こんにちは。プール指導が始まり、肌がこんがりしているノボルです。
教育、子育て、習い事を共育=「大人も子どもも笑顔になる」と捉えて、頑張っている若手先生や仕事と家事に追われるママパパさんの力になりたいと発信しています。
さて今回は、「夏休み編」ですね。
先生って夏休みは全部休みなんでしょ?
この質問、友人から聞かれるランキング上位ですね(笑)
みなさんも、ここが気になるのではないでしょうか。
- 小学校の先生って夏休みは何してるの?暇なの?
- 小学校の先生はどれくらいの休みが取れるの?
- それって1年目から取れるの?周りの先生に気を遣うの?
その一つ一つに今回は答えていきたいと思います。
今日は、ノボルの夏休みの仕事も大公開しちゃいます!
まずは、ノボルの自己紹介から!
- 『大人も子どもも笑顔になる』がモットー
- 現役小学校教師11年目。1~6年全学年担任経験あり
- Q-Uによる学級満足度90%越え
- 教育、ビジネス、自己啓発などを中心に年間100冊以上の書籍を読破
- 義務教育学校経験。小学校に所属しながら中1社会を担当経験
- 学年主任の経験
- 学級担任に加え、人権主担・生活指導部長・道徳推進教師など複数の校務分掌を掛け持ち
- 病休経験→働き方を見つめマインドを整え小学校教員として復活
- 娘と息子をもつ2児の父親『行動で示すカッコイイ父ちゃん』が目標
- 1年間の育短(週に3日勤務、2日を育休)経験
- 仕事と家事の両立をめざし、時短家事コーディネーター資格取得
- 30歳を機に、フルマラソン挑戦。以降、毎年フルマラソン参加。
1年目から夏休みの休みは取れるの?
結論から言うと、「2年目以降の先生よりは研修が多いが、取れる!」です。
夏休みは校内の研修や市町村研修などが日頃よりも多くあります。その研修は基本全員参加です。経験年数関係ありません。
ですが、1年目の先生は「初任者研修」というものがあります。
市町村単位ではなく、都道府県レベルで法定研修となります。
そのため、大原則参加しないといけません。
研修以外については、基本的に年次休暇を取得して休むことも可能です。
休みをいただく場合は、書類を提出するだけでなく、
校長先生や教頭先生などの管理職の先生に一言、休むことを伝えることも忘れてはいけません。
学学年の先生にも「〇日はお休みをいただきます」と伝えておくと、より丁寧で喜ばれますよ!
小学校の先生って夏休みはどのくらい取れるの?
この質問もよくもらいますね~!
結論、「2週間は可能。人によっては3週間」かな。
小学校の先生が長期に休みを取得できる、1番はやはり夏休みだと思います(3学期制の場合)
夏季特別休暇で5日間、年次休暇で5日間といった感じですね。
特に8月のお盆あたりは日直の先生以外は職員室は閑散としているイメージですね。
ノボルは生活指導担当をしていて挨拶回り等がありますが、それでも2週間はいただいてますね!
夏休み前半7月中は主に校内研修が多い!
これは、各学校によって異なりますがノボルが勤務した過去3校を比較しても、7月中には校内研修が詰め込まれることが多いですね。
研修を組む側も8月はゆっくりしたいですし(笑)
ノボルが勤務する学校では、今年度の7月中はこのような感じです。
- 7月22日(月)・・小中連絡会
- 7月23日(火)・・5年林間学校
- 7月24日(水)・・5年林間学校
- 7月25日(木)・・何もなし
- 7月26日(金)・・人権部からの研修
- 7月29日(月)・・学力部からの研修
- 7月30日(火)・・人権部からの研修
- 7月31日(水)・・生活指導部からの研修
ざっと予定をまとめるとこんな感じですね。
校内研修は基本参加です。そのため、休みを取るとなると難しいです。
ノボルは30日の研修と31日の研修で校内研修の講師をすることが決まりました!準備をしないと~。
夏休みの間に1.2回あるのが日直の仕事
学校の先生には、日直の仕事があります。
仕事内容はこんな感じです。
- 郵便物の受け取り
- 朝の新聞の受け取り
- 各学年の植えている植物の水やり
- 電話対応
- 来客対応
- 転校生が来る場合の書類確認
- 校内施錠(退勤前)
- プールの水質管理
これぐらいでしょうか。
規模の大きい学校だと、夏休みに日直が回ってこない学校もあります。
ボクがこれまで勤めた中では、夏休み中に1回は回ってくるイメージですね。
ボクは、日直にあたっている日に教室でしなくてよい事務仕事を1日で終わらせる日に設定していますね。
夏休みの間に終わらせておきたい事務仕事
夏休みなどの子どもが登校しない時にこそ終わらせておきたい事務仕事がいくつかあります。
ボクが勤め始めた10年以上前と今とでは、デジタル化が大きく進んだ関係でだいぶ少なくなりました。
ざっとこんな感じです。
- 保健関係の仕事・・歯科検診のデータ入力
- 要録の並べ替え(データ化がまだなら)
- 1学期の時数チェック
- 出張書類で未提出がないかチェック
- 年休書類の記入
- 自己申告票
これらの仕事は日直の時に1日~2日あれば終わります。
特に「自己申告表」については、夏休みに完成しておくとアドバンテージですね。
だいたい9月ごろに管理職の先生から「自己申告表の第2回目の締め切り」が話されます。
イメージは、9月下旬から10月上旬ですね。
ボクは、夏休みに完成させ、管理職のアナウンスがあったらすぐに提出し、いつも一番乗りで「ノボル先生はいつも早いね!」と言われるほど(笑)
事務書類こそ子どもが登校しない時にまとめて1日で完結したいですね!
2学期計画を夏休み中にして2学期も定時退勤を!
夏休み中に2学期の準備を進めることで、新学期のスタートをスムーズに迎えられます。
例えばボクならこんなことをします!ボクが勤務している学校は算数の少人数担当の先生がいらっしゃって、その方から算数のノート案はいただけます。そこで、算数以外のことについて時間を使います。
- 国語の単元計画(2学期のメイン教材)
- 社会の単元計画(9・10月までの)
- 運動会 団体演技の計画
- 宿泊行事の準備・計画・連絡など
一旦は、これだけ進めておけばOK!!
教科書や教材の確認、授業計画の作成、行事の準備など、事前にできることは多岐にわたります。特に、子どもたちの学習進度を把握し、それに基づいたカリキュラムを組むことで、授業の質を高めることができます。
また、教室や学年廊下の掲示物などを再確認し、作品が焼けてしまうことのないようにしましょう。
2学期の授業準備を夏休みに行うことは、咄嗟の出張や生指対応など、やれるだけできていて損はなし!
夏休み中に教員の自己投資を!読書に浸ろう
夏休みは教員にとって、ただの休息期間ではありません。自己成長の絶好の機会でもあります。忙しい日常から一歩離れ、自分自身に投資するための時間を作りましょう。
特に読書は、新たな知識や視点を得るための最良の方法です。教育関連の本はもちろん、異なる分野の書籍もおすすめです。読書は、創造力を刺激し、問題解決能力を高めるだけでなく、生徒たちに新しい学びの方法を伝えるための貴重なインスピレーションを与えてくれます。
どんな本を読んだらいいの?
そんなあなたのための記事はコチラ!
この夏、教室を離れて本の世界に浸り、自己投資を実現しましょう。読書の時間が、あなたの教育に新たな風を吹き込むことでしょう。
忙しい日々の中で忘れがちな自分自身の成長を、この夏の読書で取り戻しましょう。
毎年100冊以上読破するノボルは、夏休みに3冊~4冊を各分野ごとに読んでいます!今は、自己啓発やビジネス書がたまらん!!
先生・教員の夏休みは長期旅行のチャンス!
夏休みは教員にとって、日常の教室から離れ、自分自身をリフレッシュする絶好の機会です。この時期を利用して、長期旅行に出かけることを強くおすすめします。
ちなみにノボルはこの夏、北海道旅行をします!
新しい場所や文化に触れることで、視野が広がり、教育に新たなインスピレーションをもたらすことができます。特に、旅行中に撮った写真は、子どもたちに見せることで教室に生き生きとした話題を提供できます。
子どもたちは、実際の風景や文化を知ることで、教科書だけでは得られないリアルな学びを経験できます。
昨年の夏は宮古島旅行に行き、離島のポスターを現地の方からいただき、学年廊下に掲示していました!
さらに、旅行を通じて教材に使えるものを探すのも一つの楽しみです。博物館や自然公園、歴史的な建造物などを訪れ、その場所にまつわるエピソードや資料を集めることで、授業内容をより具体的かつ興味深いものにすることができます。
例えば、地元の市場で買ったお土産や、訪れた地域の伝統工芸品などは、実物を見せることで子どもたちの興味を引き付けることができます。
旅先での経験や発見は、教員自身の成長にもつながります。新しい環境に身を置くことで、自分の教育スタイルや考え方を見直す機会にもなります。また、旅の途中で出会う人々との交流は、多様な価値観や考え方を理解するきっかけとなり、それを教室に持ち帰ることで、子どもたちにも多様性を尊重する姿勢を伝えることができます。
この夏休み、ぜひ長期旅行に出かけてみてください。新しい発見や経験は、あなたの教育に新たな風を吹き込み、子どもたちにとっても刺激的な学びの材料となるでしょう。旅行を通じて、自分自身を豊かにし、教室に戻ったときにその成果を生徒たちと共有する喜びを味わいましょう。
小学校の先生は夏休みに何してるの?の答えは・・
いかがだったでしょうか。
先生の夏休みについてざっと書きました。
もちろん仕事もちょくちょくいくことになりましたが、今年度も2週間近くお休みをいただく予定にしています。
先生って夏休みは結構休めるのね!
子どもたちが学校に来ているときには休むことができないので、長期休みはたっぷり取ろうといった感じですね!
ただボクの場合、夏休みはブログを書いたり研修に出かけたりと自分のやりたいことに時間を使っているからこそ、休息ではないという感じ。
夏の間も自分を磨き続けていたいから、ただただワクワクしているだけですね。
みなさんも夏休みにしかできないこと、見つけてみませんかー??
以上、「小学校の先生・教員は夏休みに何してるの?ノボルの仕事も大公開!」という話題でした。
ほいじゃあね~👋