こんにちは。ノボルです。小学校教師をしながら、子育てに関することや習いごとに関することで、みなさんのお役に立てたらいいなと発信しています。
絵本選びって、時には悩ましいものですよね。棚の中には色とりどりの世界が広がっていて、どれもが子どもたちの心を豊かにすることを約束しています。でも、大丈夫。絵本を選ぶときに大切なのは、読者の心がどれに引かれるか。今回は、迷える心に寄り添い、最高の絵本を見つけるヒントをお届けします。
今回は、「チキンライスがいく」を紹介します。作者は、はらぺこめがねさんです。はらぺこめがねさんとはどんな方か?「チキンライスがいく」の魅力とは?をまとめます。
作者 はらぺこめがねさんとは?
はらぺこめがねさんは、1983年徳島県生まれの原田しんやさん、1982年大阪府生まれの関かおりさんによる夫婦イラストユニットの名称です。
食べることが大好きで「食べ物と人」をテーマに、絵本製作や挿絵、ワークショップなどの講師など、幅広く活動をされております。
はらぺこめがねさんの絵本を開くと、そこに広がるのは温かで優しいイラストと心温まるストーリーの世界です。独自の絵画スタイルは、子どもたちだけでなく、大人たちの心にも響きます。キャラクターたちの表情や風景の描写が、読者を絵本の中に引き込んでくれます。
また、はらぺこめがねさんの絵本には、子どもたちが成長する上で大切なテーマが散りばめられています。友情、家族の絆、健康的な食事の大切さなど、はらぺこめがねさんの作品は豊かなメッセージが詰まっています。子どもたちが楽しみながら学び、心豊かに成長する手助けとなることでしょう。
『チキンライスはいく』の魅力3選
豊かな想像力を刺激するストーリー
「チキンライスがいく」は、ただの食べ物ではなく、冒険の中心となります。例えば絵本の冒頭で、帽子の形をした頭の部分がチキンライスの主人公。その主人公が「よっこらしょ」と立ち上がります。
チキンライスとともに異世界へ飛び込む展開は、子どもたちの想像力を刺激し、新しい世界への探求心をくすぐります。食べ物の持つ力を通じて、子どもたちに無限の可能性を感じさせる絵本です。
健康的で美味しい食事の大切さを教える
食べることは成長する子どもたちにとって欠かせない活動です。この絵本では、チキンライスが冒険の途中でどんな食材と出会い、一緒に作る料理がどれほど大切なのかが描かれています。はらぺこめがねさんが描く作品の特徴に、「食べ物のリアルさ」が挙げられます。例えば、「にくのくに」と作品も、登場する料理がとてもリアルに描かれています。
視覚的に楽しみながら、子どもたちに健康的で美味しい食事の大切さを教えることができるでしょう。
家族との共感を促す心温まるエピソード
「チキンライスがいく」の最後は、チキンライスと卵との出会いがあります。それは、オムライスの誕生。オムライスにするには、チキンライスと卵は切っても切れない関係であります。つまり、切っても切れない関係を表現し、その上で家族や友達などとの絆にも置き換えることができます。
子どもたちは主人公と共感し、自分の切っても切れない関係のことを考えることができます。心温まるエピソードが豊富に詰まったこの絵本は、読むたびに子どもたちの心を温かくし、家族との時間を大切にする気持ちを育むでしょう。
こんなレビューが!
グリーンピース入りのチキンライスが進み続ける絵本です。
https://booklog.jp/item/1/4251099184
道中で様々なものと出会い、様々なことが起こります。
それはまるで人生のようです。
そして、何があっても動じないチキンライスが格好いい。
「チキンライスがいく。」一体どうやって?どこに?タイトルを読んでそんな疑問を抱えながら早速ページをめくると、足が生えたチキンライスが!?
チキンライスがいく
てくてくあるいていくチキンライスがてくてく歩きながら様々な似た形のものに出会う、繰り返しのお話。最後はふわふわな黄色いものに包まれ、とろとろの赤いものをかけられて…。
https://booklog.jp/item/1/4251099184
まとめ
「チキンライスはいく」の魅力は、
- 豊かな想像力を刺激するストーリー
- 健康的で美味しい食事の大切さを教える
- 家族との共感を促す心温まるエピソード
「チキンライスがいく」は、子どもたちの心をくすぐり、成長の一翼を担う素晴らしい絵本です。豊かな想像力、健康的な食事への理解、そして絆を築くきっかけとして、この絵本を手に入れてみてはいかがでしょうか。子どもたちが愛し、成長に役立つ「チキンライスがいく」の世界に、一緒に飛び込んでみませんか?