子育て

【習いごと】技術ばかりを追い求めていない?成果よりも大事なものとは?心を豊かに、そして人間関係をよりよくする秘訣!

こんにちは。ノボルです。小学校教師をしながら、子育てに関することや習いごとに関することで、少しでも人の役に立てればいいなと発信しています。

習いごとを始めるとき、多くの人が目標を設定し、成果を追い求めることが一般的です。新しいスキルを身につけ、自分を向上させることは確かに素晴らしいことですが、習いごとがもたらす真の宝物は、しばしばその過程や非表面的な側面に潜んでいるものです。

成果を求めることは自然なことであり、目標を達成することは達成感や充実感をもたらします。しかし、習い事の真の魅力は、その過程での学び、成長、そして人間関係の構築にこそあるのかもしれません。

例えば、プロになる、オリンピックに出場するような結果を残した場合にも、彼らら尊敬されるのは、その技術の高さもさることながらむしろそこに至るために経験してきたバックストーリーが人々を感動させるのです。

たしかに!オリンピック選手が金メダルを獲得したニュースでも、必ずそこに秘められた努力物語で私は感動するな~。

そうなんです!成果を求めることも重要ですが、それ以上に習いごとで大事なこともあります!今回は、その部分を深堀していきましょう!

1.学びの旅路:習いごとで見つける自己発見と成長

子どもたちが習いごとに取り組むことは、単なるスキルの獲得だけでなく、自己発見と成長の旅路でもあります。この旅路は、彼らが将来の自分自身や社会との関わりの中で、重要な役割を果たす力を培っていく過程です。

自分の強みと弱みを知る

習いごとを通じて子どもたちは、自分自身の強みや弱みを知る重要な機会に出会います。新しいスキルやアクティビティに挑戦する中で、得意なことや興味を持っている分野が明らかになります。同時に、苦手な部分に向き合い、それを克服するための努力が成長を促進します。

忍耐力とコミュニケーションの発展

習いごとは、子どもたちにとって忍耐力やコミュニケーションのスキルを発展させる場でもあります。新しい技術や概念に取り組む中での挫折や困難に向き合うことで、彼らは自分をコントロールする力や困難を乗り越えるための戦略を身につけます。また、仲間と協力し合うことで、コミュニケーションスキルが磨かれ、共同作業の大切さを理解します。

創造性と自己表現の発揮

習いごとは子どもたちに、創造性や自己表現の場を提供します。芸術や音楽、スポーツなどのアクティビティを通じて、彼らは自分のアイデンティティを発見し、独自の視点や感性を表現する方法を見つけます。この過程で、子どもたちは自信を深め、自分の強みを活かして他者と異なる視点を共有することの大切さを学びます。

習いごとは、子どもたちにとって単なるスキルアップだけでなく、人間としての基盤を築く重要な段階です。自己発見と成長の旅路を通じて、子どもたちは豊かな内面と、将来に渡って役立つ価値観を培っていくことでしょう。

そっか~。習いごとは単なるスキルアップだけに習わせているんじゃなく、自己発見にもつながっているんだね。

おっしゃる通り!自分のアイデンティティを発見し、独自の視点や感性を表現する方法を知るということは、社会を生きていくための人間力が身につくということ。人間力が身につくのだったら、親としても習いごとに通わせたくなりますよね。 では、お子さんの習いごとにおいて、成功とはどんな状態ですか?

う~ん。習っていることがうまくなったときが成功かな。

たしかに!うまくいくということは上達しているということです。成功と一括りで言っても、どんな状態が成功かを見据えておく必要があります。続けて、成功以上の価値について一緒に考えていきましょう。

2.習いごとの醍醐味:成功以上に価値ある瞬間とは?

子どもたちが習いごとに励む中で、成功体験はもちろん素晴らしい瞬間ですが、それ以上に重要で価値ある瞬間が存在します。成功以上に深い感動や成長をもたらす、習いごとの醍醐味に迫ってみましょう。

挑戦と向き合う勇気

成功は一つのゴールですが、その前に立ちはだかる挑戦に立ち向かう姿勢こそが、真の成長をもたらします。子どもたちが初めての難関に直面し、それを克服するために奮闘する姿は、単なる成功以上に大きな価値を持ちます。

その挑戦に立ち向かう勇気こそが、将来の困難にも立ち向かう基盤となるのです。

友情と協力の芽生え

習いごとは単なる個人の努力だけでなく、仲間との協力が求められる場でもあります。成功以上に価値ある瞬間は、仲間との連携や協力を通じて生まれます。

チームスポーツやグループアクティビティを通して築かれる友情や信頼は、子どもたちにとって一生の宝物となります。

失敗から学ぶ喜び

成功には失敗がつきものですが、その失敗から学ぶ過程こそが真の成長を促進します。習いごとを通じて子どもたちは、失敗を恐れず、むしろそこから学び取る楽しさを知ります。

それが彼らをより柔軟で創造的な人間に育て上げ、未知の道にも果敢に挑戦する心を育むのです。

習いごとは子どもたちに自分の夢や情熱を見つける手助けをします。新しいアクティビティや趣味を通じて、彼らは自分の興味や好みを発見し、将来の夢や目標に繋げていく素地を築きます。成功以上に、自分の心から湧き上がる情熱に従って努力することこそが、豊かな人生の礎となります。

自らの夢と情熱の発見

習いごとの本当の魅力は、単なる成功だけでなく、挑戦、協力、失敗からの学び、そして自らの夢と情熱の発見によって彩られる瞬間にあります。これらの瞬間こそが、子どもたちが人間として成熟し、社会と積極的に関わっていく上での貴重な宝物となるのです。

3.共に歩む喜び:習いごとが紡ぐ人間関係の結びつき

子どもたちが共に楽しむ習いごとは、単なるスキルの向上だけでなく、深い友情や信頼に満ちた人間関係の芽生えの場となります。ここでは、習いごとがどのように人間関係を紡ぎ、子どもたちに喜びをもたらすかを詳しく探っていきます。

共通の興味と趣味を共有する喜び

習いごとは子どもたちに、共通の興味や趣味を見つける機会を提供します。同じアクティビティに情熱を傾ける仲間との交流は、彼らにとって深い絆を生み出します。共有された興奮や成長の瞬間が、友情をより一層深め、習いごとを通じて築かれた人間関係は、豊かな喜びに満ちています。

協力と励まし合う絆

習いごとは、時にはチームプレイや協力が必要な状況を生み出します。仲間たちと協力し合い、困難に立ち向かう過程は、子どもたちにとって強固な絆を築く要因となります。

共に乗り越えた困難や支え合った瞬間が、彼らの心に深く刻まれ、一緒に歩む仲間との絆が育まれます。

異なるバックグラウンドから学ぶ多様性

習いごとは異なるバックグラウンドや経験を持つ子どもたちが出会う場でもあります。異なる視点やアプローチを共有することで、子どもたちは多様性を受け入れ、尊重する力を身につけます。これが、将来の社会において異なるバックグラウンドを持つ人々と協力する柔軟性を養うことに繋がります。

成功と挫折を共有する感動

習いごとは成功だけでなく、挫折や失敗も経験する場です。これらの経験を仲間たちと共有し、共に励まし合うことで、子どもたちは感動的な瞬間をより深く味わうことができます。成功を共有することで喜びが倍増し、失敗を共に乗り越えることで絆が強化されます。

将来への影響や人生の旅路で続く友情

習いごとで築かれた人間関係は、将来に渡って深く続くことがあります。共に歩んだ仲間との友情や信頼は、子どもたちが成長し進学や仕事に進む中で、貴重な支えとなるでしょう。これらの習いごとから生まれる絆は、彼らの一生を通じて豊かな喜びと共に存在し続けることでしょう。

習いごとが提供する共に歩む喜びは、単なるスキルの向上だけでなく、深い人間関係の結びつきとして子どもたちに宝物のような体験をもたらします。

4.まとめ

習いごとで見つける自己発見と成長については、

  • 自分の強みと弱みを知る
  • 忍耐力とコミュニケーションの発展
  • 創造性と自己表現の発揮

成功以上に価値あるものは、

  • 挑戦と向き合う勇気
  • 友情と協力の芽生え
  • 失敗から学ぶ喜び
  • 自らの夢と情熱の発見

習いごとにおいて人間関係の結びつきとは、

  • 共通の興味と趣味を共有する喜び
  • 協力と励まし合う絆
  • 異なるバックグラウンドから学ぶ多様性
  • 成功と挫折を共有する感動
  • 将来への影響や人生の旅路で続く友情

習いごとで手に入れる最も価値あるものは、磨かれたスキルや見事な成果だけではありません。 むしろ、その過程で築かれる内面の豊かさや人間関係こそが、真の宝物なのです。

成果とは一時的なものであり、目に見える形で示されるかもしれませんが、習いごとがもたらす喜びや成長は、時を経ても色褪せません。 新しいスキルを身につける中で培われる自己発見、挑戦に立ち向かう勇気、そして失敗からの学び―これらが長く心に残り、人生の様々な場面で活きてくるでしょう。

さらに、習いごとは他者との交流や共有の場でもあります。 共通の趣味や目標に向かって努力する仲間たちとの結びつきは、一生を通じて続く深い友情や協力関係を築き上げます。 これらの人間関係が、喜びや悩みを共有し、共に歩む喜びをもたらします。

成果だけが重要だと考えると、失敗や困難に直面した際にはがっかりすることもあります。 しかし、その苦境こそが成長のチャンスであり、習いごとを通じて培った忍耐力や精神的な強さが、人生の嵐に立ち向かう力となります。

最終的に、習いごとがもたらすものは、自分と向き合い、他者とのつながりを大切にする心の豊かさです。 成果が一瞬の輝きであるのに対し、内面の成長や結びついた人間関係は、永遠に心に残り、人生の旅路を彩ります。

習いごとを通して手に入れるこれらの宝物こそが、本当に大切なものなのです。

以上、「【習いごと】習いごとで成果よりも大事なものとは?」という話題でした。

ほいじゃあね~👋relationships

ABOUT ME
ノボル先生@共育×子育て×習いごと
\先生こそ自分らしく笑顔で働こう/子どもも大人も笑顔になる習い事を発信|共育=子どもも教師も成長がモットー|小学校教師11年目全学年担任経験。小中一貫校勤務経験|授業満足度毎年9割の授業づくり発信|2児の父親。育短(週に2日育休)1年間取得|時短家事コーディネーター|年間100冊読書|毎年フルマラソン完走|パパママの笑顔が最幸の子育て