こんにちは。数年に一度の大寒波の中、体の芯まで温まるサウナに大ハマりのノボルです。
教育、子育て、習い事を共育=「大人も子どもも笑顔になる」と捉えて、頑張っている若手先生や仕事と家事に追われるママパパさんの力になりたいと発信しています。
私ノボルは現役小学校教師11年目になります。これまで、1年生の担任から6年生の担任まで全学年担任を経験しています。
10年以上の教師人生と我が家でも7歳の娘と4歳の息子を持つ父親です。失敗や挫折を繰り返し、ようやく子育てと教育には共通するものがあるなという答えに辿り着くことができました。
さて今回は「4月から教員になる人」編ですね。
4月までに用意しないといけないものってあるの??
働き始める前に、今知りたいニャン!
今から紹介するものだけを用意しておけば大丈夫!ムダはよくない!
新年度のスタートを控え、「4月までに何を準備すればいいのか…?」と悩んでいる新任の先生へ。学校現場では、教材研究や学級経営だけでなく、実は“持ち物”が仕事のスムーズさを左右することも多いもの。 必要なものを揃えておけば、4月からのスタートダッシュが格段に楽になります!
「でも、何を用意すればいいの?」と迷っているあなたのために、 最低限そろえておけば間違いなしの『必需品15選』 を厳選しました。現役教師がリアルな視点で「実際に使っているもの」だけを紹介するので、ムダな買い物をせずに済みます。
例えば、「ボールペンやノートは学校支給で足りる」と思っていませんか? 実は、現場では 書きやすく疲れにくいペン や すぐにメモできるコンパクトなノート があると、業務効率がグンとアップします。また、意外と見落としがちな“予備の上履き” は、雨の日や汚れたときの強い味方。さらに、時間管理に役立つデジタルタイマー や 子どもと円滑にコミュニケーションを取るためのアイテム も必須です。
この記事を読めば 「とりあえずコレを揃えておけばOK!」 という安心感を持って4月を迎えられます。 忙しくなる前に、必要なものを揃えて万全の準備を!
- 新任教員が4月までに準備すべき必需品15選 を厳選し、実際に役立つ理由を具体的に解説。
- 無理して買わなくてもよいもの を紹介し、学校現場に備え付けられていることが多い点を指摘。
- ムダな出費を防ぐコツ として「使うか不明なものは後から購入する」という考え方を提案。
ざっとあげただけで、これぐらいですね!
今回は、こんな人に読んでもらいたいです。
- 4月から教員デビューする新任の先生
- 何を準備すればいいか迷っている教育実習生や内定者
- ムダな出費を避けて効率よく準備したい若手教員
子どもも大人も笑顔に。
ボクがこうして情報を発信しているのは、子どもも大人も笑顔である生活をたくさんの先生にしてほしいからです。
まずは、ノボルの自己紹介から!
- 『大人も子どもも笑顔になる』がモットー
- 現役小学校教師11年目。1~6年全学年担任経験あり
- Q-Uによる学級満足度90%越え
- 教育、ビジネス、自己啓発などを中心に年間100冊以上の書籍を読破
- 義務教育学校経験。小学校に所属しながら中1社会を担当経験
- 学年主任の経験
- 学級担任に加え、人権主担・生活指導部長・道徳推進教師など複数の校務分掌を掛け持ち
- 病休経験→働き方を見つめマインドを整え小学校教員として復活
- 娘と息子をもつ2児の父親『行動で示すカッコイイ父ちゃん』が目標
- 1年間の育短(週に3日勤務、2日を育休)経験
- 仕事と家事の両立をめざし、時短家事コーディネーター資格取得
- 30歳を機に、フルマラソン挑戦。以降、毎年フルマラソン参加。
新任教員が4月までに準備する必需品15選

仕事着
新任教員にとって、清潔感があり、動きやすい仕事着 は必須。特に小学校では、子どもと一緒に動く機会が多いため、ストレッチ性のあるパンツや速乾性のシャツ がおすすめ。また、突然の行事や保護者対応に備えて、ジャケットやキレイめな服装も1着 用意しておくと安心です。季節の変わり目には、重ね着しやすいアイテム を選ぶと、寒暖差に対応できます。
「服装で信頼感が決まる」と言っても過言ではないので、適切な仕事着をそろえましょう。
男性・女性それぞれの服装についての記事はコチラをご覧ください!より詳しくまとめていますので!
かばん
学校で使うかばんは、A4サイズの書類やタブレットがすっぽり入るもの が必須。業務でプリントや教材を持ち帰ることも多く、自立するトートバッグやリュックタイプ がおすすめです。
ボクがこれまで10を超えるかばんを通勤として利用してきました。その中でオススメできるトートバック、リュックタイプはコチラです!
また、耐久性のある素材で雨の日でも安心な防水タイプ なら、天候を気にせず使用可能。
荷物が多くなりがちな教員生活では、軽くて肩に負担がかかりにくいものを選ぶのがポイント。収納ポケットが多いかばんなら、小物類の整理もスムーズにできます。
上履き・体育館シューズ
1日中履くことになる上履きは、軽くてクッション性があり、疲れにくいもの を選ぶのが鉄則。特にスリッポンタイプ なら、さっと履けて便利です。
また、体育の授業や行事で体育館を使用することも多いため、別途体育館シューズも準備しておくと安心。
基本的にはスニーカーでOK。注意点は、クロックスはやめておきましょう。
なぜなら、「機能的に学校現場に適していないから」
滑りにくく、足をしっかり支えるものを選べば、運動時の安全性も確保できます。予備の上履きを用意しておけば、突然の汚れや破損にも対応できるので、2足用意しておくのも◎。
印鑑
学校では、印鑑を押す機会が想像以上に多いです。出席簿、通知表、各種申請書類など、毎日のように使うため、 スムーズに押せるシャチハタ(浸透印) を用意しておくのがベスト。
ただし、正式な書類には朱肉を使う印鑑が必要な場合もあるため、 認印も1つ用意 しておくと安心です。キャップ付きやストラップ付きの印鑑なら、紛失防止にもなり、業務がスムーズに進みます。
学校現場ではまだまだハンコ文化が残っていますね・・。
スタンプ
提出物の確認や子どもへのフィードバックをスピーディーに行うために 「OK」「よくできました」などのスタンプを準備すると効率が上がります。特に低学年の指導では、 スタンプを活用することで子どものやる気を引き出す効果も。
オリジナルのメッセージ入りスタンプや、インク内蔵タイプを選べば、手軽に使えて作業時間を短縮 できます。「先生が丁寧に見てくれている」と感じてもらうためにも、活用したいアイテムです。
スケジュール帳
学校生活は 行事や締め切りが多いため、スケジュール管理が必須です。 月間&週間スケジュールが書き込める手帳なら、業務の見通しが立てやすく、やるべきことを整理しやすくなります。
ちなみにボクが使用しているスケジュール帳はコチラ!
スケジュール帳はもちろん、巻末にある日記・作文に使える120選は超使えますよ!
また、会議や保護者対応の予定も記録できるため、 手帳を1冊持っておくだけで仕事がスムーズ に進みます。デジタル派の先生は、 Googleカレンダーやスマホのスケジュールアプリと併用 するのも◎。自分に合った管理方法を見つけましょう。
タイマー
授業やテスト、朝の支度時間の管理にタイマーは欠かせないアイテム です。特に視覚的に残り時間がわかる「時間が見えるタイマー」 は、子どもに時間の意識を持たせるのに効果的。
音量調整ができるものや、マグネット付きで黒板に貼れるものを選ぶと使い勝手が良いです。また 「あと○分で終わるよ!」と声掛けするだけでなく、タイマーを活用すると、子どもが主体的に動きやすくなるというメリットもあります。
ただし、すでに教室に設置されている学校も増えてきているので、優先順位は後でも大丈夫!
3色ボールペン
黒・赤・青の3色ボールペンは、教員の必需品。 黒は通常の記入、赤はチェックや強調、青はメモや補足用にと使い分けられるため、1本で効率的に仕事ができるのがメリットです。授業準備や会議の記録、子どものノート添削など、 さまざまな場面で活躍します。
ちなみにボクは毎日欠かさず3色ボールペンを持っています。愛用はコレ!なんといっても、書きやすさ!
A7メモ
私にとってこのA7メモこそ、自分を磨く最強のツールの一つだと思っています。現在持っているメモ帳は、NO35です。それだけ毎日書き溜めてきた自負があります。
どんなことをメモするのか?
それは、「授業の記録・子どものつぶやき」です。
小さくて持ち運びしやすいA7サイズのメモ帳は、すぐにメモを取るのに便利。学校では突発的な連絡や指示が多く、忘れないようにメモする習慣が重要です。
ポケットに入るサイズなら、移動中や立ったままでも書き込みやすく、 忙しい現場でサッと取り出せるのがポイント。 さらに、子どもの発言や気づきを記録するのにも役立ちます。 「あとで書こう」と思っても忘れがち なので、すぐにメモできる環境を整えておきましょう。
パソコン
教員の仕事の大半はPC作業が必要。学校によっては支給されることもありますが、処理速度が遅かったり、自由に使えなかったりするため、自分用のノートPCを持っていると格段に仕事が進めやすくなります。
「時短」を軸に発信しているノボルが使用しているパソコンはコチラ!
値段がそこまで高くなくても大丈夫!使いやすさにおいては、「Mac」こそシンプル!
指導案や学級通信の作成、授業スライドの準備など持ち運びがしやすく動作がスムーズなものを選ぶのがコツ。 クラウドストレージと連携できると、自宅でも効率的に作業できます。
バインダー
提出書類やプリントを整理するために、バインダーは必須。学校では配布物が多く、整理しないとすぐに埋もれてしまうため、「提出用」「保管用」など用途別に分けて管理すると便利。
オススメはコレ!
持ち運びしやすいA4サイズを選び、表紙が丈夫なものを用意すると、カバンの中で折れにくくなります。「何がどこにあるか」が一目でわかる環境を整えれば、探し物の時間を減らし、業務効率もアップ。
水筒
学校では意外と水分補給のタイミングが少ないため、水筒を用意しておくと◎。 忙しいと 気づかないうちに脱水や疲労が溜まりがちなので、 適度に水分を取ることが集中力を保つカギ。
また、 コンビニや自販機に行く手間やコストを省ける のもポイント。保温・保冷機能付きのものなら、季節を問わず快適に飲める のでおすすめ。 職員室や教室に常備できるサイズ を選ぶとちょっとした空き時間に手軽に水分補給ができます。
ホッチキス
学級だよりやプリントをまとめるのに欠かせないホッチキス。 学校には備え付けのものもありますが、職員室まで行く手間を省くために、自分用を持っていると便利。さらに 「大容量タイプ」「針なしホッチキス」などもあると用途が広がる。
授業準備や配布資料の整理がスムーズになるので、 文具の中でも優先して用意しておきたいアイテム。 なくても困らないと思いがちですが、 実際に使う頻度はかなり高い ので準備を忘れずに!
「ホッチキスはどこに置いたかな?」と迷われる、そこのあなた!職員室をいかに整理整頓できているかは、職場の先生からの信頼にもつながりますよ。
そこで、こんな記事を書きました!時短家事コーディネーターでもある私ノボルが実践している職員室整理整頓術はコチラ!
シール類
子どもへの声かけや評価の際に、シールは大活躍。 特に低学年は、「シールをもらえる=先生に認められた」と感じ、学習や生活へのモチベーションが上がる。
例えば、 宿題チェックや発表のご褒美などに活用できるため、かわいいデザインやメッセージ入りのものを用意 しておくと◎。 小さな工夫で子どもたちとの関係性を築く ことができるため、 いくつかの種類をストック しておくと役立ちます。
チョークホルダー
チョークを使う場面が多い先生には、ホルダーがあると便利。 直接持つと 手が汚れたり、折れたりしやすいですが、ホルダーを使えば スマートに板書ができる。 また、長時間書いても指が疲れにくいというメリットも。特に、小学校の先生は毎日各教科の授業を行います。確実に黒板を頻繁に使うので、必須アイテム。 学校に備え付けがない場合もあるため、自分専用のホルダーを持っておくと、どの学校でもすぐに対応できます。
無理して買わなくてもよいものって??

- 文房具
- ファイル
- パソコン台
- 書類ケース
順番に説明していきましょう。
文房具
ボールペンや付箋、のり、セロハンテープなどの基本的な文房具は、学校現場にあることが多いため、最初から個人で揃える必要はありません。特に職員室には、共有の文具が備え付けられていることが多く、「買ったけど結局使わなかった…」というケースも少なくありません。自分の使いやすいものを後から買い足すのはOKですが、最初は様子を見てからでも遅くないでしょう。
ファイル
書類整理用にクリアファイルやバインダーをたくさん用意するのは要注意。 学校では、すでに多くのプリントが配布され、それらを学校支給のファイルで管理する場合もある ため、最初から買い込むのはもったいないです。
年度が始まってから、自分の仕事のスタイルや必要な整理方法が見えてくるため、「これが足りない」と感じた時に必要な分だけ購入するのが賢い選択です。
パソコン台
ノートパソコンを使う際に高さを調整するパソコン台は、あると便利ですが必須ではありません。 そもそも学校のデスクは高さが調整可能な場合もあり、また、 教室や職員室の環境次第では、パソコンを置くスペース自体が限られることもあります。
さらに、持ち運びを考えると かえって邪魔になるケースも。 実際に職場のデスク環境を確認してから、本当に必要か判断するのがおすすめです。
書類ケース
「書類を整理するためにケースを用意しなきゃ」と考えるかもしれませんが、実際には学校に既存の棚や引き出しがあり、わざわざ個人で買う必要がないことがほとんど。 むしろ、最初に買ったもののサイズが合わなかったり、意外と使わなかったりすることもあります。
まずは学校の収納スペースを活用し、それでも整理が難しい場合に、最適なものを選んで購入する方が無駄がありません。
まとめ

いかがだったでしょうか。4月から教員になる先生が準備するものはココに書かれているものだけで一旦は大丈夫です!
- 仕事着
- かばん
- 上履き・体育館シューズ
- 印鑑
- スタンプ
- スケジュール帳
- タイマー
- 3色ボールペン
- A7メモ
- パソコン
- バインダー
- 水筒
- ホッチキス
- シール類
- チョークホルダー
4月からの教員生活に向けて、「何を準備すればいいの?」と不安に感じている人も多いでしょう。でも、心配はいりません。まずは最低限の準備をしておけば、十分にスタートできます。
この記事に書かれているモノだけを準備すれば大丈夫☆
この記事では、すぐに役立つアイテムを紹介しました。動きやすい服や、書類を持ち運びやすいかばん、履きやすい上履きなど、日々の仕事を快適にするものが中心です。ほかにも、スケジュールを管理しやすくする道具や、時間を上手に使うためのアイテムもあります。これらを準備しておくと、日々の業務がスムーズになります。
一方で、文房具やファイルなど、学校に用意されていることが多いものは、慌てて買う必要はありません。実際に働き始めてから必要かどうかを見極めることで、余計な出費を防ぐことができます。
最後に、 4月からの教員生活を迎えるあなたへ。 教員の仕事は大変なこともありますが、その分やりがいと喜びにあふれた素晴らしい仕事です。
子どもたちは、あなたが来るのを楽しみに待っています。準備がすべて整っていなくても大丈夫。大切なのは、子どもと向き合う気持ちと、一歩ずつ前に進む勇気。 どんな場面でも、「子どもたちと楽しい毎日をつくろう!」という気持ちがあれば、きっと乗り越えられます。
あなたの挑戦を応援しています!
以上、「【用意はコレだけ】新任教員が4月までに準備する必需品15選」という話題でした。
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