習い事

イライラしていない?習い事でやる気にさせる言葉とは?

こんにちは。ノボルです。小学校教師をしながら、子育てのことや習いごとのことで、みなさんの役に立てられたらいいなと発信しています。

みなさん、「やりたい!」と意気込んで、開始した習いごと。少し経つと、渋り出したり、時に「やっぱり辞める」って話したりっていう経験ありませんか。

そんな時に、まずどう受け止めますか。どう言葉を返しますか。子どもがこれまで味わったことがある体験やエピソードがここで活きてくると私は思っています。

子どもが「辞める」って言ったときに、どう声をかけていいのか悩むんだよね~。

子どもが自分でやりたい!って言ったのだから、意地でも続けさせていいのか?

そんなお悩みを解決します!どんな言葉をかけたらよいかを知ったうえで言葉をかけると、子どもの行動にも変化が生まれますよ!

子どもが新しい習い事に挑戦することは、彼らの成長と学習にとって素晴らしい経験です。しかし、時には難しい局面に遭遇し、モチベーションが低下することもあります。親や指導者として、子どもたちがつまづいた時にどのようなサポートが必要か、そしてどんな言葉が役立つのかを考えてみましょう。

子どもがつまずいた時にかける言葉5選

共感の言葉をかける

子どもがつまづいた時、まず大切なのは彼らの気持ちを理解することです。例えば、「大変だったね」「どんな気持ちかな?」といった共感の言葉をかけ、彼らの感情に寄り添いましょう。

挑戦を讃える言葉

失敗や困難は成長の一環です。子どもに向けて、「新しいことを学ぶのは難しいけれど、あなたが挑戦している姿勢は素晴らしい」といったポジティブな言葉で挑戦を讃えましょう。

過程を重視する言葉

成功だけでなく、過程も重要です。子どもがつまづいた時には、「大切なのは最初から完璧であることではなく、どれだけ努力して成長できるかだよ」と伝え、過程を楽しむことの重要性を伝えましょう。

協力とサポートを促す言葉

子どもに対して、「一人でできることもあれば、みんなで力を合わせることも大切だよ。助けが必要なら言ってね」といった言葉で協力とサポートを促しましょう。

失敗をチャンスと捉える言葉

失敗は新しい試みへのステップです。子どもに対して、「失敗は成功のもと。次にどうやって乗り越えるか考えてみよう」という言葉で、失敗をチャンスと捉える考え方を育みましょう。

なるほど!共感とポジティブな言葉をかけるといいんだ!

今までは、子どもの言葉を聞かず「続けなさい!」と押し通していました・・。

その気持ち、わかります。自分でやりたい!と言い出したのだから。となりますよね。私の子どものころのエピソードも参考にしてください。

ノボルのエピソード

私のエピソードを話しますね。私は子どものころに、水泳教室の習いごとをしていました。この水泳教室は月に1度、昇級試験がありました。はじめは、順調に級が上がっていき、ノボルも満足していました。しかし、ある一定の級になった途端、昇級試験でなかなか合格することができませんでした。

「自分はできない」「やっても次も合格できないんかな」と不安になり、習いごとを辞めようと母親に話したそうです。その母親がノボルにこんな言葉をかけてくれました。

それが、以下の言葉です。

「今の自分が100点満点や。あなたは、そのままでいい。」

その時、「えっ。」って思いました。だって、昇級できないということは、100点ではないと思っていたから。

その時には、考えられなかったあの言葉を今思い返すと、こういう言葉を伝えるために、今の自分ならたとえ話も加えてこう話します。

その人そのものが大切なものだということは、少し難しい。
たとえば今、自分に対して点数を付けてみよう。
100点満点で何点になるか、考えてみよう。
今、自分のことを60点だと考えたとしよう。
これなら、100点から40点足りないと考えた。
それは、勉強がちょっと苦手だったり、今の習いごとのやる気が出なかったりすることを考えたのかもしれない。そういう自分に足りないものを考えて60点にしたとしよう。


ここで、その人そのものが一番大切なものなのだということはどういうことかというと、何かが足りないと思って自分につけた60点という点数を60点は60点のままで、そのまま100点満点だと考えることだ。
40点の足りないところがあるけれど、その足りないものがあるままで100点なんだと考えること。
そう考えると、自分に何点をつけようとも、今これを考えていることが100点満点だということだ。
そういうことを忘れないでほしい。


何度も何度もそう考えることで、自分に信じ込ませるといい。勉強が苦手でも、運動が苦手でも、友達が少なくても、そういうできないこと苦手なことがある、そういう自分で100点満点なんだということ。 

まとめ

子どもがつまずいた時にかける言葉は、

  • 共感の言葉
  • 挑戦を讃える言葉
  • 過程を重視する言葉
  • 協力とサポートを促す言葉
  • 失敗をチャンスと捉える言葉

子どもが習いごとでつまずいた時、共感とポジティブなサポートが重要です。最初に子どもの感情に共感し、「大変だったね」「どんな気持ちかな?」といった言葉で寄り添います。そして、挑戦を讃え、「新しいことを学ぶのは難しいけれど、君が挑戦している姿勢は素晴らしい」と子どもの努力を称賛します。過程を大切にし、「最初から完璧であることではなく、どれだけ努力して成長できるかが重要だよ」と伝え、過程を楽しむ姿勢を促します。

また、協力とサポートを呼びかけ、「一人でできることもあれば、みんなで力を合わせることも大切だよ。助けが必要なら言ってね」と協力を奨励します。

最後に、失敗をチャンスととらえ、「失敗は成功のもと。次にどうやって乗り越えるか考えてみよう」という前向きな視点を持つように促します。

これらの言葉を通じて、子どもたちがポジティブな意識を育み、困難な状況を成長の機会と捉える手助けとなります。

まずは、信じること。その上で、「やっぱり辞める」となれば、スパッと辞めさせると私は考えます。子どもの意思を尊重という流れはありますが、私は親の意思も重要だと思っています。

以上、「【習いごと】習いごとで、子どもがつまづいた時にどんな声をかけたらよいか?」という話題でした。

ほいじゃあね~👋

ABOUT ME
ノボル先生@共育×子育て×習いごと
\先生こそ自分らしく笑顔で働こう/子どもも大人も笑顔になる習い事を発信|共育=子どもも教師も成長がモットー|小学校教師11年目全学年担任経験。小中一貫校勤務経験|授業満足度毎年9割の授業づくり発信|2児の父親。育短(週に2日育休)1年間取得|時短家事コーディネーター|年間100冊読書|毎年フルマラソン完走|パパママの笑顔が最幸の子育て