こんにちは。ノボルです。小学校教師をしながら、子育てに関することや習いごとに関することで、少しでも人の役に立てればいいなと発信しています。
- ピアノはいろんな子が習っているけど、ピアノ以外の音楽ってどんな習い事があるのか?
- 音楽系の習い事をさせてみたいけど、何からさせたらいいのだろう?
- 最初は無難なピアノがいいのかな?
一般的には、音楽の習い事といればまず挙げられるのがピアノ。ピアノだけが効果があるのか。実は、そうではありません。ですが、何から習えばいいかを迷いますよね。
私ノボルは小学校教師をして11年目になります。これまで、1年生の担任から6年生の担任までを経験しています。「子どもと大人が笑顔になることが教育」だという信念のもと、向き合ってきました。10年以上の教師人生と我が家でも6歳の娘と2歳の息子を持つ父親です。 失敗や挫折を繰り返し、ようやく子育てと教育、そして習い事には共通するものがあるなという答えに辿り着くことができました。
この記事では、習い事を選ぶのが初心者の方が、「ピアノだけじゃなく、こんな楽器の習い事があるのか」と新しい発見がある内容となっています。
この記事を読むと、音楽のもっているチカラを理解され、あなたのお子さんが興味をもって習うことができる習い事と出会うことができます。
私が父親として、そして10年以上教壇に立っている教師として培ってきた経験をこの記事に凝縮しました。「音楽系の習い事をさせたい」と思っている人は、最後までお読みください。
楽器・音楽系の習い事をするメリット
学習能力・表現力の向上
音楽を演奏することは複雑な脳の活動を必要とします。リズムやメロディを理解し、楽器を演奏するためには集中力や協調性も必要です。これらの要素は脳の発達を促進し、学習能力や問題解決能力の向上に寄与します。また、楽器を演奏することは感情やアイデアを音楽を通じて表現する手段を提供します。子どもが自分の考えや感情を音楽を通して表現する経験は、コミュニケーション能力や自己表現力を向上させます。
協力心・忍耐力の育成
アンサンブルやオーケストラでの演奏は、他の演奏者との協力が不可欠です。リーダーシップや協調性を養うことで、チームワークの大切さを理解し、人間関係の構築に役立ちます。さらに楽器の練習には時間と努力が必要です。子どもが定期的に練習し、継続的に取り組むことで忍耐力や毅力が養われます。困難に直面しても諦めずに努力し続けることの重要性を学びます。
自己評価と自信の向上
楽器や音楽の習い事は、子どもたちにとって自己評価と自信の向上に大きな影響を与えます。演奏する中で成長を実感することで、自分の能力や努力の結果を客観的に評価しやすくなります。成功体験や定期的な練習によって、子どもは自分に課せられた課題を克服し、その過程で得た実りを感じることができます。また、発表会や演奏会などで他人の前で演奏する経験は、自分の才能を誇示する場となり、それによって自己評価が高まります。
メリットがこれだけある習い事だったら興味があるわ。でも、音楽系の習い事って値段が高いイメージがあるんだけど。
おっしゃる通り。値段が高い習い事もあります。ですが、注意点を知った上で選ぶと、お子さんの将来につながる習い事になるはずです!一緒に見ていきましょう。
楽器・音楽系の習い事を選ぶ時の注意点
子供の興味と適性を大切に
子どもが興味を持ち、自ら続けたいと思う楽器や音楽ジャンルを選ぶことが重要です。子どもの性格や特長に合った楽器を見つけると、習い事がより楽しくなり、モチベーションが維持しやすくなります。
教室や指導者がお子さんに合っているかを見極める
子どもとの相性が習い事の成功につながります。教室や指導者のレビューを確認し、子どもに合った教育スタイルや雰囲気のクラスを見つけることが重要です。また、指導者との相性やコミュニケーションが円滑に行えるかも考慮材料となります。
継続的な費用の見積もり
習い事にかかる費用は単発的なものだけでなく、継続的に発生することがあります。楽器のメンテナンスやアップグレード、定期的なレッスン料など、将来的な費用を見越して計画を立てることで、予期せぬ負担を回避できます。
子どもの習い事におすすめの楽器・音楽系5選
バイオリン
バイオリンは美しい音色と感情豊かな表現力で知られます。初心者でも手軽に始められ、小さなサイズの楽器も用意されています。繊細な指の動きを通じて集中力や協調性が育まれ、音楽の基本を楽しみながら学べます。
ギター
ギターはコードを使った簡単な演奏から始められ、ポピュラーな曲も早く弾ける楽器です。手や指の器用さが向上し、リズム感や和声の理解が深まります。創造的な演奏が可能で、初心者でも楽しさを実感できます。
フルート
フルートは息を吹き込む楽器で、呼吸のコントロールと音程の感覚を養います。軽快で明るい音色が特徴で、初心者でも簡単なメロディから始められます。音楽の基礎を身につけつつ、美しい音楽を奏でられるのが魅力です。
コーラス
コーラスは個々の声を調和させ、合唱として美しい音楽を生み出す素晴らしい活動です。まず第一に、社交性とコミュニケーションの向上に寄与します。グループで歌うことでメンバー同士が連携し、結束力が生まれます。また、リーダーシップや協力の精神を養い、集団での協調性を高める手段となります。
小さな打楽器の演奏
ある音楽教室では、幼児向けの小さなドラムやシェイカー、ベルなどの打楽器を使用した簡単な演奏活動は、リズム感や手の協調性を養うのに適しています。シンプルな楽器で遊びながら音楽の楽しさを体験できます。
ノボルの家庭では・・エピソード紹介
私ノボルはパートナー、6歳の娘と3歳の息子の4人家族の父親です。ここでは、我が子のエピソードを紹介します。6歳の娘は1年前から地域のコーラス活動に参加しました。最初は興味本位で始めたものの、その経験が娘に深い影響を与えました。
最初の頃、娘は練習に緊張していましたが、他のメンバーとの和気あいあいとした雰囲気にすぐに馴染みました。コーラスの仲間たちは様々なバックグラウンドを持ちながらも、音楽の力で結ばれ、一つの目標に向かって協力しました。この共感力ある雰囲気が、子どもにとってコーラスが特別な場所であることを感じさせました。
練習を通じて、子どもは音楽の楽しさと表現力を知りました。指導者の導きのもと、娘は様々な曲に挑戦し、感情を込めた歌唱を通じて自分を表現することの素晴らしさを体感しました。これが、娘の自己表現力や自己評価を向上させる一助となりました。
公演や発表の機会が訪れると、子どもの自信が輝きを増しました。観客の前で歌うことで緊張感や興奮が交錯しましたが、仲間と共にステージに立つことで勇気を得ました。親や友人からの称賛や拍手は、子どもの成長を感じさせ、自己肯定感を育む重要な瞬間となりました。
また、コーラス活動は単なる歌の練習だけでなく、親睦やチームワークを深める場でもありました。イベントでは、他のメンバーとの交流が生まれ、友情が芽生えました。共に困難を乗り越え、成功を共有することで、自分が通う保育所の仲間だけでなく、他の園児や小学生との人間関係がより豊かになりました。
このコーラスの経験は子どもにとって音楽以外の多くの面でも影響を与えました。協力や努力の大切さ、表現力の重要性を学び、それが彼の学業や他の活動にもプラスの影響を与えました。コーラスが子どもにもたらした喜びと成長は、きっと娘の心に深く刻まれています。
親と子どもが一緒に楽しめるのも、楽器・音楽系の習い事の醍醐味!
音楽や楽器の習い事は、親子のコミュニケーションを深め、共有する特別な瞬間を創り出す素晴らしい手段です。子どもと一緒に楽器を学ぶことは、親子関係を強化し、豊かな共通の興味を育むことができます。
まず、親子で楽器を学ぶことは協力と協調の場でもあります。一緒にレッスンを受けたり、一緒に練習したりすることで、お互いの理解が深まり、協力して目標に向かって進む姿勢が身につきます。これは親子の信頼関係を築く上で大変重要であり、共通の目標に向けて協力することで、子どもは親のサポートを感じ、親は子どもの成長を喜びます。
また、音楽を通じて感情や表現を共有することで、親子のコミュニケーションが深まります。楽器や歌を通して感情を表現し、それに共感することで、言葉だけでは表現しにくい感情や思いが伝わりやすくなります。親子で共有する音楽の瞬間は、言葉にできない深い絆を生むことがあります。
楽器演奏や歌唱は親子双方にとってストレス解消やリラックスの場ともなります。忙しい日常の中で音楽に触れ、共に楽しむことで、リフレッシュする時間を共有できます。楽しい音楽の練習や演奏は笑顔と笑い声を呼び起こし、家族全体に活気とポジティブなエネルギーをもたらします。一緒にちょっと歌ってみる、楽譜を一緒に読んでみる、どんなささいなことでもいいから、一緒に子どもと頑張ることは、この楽器・音楽系の習い事ではしやすいはずです。
最後に、親子で音楽を学ぶことは学びの喜びを共有することでもあります。新しい楽器や曲に挑戦し、成功体験を共有することで、子どもは自信を深め、親は子どもの成長を喜びます。一緒に学び、成長し合うことで、家族全体がより結束し、楽しい家庭環境が築かれます。親子で楽器や音楽に親しむことは、学びと楽しさ、そして絆を同時に育む素晴らしい冒険の一環なのです。