習い事

東大生の約半数が子どものときに習っていたものとは? 

東京大学は日本で最も難関とされる大学です。

その入学者の多くは、どのような幼少期を過ごしてきたのでしょうか。

実は、現役東大生の約半数が、子どものときに同じ習い事をしていたことがわかりました。その習い事とは、スイミング、ピアノ、英語・英会話の3つです。

これらの習い事が、東大生になるために必要な能力や素養を育てるのに役立ったのでしょうか。この記事では、3つの中でも「ピアノ」を取り上げ、メリットや始める時期、習うときにかかる費用などについて紹介します。

1.なぜ東大生にピアノ経験者が多いのか。

まずは、東大生の約半数が本当にピアノを習っていたのか。それを検証するために、東大家庭教師友の会の協力から、アンケートを行った結果です。

たしかに、約半数がピアノ経験者ですね。音楽教室系を含めれば、約63%にもなりますでは、なぜ東大生にピアノ経験者が多いのか。それは、2つの理由が挙げられます。

脳の刺激になる

ピアノは、楽譜を見ながら弾きます。一度に二つのことを行うというのは、難易度が高いことが要求されます。楽譜を見ながら、指を動かすということ。それは脳を駆使して音を出すことで、自然とできます。

習慣化が身につく

ピアノ教室は基本的に週に1回、教室に通うことが多いです。通うのは週に1回でも、それまでに家で練習しないと課題をクリアすることはできません。

基本的に毎日30分、1時間は練習することになります。毎日同じ時間にピアノの前に座り、練習をするということは、勉強を習慣化することにもつながります。

2.ピアノを習うときのメリット

子どものときにピアノを習っていたお母さんやお父さんは多いのではないでしょうか。

地域の中にもピアノ教室は比較的多くあり、習わせやすいものの一つです。

では、ほかの習いごとと違い、ピアノを習うとどんなメリットがありますか。

「できた!」という喜びから、自信がつく

曲を最後まで弾くことができたかどうかは、自分でも判断がつきます。そのため、先生に教わった弾き方を必死に家でも練習するでしょう。コンクールや発表会などの舞台で発表する場があるなら、練習のモチベーションにもなります。

その場で多くの拍手をもらうことができれば、自信がつくでしょう。

集中力がつく

ピアノを演奏するときは、両手と両足を一度に動かす必要があります。

脳のさまざまな分野が活性化されます。

楽譜を見て理解して弾くだけではなく、同時に奏でた音を耳で聴くことも求められます。

たくさんのことを一度にこなすマルチタスクの力が必要となります。高い集中力が身につけられます。

ピアノほど全身の感覚を一度に統合する必要性がある楽器は、ほかにはないと言われることもあります。

暗記力がつく

ピアノを習うと、楽譜を覚え、両手両足の異なる動きを覚えないといけません。覚えていてはじめて、美しい音色へと変化します。

集中力と暗記力は、曲の難易度が高ければ高いほど力がつきます。また、ピアノは思考力・判断力・表現力にもつながるといわれています。

リズム感覚がつく


リズム感を養うためにもピアノは効果的です。リズム感というと、楽器の演奏など音楽シーンでしか使われることがないように思われますが、実は英語や中国語などの語学においても役立ちます。

リズム感が鍛えられていると、英語など外国語を聞いたときに無意識に強弱のパターンを掴むことができます。発声も自然に真似をすることができます。

ピアノと英語をセットで習うと、相乗効果が得られやすいと言われているのは、こういった理由があるからです。

努力する習慣がつく

ピアノは毎日少しでも触れないと、どんどん感覚が鈍っていってしまう楽器です。

例え少しずつでも毎日練習を続ける必要があります。その結果努力する習慣が身につき、持続力が鍛えられます。

3.ピアノっていつから習ったらいいの?

習いごとをいつから始めるのかといった問いは、どの習いごとでも共通して悩むポイントですね。ピアノは親自身が子どものときに習っていたからと習わせる割合も高いです。

ピアノに関しては、目標によって効率よく習う方法が異なります。この選択が今後プロをめざしていく道に向かっているのか、それとも趣味となる道を進んでいるのか、はっきり分かれていきます。

プロをめざす、または音楽学校に通わせたい場合

プロをめざすなら、脳の発達が急激に成長している4歳から遅くても6歳までにはじめることをお勧めします。なぜなら、絶対音感を身に付けるとなると4歳から音楽に触れているということが望ましいと言われているからです。

ただピアノが上手なだけで良いと言うわけでなく、聴音や専門知識を必要とするためには、耳が育っていないといけません。

学校で演奏できるぐらい、音楽を楽しんでほしい目的の場合

学校で演奏会があり、ピアノの伴奏ができるぐらいのレベルなら、幼稚園~小学校入学でも遅くありません。

ピアノができると、クラスの子達から褒められる、認められる機会は多いです。それ以上に達成感を感じることが出来るので、音楽を楽しむのには絶好のチャンスとなります。

ちなみに私はピアノを全く習っていませんでしたが、目立つことが好きだったので、小学校の発表会のときに指揮者に立候補しました!(笑)

4.費用はいくらかかるの?

ピアノを習わせたいけど、費用が心配だという方も多いようです。

ピアノ教室と一言で言っても、ヤマハやカワイなどの大手教室もあるが、多くのピアノ教室は個人経営です。その方は、全日本ピアノ指導者協会に所属しており、約1万5千人いるそうです。その半数が協会の指導者検索サイトに登録しています。相場をまとめてみました。

例えば、ヤマハピアノ教室の場合、月3回・1回30分で、7000円~9000円。さらに施設費などは別途必要のようです。

私は少し高いなと感じたので、自分の家から通える範囲で個人で教室を開いている先生を探しました。個人の先生だと安くて5000円~8000円です。

5.まとめ

ピアノを習うメリットは、

  • 「できた!」という喜びから、自信がつく
  • 集中力がつく
  • 暗記力がつく
  • リズム感覚がつく
  • 努力する習慣がつく

ピアノを習う時期については、

  • プロや音楽学校に通わせる場合は、4歳から遅くても6歳までにはじめる。
  • 音楽を楽しむレベルの場合は、幼稚園~小学校入学でも遅くない。

費用については、

  • ヤマハピアノ教室の場合、月3回・1回30分で、7000円~9000円程度。
  • 個人で教室を開いている先生だと5000円~8000円程度。

子どもの習い事の基準って費用面だけでなく、目的や通わせやすさや規模など、難しいですよね。基準については、以前のブログでもまとめていますので、ぜひご覧ください。

https://www.noboru-kosodate.com/naraigoto-kijun/

まずは体験に行ってみましょう。子どもと先生の相性やレッスン内容と費用が見合っているかなど、自分の目で見ることをお勧めします。

以上、「東大生にの約半数が子どものときに習っていたものとは?」という話題でした。

ほいじゃあね~👋

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ABOUT ME
ノボル先生@共育×子育て×習いごと
\先生こそ自分らしく笑顔で働こう/子どもも大人も笑顔になる習い事を発信|共育=子どもも教師も成長がモットー|小学校教師11年目全学年担任経験。小中一貫校勤務経験|授業満足度毎年9割の授業づくり発信|2児の父親。育短(週に2日育休)1年間取得|時短家事コーディネーター|年間100冊読書|毎年フルマラソン完走|パパママの笑顔が最幸の子育て