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30代の私が育休を取得してわかったこと

こんにちは。ノボルです。今回は「育休をなぜ取得したのか」を書きます。私は、今小学校教師をしています。30代ですが、昨年度1年間は、パートナーが復職をするタイミングであったので、私が育児短時間勤務(育休を週2日取得)として働きました。

そこで、私がなぜ育休を取得したのか、育休を取得してわかったことなどをまとめました。

「少しでも育休を取ってみようかな」と思っている方の力になれたらと願っています。

1.なぜ育休を取得したのか

私が以前から育休取得には、興味がありました。「育休を取得することは、きっと小学校教師としての人生にも活きてくる」そう思っていました。でも、周りに育休を取得した方はいなく、相談する相手もいませんでした。

その現実は、裏を返すと、誰もやったことないこと。

私の人生観の一つに、「迷ったら、茨の道を選べ!」があります。人は、安全な選択肢を取りたいと思うもの。

でも、茨の道を選んだものは、その人にしか味わえない経験・景色を見ることができる。そのことが思いめぐり、あえて茨の道である、育休取得を選択しました。

その理由はというと、

ズバリ「環境を変える」ためです。

我が子が誕生し、これまでも育児に関わってきたつもりではありました。


しかし、パートナーがいないとやれないことだらけ。それならと家事・洗濯・食事などは積極的にと行動しました。

でも、ふとこんなことが頭によぎりました。

  1. 「授乳以外は、男でもできるのにオレまだまだやん」
  2. 「がんばっている感だけ、出していないだろうか。もっとできることないか。」
  3. 「もっとできるようになれば、カッコイイ父ちゃんになれる!」


 そのためには、時間的拘束が強い学級担任では、味わう経験が薄い。これからの教師人生を考えても、この1年間は絶対に無駄にならない。


 よし。今年は育休を2日取得した働き方を選ぼう!としました。

2.育休を取得してわかったこと

パートナーへの感謝が増した

我が家はパートナー、5歳の娘と2歳の息子の4人家族です。

パートナーがフルタイムで復帰し、家事の中心を担う中で子どもの保育園送迎や食事、洗濯など、さまざまな場面でこれまで丁寧にしてくれていたことへの感謝がありますが、中でも一つのエピソードを紹介します。


それは、「お風呂」でのことです。私と子2人の3人でお風呂に入るときに、我が子は2人とも皮膚が弱く、風呂上がりに数種類の薬を塗布します。2人ともすんなり風呂から出てくれればいいのですが、そんなにうまくいくこともありません。

そんな時にパートナーへの「感謝」が溢れました。「こんなにも大変だったんだ」みなさんにとっては、これぐらい当たり前!と思うかもしれませんが、私にとっては、この働き方を経験して知り得たことでした。

「保護者目線に立つこと」


6年生の担任をしていて、こんなことがありました。6年生は進学や今後のことに関しての資料が他学年より多くあります。○日までに提出してもらうものに関して、いつも提出が遅れる家庭は決まっています。


 その時に「なんで出してくれないのか」「出さないと困るのはあなたたちなのに」と正直思っていました。

育休を取得していた年は、毎日我が子の保育園の送迎をしていました。5歳の娘と2歳の息子ですので、持ち物が異なります。我が家では前の日の夜に用意を済ませようと心がけていますが、全てを確認もできず。

出発してから、自転車の上で長女が「ハンカチ忘れた!」や「通園ぼうしと体育帽間違えた!」とよくあります。


 その時に、「あっ。保護者の方も学校のことは後回しにしているわけじゃないんだ」と体感しました。私のように、どの家庭のみなさんも我が子のことが大好きで、我が子がしていること、我が子が通っている学校のことを考えないわけがありません。それでも、忘れることが多々あるのだから。。。


これは、今後の保護者の方との関わりに大きく響くなと感じます。

お会いしたときや電話連絡ですぐに「困ります」と言うのではなく、「○○さん、大変でしたね」と、そっと寄り添う共感フレーズから入る。
 育休を取って自分ごととしての経験によって、意識がより強くなることはとても多いなと実感が増す日々です。
 

3.まとめ

今回は、30代で育休を取得してこんなことがわかった!という、私の実体験を書きました。まだまだ、わかったことはここに書いたことだけでなくたくさんで、本当に勉強になりました。しかも、子育ては育休が終了したら終わりではなく、今もなお現在進行形です。いえることは、「育休を取得して悪いことなんか一つもない」ということです。


 正直、私は子どものためというより、自分の成長のために取得したという気持ちが強いです。そんなことを言うと、「誰のために取得したんだ」と言われても仕方がありません。

ですが、それが私のありのままで私はこの選択を最高だと感じています。職場のみなさんをはじめ、たくさんの方に感謝の気持ちでいっぱいです。

以上、「30代の私が育休を取得してわかったこと」という話題でした。

ほいじゃあね~👋

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ABOUT ME
ノボル先生@共育×子育て×習いごと
\先生こそ自分らしく笑顔で働こう/子どもも大人も笑顔になる習い事を発信|共育=子どもも教師も成長がモットー|小学校教師11年目全学年担任経験。小中一貫校勤務経験|授業満足度毎年9割の授業づくり発信|2児の父親。育短(週に2日育休)1年間取得|時短家事コーディネーター|年間100冊読書|毎年フルマラソン完走|パパママの笑顔が最幸の子育て