こんにちは。ノボルです。小学校教師をしながら、子育てに関することや習いごとに関することで、少しでも人の役に立てればいいなと発信しています。
- 働きながら子どもの習い事の送迎って大変だよな。
- 習い事を平日に通わせるなんて無理だな・・。
- 子どもが成長するために習い事を平日に通わせる方法を教えて!
一般的には、習い事は土日だけ行うところよりも、平日にも開催しているところが多いですが、働きながら送迎するのは大変ですよね。
私ノボルは小学校教師をして11年目になります。これまで、1年生の担任から6年生の担任までを経験しています。「子どもと大人が笑顔になることが教育」だという信念のもと、向き合ってきました。10年以上の教師人生と我が家でも6歳の娘と2歳の息子を持つ父親です。 失敗や挫折を繰り返し、ようやく子育てと教育、そして習い事には共通するものがあるなという答えに辿り着くことができました。
この記事では夫婦共働きで平日も忙しい親御さんが、平日にお子さんを習い事に通わせることができる方法を5つ厳選して紹介します。
この記事を読めば、「あの習い事を子どもにさせたいけど、平日だから」と諦めていたあなたが、平日にお子さんを習い事に通わせることができます。
私が父親として、そして10年以上教壇に立っている教師として培ってきた経験をこの記事に凝縮しました。「習い事を平日にでも通わせて子どもを成長させたい」と思っている人は、最後までお読みください。
なぜ休日じゃダメなのか?
基本的に休日であれば親御さんもお休みになることが多いのだから、休日に習い事をすればいいのでは?と考えた方もいるのではないでしょうか。なぜ休日ではなく平日に習い事を通わせるのがいいのか?について解説します。
家族時間が少なくなる
子どもとの時間は、彼らの成長や幸福感にとって極めて重要です。休日は、学校や習い事などの日常から解放され、家族との結びつきを深めるための貴重な機会となります。例えば平日では行けないような遠出をしたり、朝から一緒にご飯をつくったりなど子どもたちは親とのコミュニケーションや共有した経験を通じて、自分のアイデンティティを形成し、安心感や愛情を得ます。
我が家は6歳の娘が習い事をしています。ですが、休日に習い事をさせずに平日に通わせています。それはなぜか。「休日に家族時間を増やす」ためです。私たち夫婦はともに小学校教員をしています。そのため、休日が土日です。土日は家族一緒に過ごす時間に考えています。休日の家族との時間は、単なる遊びや娯楽だけでなく、子どもたちにとっての学びや成長の場でもあると考えているからです。
家族との会話や共同のアクティビティは、感情の表現や社会的なスキルの向上につながります。また、親子で共有された楽しい思い出は、子どもたちの心に深く刻まれ、将来にわたって彼らを支える強い土台となります。
休日に家族と過ごすことは、子どもたちにとって安定感や信頼感を築くとともに、親子関係を強化します。これがあることで、子どもたちは自分の感情を親に打ち明けやすくなり、家庭が彼らにとって居場所となります。
結果として、子どもたちは健康的な精神を養い、社会との良好な関わりにも対応できるようになります。休日は、家族との絆を深め、子どもたちの心身の健康をサポートする大切な時間なのです。だから、休日の時間を習い事にあてず、家族との絆を深める時間にするのです。
休日に習い事が被ってしまう
サッカーや野球など、大人数のチームスポーツの場合、どうしても練習や試合が休日に行うことが多いです。すると、複数の習い事をする場合、休日に重なることに。被る習い事が増えると、子どもたちは過密なスケジュールに追われ、休息の時間が削られてしまいます。心身の成長においては、ストレスなしにリラックスし、自己表現や自主性を育むことが不可欠です。休日にもっと余裕がなくなれば、子どもたちは疲れやストレスを抱え、本来の学びや楽しみが損なわれかねません。
習い事が被ることで、子どもたちは本来得られるはずの多様な経験や学びを逃すことになるともったいないです。バランスのとれたスケジュールを確保し、休日には様々な経験との調和を図ることが、より豊かな成長に繋がるでしょう。
家族時間を増やし休日による重複をなくすために、休日ではなく平日に通わせるたいですね。
共働きでも可能!子どもの習い事を平日に通わせる方法7選!
送迎付きの習い事や民間学童の利用
送迎付きの習い事や民間学童の利用は、共働きの親や忙しい生活を送る家庭にとって便利なオプションです。これらのサービスは、子どもたちが学びや遊びを楽しむ一方で、親が仕事や他の用事に集中できるような環境を提供します。
送迎付きの習い事では、プログラムの一環として送迎が用意されており、親が直接送迎する必要がありません。これにより、親の仕事や予定が不規則な場合でも子どもたちが安心して習い事に参加できます。また、仕事が終わるまでの時間を有効活用できるため、家庭と仕事の両立がしやすくなります。私が住んでいる地域でも、スイミングスクールや塾での送迎バスが巡回しています。これだと、親としては交通事故等の心配は少なく、安心して通わせることができます。
民間学童は、学校が終わった後や休日に子どもたちを預かり、様々なアクティビティや宿題のサポートを提供します。送迎も含まれており、親が仕事や他の用事に追われている間も安全かつ充実した環境で過ごすことができます。また、学童内では友達との交流やリーダーシップの機会も増え、社会性や協力心が養われます。
これらのサービスは、忙しい現代社会において子育てと仕事の両立を支援し、子どもたちには安心して成長する環境を提供します。
祖父母に送迎をお願いする
祖父母に送迎をお願いすることも1つの方法です。普段からコミュニケーションをとっているなら、親としては頼みやすいです。また、子どもが大きくなるとこういった習い事の送迎は減るので、「今だけ」と思いきって頼みましょう。
祖父母が送迎を担当することで同時に、祖父母にとっては孫との交流の機会となり、家族全体の連帯感が強まります。祖父母の経験と知恵を活かし、安心して子どもたちを預かることで、親は仕事や他の用事に専念でき、家庭全体が円滑に機能します。祖父母への感謝の気持ちと協力が家族関係を築き上げ、子どもたちは愛情に包まれた安全な送迎を受けることになります。
同じ習い事をしているママさんと交代制にする
少しハードルが高いかもしれませんが、これができると本当に楽になります。例えば近所でいつも子ども同士が遊んでいるなら、より頼みやすくなります。ただし全てを頼むだけでなく、交代制にしないといけません。交代制にすると、毎回の習い事で送迎をしていた時よりも回数が減ります。だから、親として仕事や家事に専念できます。
ちなみに我が家も、近所のお子さんと同じ習い事を通わせているので、この方法を使っています。毎回の時の送迎と比べ、負担は少ないし、我が子とその友達とのやり取りも間近で見られるので、おすすめです。ただし、この方法は、親御さん同士で関係をつくってからでないとできない方法ですね。
送迎の外注化
送迎の外注化は、共働きや多忙な家庭にとって効果的な解決策です。外部の専門業者に送迎を委託することで、親は仕事や他の用事に専念でき、子どもたちは安全かつ効率的に目的地に到達できます。専門の送迎サービスは、ドライバーの資格や車両の安全性を確保し、柔軟なスケジュールに対応することが期待できます。これにより、家庭全体のストレスが軽減され、子どもたちは習い事や学校行事に参加しやすくなります。
近所や居住地域の公共施設で開催している習い事に変更
近所の習い事に参加することで、送迎の必要がなくなります。最近では、各自治体が行っている公共施設での習い事も増えています。このような近場の活動に参加すると、徒歩や自転車で移動することができ、親が送り迎えをする必要が減少します。これにより、家庭のスケジュールが柔軟になり、親も子どももストレスなく習い事に参加できます。
近所の習い事はコミュニティ全体にとっても良い影響をもたらします。子どもたちは近隣の友達と一緒に活動することで、地域社会との結びつきを強め、共に成長します。また、送迎の手間が減ることで、親同士もお互いにサポートしやすくなります。
近所の習い事には家庭への負担が軽減されるだけでなく、子どもたちにとっては独立心や自己責任を培う機会ともなります。地元の資源を活かして行われる活動は、身近でアクセスしやすいため、子どもたちが自ら参加したいと感じることも多いでしょう。
オンライン習い事の導入
平日に習い事を通わせる際にオンライン習い事を導入することは、子どもたちにとって効果的で柔軟性のある選択肢です。オンライン習い事では、特定の場所に行かずに自宅から参加できるため、送迎が必要ありません。これにより、親や子どもたちは時間を有効に使い、他のスケジュールとの調整がしやすくなります。
また、オンライン習い事は地理的な制約が少なく、世界中の優れた教師やプログラムにアクセスできる利点があります。子どもたちは自分の興味や得意な分野に焦点を当て、自宅でトップクラスの指導を受けることができます。
オンライン習い事では、柔軟なスケジュールや自宅学習の環境が整い、子どもたちは個々のペースで学びを進めることができます。しかし、適度な休憩や対面の社交活動も考慮しながらバランスを取ることが大切です。オンライン習い事を通じて、子どもたちは新しいスキルを身につけながら、柔軟性や自己管理の能力も向上させることが期待できます。
働き方を変える
親の働き方を本質的に見直すことで、子どもの習い事を平日に通わせることが可能になることも多いです。柔軟な働き方を導入し、仕事と家庭の調和を図りましょう。リモートワークや週1回の早期退勤で仕事において物理的な制約を減らし、習い事の送迎に時間をあてることができます。
本質的な働き方の変革は、仕事と家庭のバランスを取るだけでなく、子どもたちが習い事に参加できる時間を生む。一方で、効率的な働き方が仕事の成果にも良い影響を与え、親子ともにストレスの少ない環境を構築することにもつながります。新しい働き方が親子の関係を強化し、子どもたちが夢を追い求める土台を支えることになるなら、見直す価値がありそうですね。
親の送迎の手間を省くことができれば、平日に習い事をさせることも可能になってきます。その工夫で休日の家族時間を確保することにつながります。
サポートを活用して、平日の習い事をあきらめない!
日々忙しい現代社会では、親や子どもたちが平日に習い事を続けることは簡単ではありません。しかし、「サポートを活用して、平日の習い事をあきらめない!」というのは、今回まとめたことを実践することができれば、忙しい共働きのみなさんでも、平日に習い事を通わせることはできます。
まず、家庭内での協力が不可欠です。親族や家族同士がお互いにサポートし合うことで、送り迎えや宿題のサポートが可能となります。これにより、親も子どもたちもスケジュールを柔軟に調整し、習い事を諦めずに続けることができます。家庭内の助け合いが、親子関係を深め、子どもたちの成長をサポートします。
次に、地域のサポートネットワークを築くことが重要です。近隣の親たちと協力し、送迎や情報の共有を行うことで、子どもたちが習い事に参加しやすくなります。地域全体で子育てを支え合うことで、親も子どももストレスを共有し、子どもたちの習い事への参加意欲を高めることができます。
さらに、現代技術を駆使したオンラインプラットフォームやアプリを活用することで、より柔軟で効果的なサポートを得ることが可能です。例えば、オンライン習い事は場所に縛られず、親も子どもも自宅から受講できます。これにより送迎がなくなり、時間の制約を解消することができます。オンラインプラットフォームを通じて、子どもたちは自分のペースで学び、新しいスキルを身につけることができます。
「サポートを活用して、平日の習い事をあきらめない!」というアプローチは、単なる時間配分の問題を超えて、家庭や地域、技術を巧みに組み合わせ、子どもたちが学びと成長の機会を逃さないようにする全体的な戦略を提示しています。送迎の負担がなくなることで、平日にお子さんを習いごとに通わせることができるようになります。そのためにはサポートを活かし、親子で協力し合い、さらには働き方を見直すチャンスとも捉える。その先に子どもたちの可能性を最大限に引き出すことができるでしょう。
以上、「習い事の送迎は当たり前?平日に共働きでできない時どうする?」という話題でした。
お子さんのために、時間とお金をかけて行うのが習い事。少しでも安心して通うことができる習い事が見つかるように発信しています。参考になったなと思った方は、他の記事も読んでください。
ほいじゃあね~👋