こんにちは。ノボルです。
今回は、子育てに欠かせない、絵本の紹介です。絵本って子どもの育ちにだけでなく、親である大人にも影響を与えてくれます。
今回、紹介する本は「食べ物シリーズ」の中からにしました。
子どもは、食べ物の本が大好きです。子どもが好きな食べ物や興味のある食べ物が美味しそうに描かれていることで、子どもの食への興味や関心を高めることができます。
そして、絵本を通して、食べ物の大切さを学ぶことができます。
では、絵本を紹介する前に、そもそも「なぜ絵本の読み聞かせが子育てによいのか」「絵本を選ぶ時のポイント」を合わせて説明していきます。
1.絵本の読み聞かせがなぜ子育てに良いのか。
みなさんは、絵本の読み聞かせをしますか。
我が家では、毎日朝起きてから、長い時間ではなくとも、私が娘、息子にすることが多いです。絵本の読み聞かせは子育てに良いというのは、どこでも聞く話だと思いますが、なぜそれほど良いと言われているのか。私なりに、読み聞かせのメリットを考えてみました。
- 親子のコミュニケーションのきっかけになる
- きれいな絵を見て、感性が豊かになる
- いろいろな世界に触れることで、知的好奇心が刺激される
- 場面を想像することで、想像力が育つ
- 言葉の表現を知ることで、語彙力が育つ
親子のコミュニケーションのきっかけとすることで、そこで育まれたことが社会に出たときの「コミュニケーション能力」を育むためにも大切です。
「想像力」は、相手の気持ちを想像し、理解するために必要です。
「語彙力」は、自分の気持ちをより正しく、豊かに表現するために必要です。
少しの時間でいいんです。
そのひと時の時間と空間の中に親と子が共にいて、
絵本という歓びの世界があり、読み手と聞き手とがその歓びをわかちあい、
共有するということは、とても大切なものを親子に提供してくれるのです。
2.絵本を選ぶ時のポイント3選
絵本の選び方と一言で言っても、たくさんのポイントがあると思います。ここでは、5歳の娘と2歳の息子をもつ父親で、育休を取得した経験がある私ノボルが意識している「絵本の選び方3選」を紹介します。また、今回は〇歳向けというのではなく、どの子どもたちにも共通するようなポイントを紹介します。
2-1 絵が鮮明であること
いくら言葉が魅力的で面白い絵本でも、絵が質素だったり分かりにくいものは良い絵本とはいえません。絵だけで内容が理解できるほど、表現豊かに描かれている絵本を選ぶようにしましょう。
また、カラフルな絵本を選ぶことも重要ですが、淡い、繊細なタッチの絵本を選んで読み聞かせをすると、文章を読み聞かせるときに「この絵って何かな?」や「この色ってどうやって描くのかな?」など、絵を使って会話を膨らませることもできます。
2-2 言葉の響きがよいもの
絵本を読むときには、親である私たちが、声を出しますよね。その言葉を子供達が耳にしたときに、楽しいと感じるものが良い絵本だと言えるでしょう。
なぜなら、言葉の響きを楽しむのも絵本の醍醐味の一つだからです。そのため、内容だけでなく耳で聞いた時に楽しめるような言葉がある絵本を選ぶと良いです。
例えば、リズミカルなリズムのある言葉や、面白い擬音語が繰り返されている絵本は子供達の心をぐっと惹きつけます。
その読み方を工夫するのが、私たち親の腕の見せ所!少しぐらい誇張していいんです!楽しく、子どものリアクションが笑顔になるように読みましょう!そのような文章表現がある絵本は、子供達の言葉をより豊かにしてくれますよ。
2-3 シンプルでわかりやすい話を選ぶ!
絵本というのは、さまざまなジャンルがありますが、名作絵本といわれるものは、どれも話の内容がシンプルです。読み終わるころには、「どんな話だったか」が子どもにも、大人にも納得できます。
つまり、話がシンプルで、子供がわかりやすい」絵本を選ぶ!も忘れてはなりません。
これは子供だけでなく、大人も共通ですが、
誰でもわかりにくい話は、聞きたくありませんよね。年齢や子供の反応によって、絵本の話の難易度は変えていくことは必要ですが、
子供の反応があまり良くない場合は、もっとわかりやすいシンプルな話の構成の絵本を、選んであげることが大切です。
なお、これはよくありがちなのですが、絵本を読み聞かせた後に「必ず感想を聞く」というのは、控えましょう。
たまには、「この絵本どうだった?」と聞いて、家族の会話にすることはありますが、絵本を読み聞かせたら「感想もセット」というのは、かえって子どもが絵本を嫌いになる要因になるともいわれています。
3.想像とお腹を刺激する絵本ならコレ!
「にくのくに」
この絵本は、さまざまな種類の肉料理が登場する絵本です。肉料理の見た目や味の描写がとてもリアルで美味しそうなので、子どもたちの食欲をそそります。また、ページをめくるたびに、新しい肉料理が登場し、子どもたちの興味をひきつけます。
あらすじ
にくのくにの王様たちによる真面目で面白い争い!
肉の国は色んな国の王様が自分のお城を構えて暮らしています。
今日は肉の国一番の王様を決める大事な日。
初めに出てきたのは…ローストビーフ王!ページをめくると美味しそうなローストビーフが描かれています。
次に出てきたのは、カラアゲ王!次のページにはジューシーで美味しそうな唐揚げがレモンと共に描かれています。
お次はハンバーグ王、次はテリヤキチキン王、ソーセージとハム王、トンカツ王…個性豊かな王様と美味しそうなお肉たちがたっぷり!
そして最後はスキヤキ王。「スキヤキはみんなで たべると もっと おいしくなるぞよ!」と言われて、王様全員がすき焼きを食べます。
みんなお腹いっぱいになり、みんなでごろん。誰が一番なんてもうどうでもよくなってしまいました。もう、どのページのお肉もリアリティあふれる繊細なタッチで、読んでいる親がお腹がグ~って鳴っちゃいそう。
魅力的なお肉を笑いながら楽しめる面白い一冊です。
4.まとめ
あ~。このブログをつくっていた私が、お腹がすいてきちゃいました(笑)
今回のまとめです。絵本の読み聞かせは、こんなにもメリットがあります。
- 親子のコミュニケーションのきっかけになる
- きれいな絵を見て、感性が豊かになる
- いろいろな世界に触れることで、知的好奇心が刺激される
- 場面を想像することで、想像力が育つ
- 言葉の表現を知ることで、語彙力が育つ
また、絵本を選ぶ時のポイントは、
- 絵が鮮明であること
- 言葉の響きがよいもの
- シンプルでわかりやすい話を選ぶ!
というものです。子どもを喜ばせる前に、親である大人が喜びながら読める本を選ぶことで、ホッと笑顔になれる瞬間をつくっていきましょう。
以上、「【幼児】想像とお腹を刺激する絵本ならコレ!」という話題でした。
ほいじゃあね~👋
~前向きにしてくれる言葉~
子育てを楽しむ時間の一つとして、絵本の世界を楽しもう