返すと、授業中に無意識にとっている動作や口調、子どもとのやり取りの仕方が客観的に確認できます。
ボクも毎回、録画を見るたびにあちゃ~。って反省点が必ずあります。
例えば、子どもの質問に対する対応が十分でなかったり、話すテンポが速すぎたりといった改善点が明確に見えることがあります。
教師にとって、授業は最も重要な仕事の一つです。
つまり、授業力を高めることこそが、教師としての信頼を得るための基本です。
動画を見返すことで、自分のスキルを冷静に分析し、より良い授業へと改善する努力を重ねていけば、子どもたちはもちろん、同僚や上司からも信頼される存在になるでしょう。同僚は、あなたが子どもたちに対して真剣に向き合い、授業をブラッシュアップしている姿を評価するはずです。
ボクが実践している授業記録についての記事はコチラ!
「教師の本道は授業である」という言葉が示すように、授業力を高めることが教師の本質的な役割です。子どもたちにとって価値のある学びの場を提供することで、教師自身も成長し、同僚や保護者、学校全体からの信頼を得ることができます。動画での自己分析を通じて、授業の質を向上させ続ける姿勢が、職場で尊敬される教師への道を開くのです。
教師は授業で勝負、子どもの姿で勝負していきたいですね!ボクももっともっと磨かないと!
継続して働ける身体をつくる運動を習慣化
教師という職業は体力を必要とする場面が多く、健康な身体が仕事の質に直結します。しかし、鍛えることが全てではありません。人間の身体は30歳を境に徐々に退化していくことが研究で明らかになっており、無理に過度なトレーニングをする必要はありません。
重要なのは、この退化を少しでも緩和し、長く健康的に働ける身体をつくることです。
そのためには、過度な筋力トレーニングよりも、日々の生活に取り入れられる軽い運動やストレッチを習慣にすることが効果的です。
毎日の短時間のウォーキングやヨガ、デスクワーク中のストレッチなど、無理なく続けられる運動を取り入れることで、心身のバランスが整い、疲れにくい身体を維持できます。体力の維持を目標にすることで、日々の仕事に余裕を持って取り組めるようになるでしょう。
教師は忙しいのに運動する時間なんかないニャン・・
- ジムなんか行けない・・
- 忙しいから自分のために使える時間なんか・・
- 何からしたらいい分からない・・
そんなあなたには、現役小学校教師であり育休取得した2児の父親でもあるボクが実践している健康習慣をまとめた記事を読んでみてください!
- 「忙しい」からを理由にせず、今日の帰宅の道のりをいつもより多く歩いてみる
バイブル本を読み返す
本を読むことは、常に新しい知識や考え方との出会いをもたらします。特に教師にとって、バイブルとなる一冊を持つことは、自分の教育観を磨き続けるための大きな支えになります。
「本を読むことは最高の出会い」と言われるように、一冊の本があなたの教え方や考え方に大きな変革をもたらすこともあるのです。
しかし、近年、教師界には「忙しいから本を読む時間がない」「実践だけで十分だ」といった考え方が蔓延しており、まるで本を読まないことが一種の流儀のように感じられる場面も少なくありません。
しかし、それは時代遅れの考えです。情報があふれる現代だからこそ、知識の源泉である本を通して、自分を成長させることが必要です。
また、バイブル本を一度読むだけではなく、繰り返し読み返すことで、その都度新しい気づきや視点が得られます。例えば、過去に抱えていた悩みが、読み返すことで別の解決策として見えてくることもあります。
これにより、成長した自分に応じて、同じ本でも異なる影響を与えてくれるのです。常に学び続け思考を深める姿勢が、信頼される教師への道を開いてくれるでしょう。
どんな本から読んだらいいかわからないワン。
そんなあなたに、年間100冊以上書籍を読むノボルが厳選した、若手先生や初任者の先生に読んでほしい本をまとめた記事はコチラ!
この中から「読んでみたいな!」と思ったものがあれば、一度手に取ってみて読んでみてほしいなと思います。
手に取って読まれた先生は感想を教えてくださると嬉しいな☆
教師という職業は、自らが成長し続けることが求められます。バイブル本を定期的に読み返すことは、その成長を支える大切な習慣です。
ボクも教師生活10年目を超え、現場では中堅と呼ばれる世代に。そんな中堅の先生たちとお互い切磋琢磨するために、まとめた記事はコチラ!
先輩から勧められたことをやってみる
職場で信頼を得るための第一歩は、経験豊富な先輩教師からのアドバイスを素直に受け入れ、実際に試してみることです。大きな変革を目指す必要はなく、授業準備の工夫や子どもとの接し方など、明日からできる小さなことから始めることが大切です。
完璧を目指しすぎず、まずは「動き出す」ことが、成長への第一歩となります。誰に見せるものでもなく、失敗を恐れる必要もないため、気軽に即行動に移すことが大事です。
さらに、仕事のアドバイスだけでなく、趣味やプライベートに関することを勧められた場合も、積極的に取り入れてみると新しい視点が広がります。
例えば、運動や読書といった趣味が、結果的に授業のアイデアにつながったり、プライベートでの充実感が仕事のモチベーションを向上させることがあります。学校運営のアイデアや子どもとの関わり方が、趣味やプライベートでの経験から生まれることも少なくありません。
即行動に移すことで、経験値が積み上がり、自信へとつながります。仕事だけでなく、プライベートのアドバイスも実践することで、教師としてだけでなく、全体的な成長が促されます。
小さな一歩を積み重ね、継続して実践していくことが、職場での信頼と自己成長の鍵となるのです。
- 今までやってみたいけどやれなかったことを紙に書き出してみる
理想のあり方を書き出してみる
忙しい毎日の中で、つい目の前の仕事に追われ、自分の理想や生き方を考える時間を持つことが難しくなりがちです。
しかし、そんなときこそ立ち止まり、自分の未来を見つめ直すことが大切です。
その一歩として、自分の理想のあり方を書き出してみることをおすすめします。
まず、どんな教師でありたいのか、どのような人間として成長していきたいのかを具体的に言葉にすることで、漠然としたイメージがはっきりと形になっていきます。
例えば、
- 「子どもに信頼される先生になりたい」
- 「仕事とプライベートのバランスを大切にしたい」
- 「カッコイイ」と言われる人になりたい
このような自分にとっての理想を紙に書き出してみると、目指すべき方向がより明確になります。
自分の理想を視覚化することは、忙しさに埋もれて見失いがちな目標や夢を再確認するきっかけとなります。
また、自分の目指す未来が明確になれば、日々の行動や選択にも一貫性が生まれ、長期的な視点で自分を成長させることができます。
日々の忙しさに追われて、自分の生き方を見失わないためにも、この機会に一度立ち止まり、自分の理想をじっくりと考える時間を取ってみましょう。自分の未来に対して意識的に向き合うことで、仕事や生活全般において、より充実した人生を送るための土台が築かれるでしょう。
その中でも、今すぐにでもできるアクションプランを紹介します。
- 相手が話していることをメモしてみる
相手が話していることをメモしてみる
相手の話をメモすることは、内容を理解するだけでなく、相手に対する敬意や関心を示す重要な行動です。会話の中でメモを取ることで、相手は「自分の話が真剣に受け止められている」と感じ、それが大きな信頼関係につながります。
特に職場では、会議や打ち合わせなどの場で、ただ聞いているだけではなく、具体的にメモを取る姿勢を見せることで、同僚や上司に対してプロフェッショナルな印象を与えることができます。
また、メモを取る習慣が身につくことで、相手の細かい意図やニュアンスを逃さず受け取ることができるようになります。これは、自分が重要な場面で的確な対応をするための土台となり、自然と信頼を得ることにつながります。
大切なのは、メモを取ること自体が「話を聞いている」という積極的な姿勢を相手に伝える手段だということです。
この小さな行動が、相手とのコミュニケーションを円滑にし、信頼を深めるきっかけになります。即行動に移し、習慣化することで、周囲からの信頼を少しずつ築き上げていくことができるでしょう。
人生の羅針盤を作る
理想の自分に近づくために、自分の人生の目標や価値観を明確にする「人生の羅針盤」を作成することは大変有意義です。これは、自分が進むべき方向を見失わないための指針となり、日々の行動や選択に一貫性を持たせてくれます。
A4の紙に手書きで自分の目標や大切にしている価値観を書き出すことで、具体的なビジョンがはっきりと見えてきます。また、デジタルツールを活用することも一つの方法です。
私自身は、マインドマップ作成ツール「MindMeister」を使って、自分の人生の羅針盤を作成したことがあります。ツールを使うと、ビジュアル的に整理され、複雑な考えもわかりやすくまとめられます。
ノボル自身が自分を見つめるために大切にしていること、自分のありのままを大切に生きることは、この記事に詳しく書いています。
手書きでもツールでも、自分の価値観や目標を視覚化することは、理想の自分へ向かう第一歩です。この「人生の羅針盤」を定期的に見直すことで、忙しい日常の中でもブレない軸を持ち続けることができるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。1つはやってみようと思えましたか?
- 自分が授業しているところを動画で撮る
- 継続して働ける身体をつくる運動を習慣化
- バイブル本を読み返す
- 先輩から勧められたことをやってみる
- 理想のあり方を書き出してみる
信頼を獲得することは決して簡単ではありません。一朝一夕で得られるものではなく、日々の小さな行動の積み重ねが鍵となります。相手の話をメモすることや、先輩からのアドバイスを素直に受け入れ、実際に行動に移すことなど、一見地味な取り組みが、やがて大きな信頼へとつながっていきます。
忙しい日々の中で、自分自身の成長や理想の姿を見失わないように、「人生の羅針盤」を作ることも大切です。
読者の皆さんが、少しずつでも自分にできることから始めることで、確実に信頼を築いていけるよう、寄り添いながら応援しています。
ともに、がんばりましょう!
以上、「【同僚に愛される先生の条件】職場で信頼を得る先生が実践する習慣5選」という話題でした。
ほいじゃあね~👋