習い事

【習い事】礼儀だけ?なぜ剣道を習うと子どもが強くたくましく成長するのか?

いぬくん

ぼく、強くなりたいんだけどどんな習い事がいいかな?

ねこちゃん

それならおすすめの習い事があるよ!一緒にみていこうよ。

こんにちは。ノボルです。教育、子育て、習い事を共育=「大人も子どもも笑顔になる」と捉えて、頑張っているママパパさんの力になりたいと発信しています。

  • 武道の習い事をさせたいけど、少し怖いイメージもあるな・・
  • 子どもに強くなってほしいけど、どんな習い事をさせたらいいのかな?
  • 心を強くする習い事を教えてほしい!

一般的には、剣道は「痛そう」「用具にお金がかかりそう」というイメージを持たれていますよね。

私ノボルは小学校教師をして11年目になります。これまで、1年生の担任から6年生の担任までを経験しています。「子どもと大人が笑顔になることが教育」だという信念のもと、向き合ってきました。10年以上の教師人生と我が家でも6歳の娘と2歳の息子を持つ父親です。失敗や挫折を繰り返し、ようやく子育てと教育、そして習い事には共通するものがあるなという答えに辿り着くことができました。

この記事では、武道の中で剣道がなぜ子どもの習い事として人気が高いのかがわかります。

この記事を読めば、お子さんに対して「たくましく強くなってほしい」と願う親御さんが、剣道を習わせたいと行動を起こすはずです。

ノボルが父親として、そして10年以上教壇に立っている教師として培ってきた経験をこの記事に凝縮しました。「お子さんに強くたくましく育ってほしい」と思っている人は、最後までお読みください。

ノボル先生ってこんな人!
  • 『大人も子どもも笑顔になる』がモットー
  • 現役小学校教師11年目。1~6年全学年担任経験あり
  • 教育、ビジネス、自己啓発などを中心に年間100冊以上の書籍を読破
  • 娘、息子のママ友からの相談をきっかけに、習い事を研究し、70記事以上のブログを執筆
  • 娘と息子をもつ2児の父親『行動で示すカッコイイ父ちゃん』が目標
  • 1年間の育短(週に3日勤務、2日を育休)経験
  • 仕事と家事の両立をめざし、時短家事コーディネーター資格取得
  • 30歳を機に、フルマラソン挑戦。以降、毎年フルマラソン参加。

1.なぜ武道の中で剣道が人気があるのか

武道は体力だけでなく、心の成長にも大きくつながっている習い事として人気があります。剣道は、ただの武道ではなく、心と技を磨く素晴らしい冒険の始まりです。古来の武士の精神が息づく中、子どもたちは礼儀正しさを学び、仲間と共に成長します。その中でも剣道は、日本独特の美学と武道の精神を組み合わせた独自の魅力があります。

健全な育成と礼儀の心

剣道が人気の理由は、まず健全な育成にあります。この武道は体力、柔軟性、協調性を向上させるだけでなく、精神的な強さも養います。厳格な稽古を通じて、克服心や忍耐力が培われ、困難に立ち向かう意欲が育まれるのです。また、礼儀の心も剣道の大きな要素です。

相手への尊重や感謝の気持ちを大切にすることで、子どもたちは他者とのコミュニケーションスキルを向上させ、社会においても素晴らしいリーダーシップを発揮することができます。剣道を通じて培われる礼儀正しい態度は、個人だけでなくコミュニティ全体にポジティブな影響を与え、子どもたちを誠実で思いやりのある成人へと導くのです。

練習では相手を尊重し、勝敗だけでなく相手との調和を大切にする心が養われます。礼儀正しさは剣道の中で基本であり、これは子どもたちが日常生活でも活かせる大切な価値観となります。

ノボル先生

勝敗だけでなく、相手への敬意・尊重する心を学ぶという点で人気が集まっていますね。

集中力と自己管理の向上

剣道は子どもたちの集中力と自己管理の向上に非常に効果的です。瞑想のような精神集中を要する練習や、瞬時に相手の動きに対応する技術の磨き込みは、注意力を高め、思考力を向上させます。剣道は瞬発力や集中力が求められるため、子どもたちの身体的な能力を向上させるだけでなく、精神的な成長も促進します。

また、厳しい訓練によって得られる達成感や克服の喜びは、子どもたちに自信を与え、目標に向かって努力する姿勢を養います。自己管理においても、定期的な稽古や約束事を守ることを通じて、責任感や計画性が身につきます。剣道は瞬発力だけでなく、冷静な判断力や感情のコントロールも必要とするため、子どもたちはストレス耐性や冷静な対応力を身につけ、さまざまな状況に柔軟に対応する力を培います。

練習の中で培われた集中力と自己管理のスキルは、学業や日常生活においても大きなプラスとなり、将来にわたって役立つことでしょう。剣道はただ相手と戦うだけでなく、相手を尊重し、自分自身を律することが求められます。礼儀正しさや忍耐力、協調性を身につけることができるため、多くの親が子どもに剣道を習わせる理由となっています。

ノボル先生

自分を律するためには、日ごろの練習から礼儀正しさ・忍耐力・協調性を大事にしているのですね。

2.剣道を習うメリット

心身の健康促進

剣道の練習は心身の健康促進に大きなメリットをもたらします。まず、身体的な面では、定期的な運動によって体力が向上し、柔軟性や筋力が増します。これにより、姿勢が良くなり、日常生活での動作がスムーズになります。また、剣道の動きは全身を使うため、全身のバランスや協調性も向上します。

心理的な側面では、剣道の練習はストレス解消やリラックスにも効果的です。集中力を要する稽古や相手との連携を通じて、心の安定感が生まれます。また、相手との試合や演武を通じて競争心や自己主張のバランスを学ぶことで、精神的な強さや自己肯定感が養われます。

総じて、剣道は心身の調和を促進し、健康的でバランスの取れた生活をサポートする素晴らしい習い事と言えます。

ノボル先生

どのスポーツにも通ずる「姿勢」を学べるのは効果的ですね。

礼儀正しさ

道場に足を踏み入れる瞬間から、子供たちは礼儀やマナーに触れ、尊重の意味を理解します。最初に学ぶのは「礼」の大切さです。相手や指導者への挨拶や感謝の気持ちを表す行為が、剣道の中で重要な位置を占めています。これにより、子どもたちは他者への尊重を理解し、共感力や思いやりを養うことができます。

礼儀正しさは、個人や社会において重要な美徳の一つです。これは他者への尊重や思いやり、社会的な調和を築く上で欠かせない特質です。礼儀正しい人は、言葉遣いや態度に気を配り、相手を尊重しようとする姿勢が垣間見えます。

礼儀正しい行動は、人間関係を円滑にし、信頼感を築くのに役立ちます。相手に対する配慮があれば、コミュニケーションが円滑に進み、協力関係が強化されます。また、礼儀正しい態度は職場や学校などの社会的な場での成功にも寄与します。他者とうまく協力し、共感力やコミュニケーション能力が高まることで、仕事や学業の成果にポジティブな影響を与えるでしょう。

さらに、礼儀正しい人は自己コントロール力があり、冷静な判断ができる傾向があります。感情の爆発を抑え、冷静な対応を心がけることで、問題解決や危機管理が得意になります。総じて、礼儀正しさは個人の品格を高め、社会全体の調和を促進する重要な価値観です。

私は現役小学校教師でもありますので、学校現場と剣道という視点で話しますと、小学校の授業においても、毎時間の授業開始、終わりには「礼」があります。形式的に行うものではなく、授業と休み時間の気持ちの切り替えの目的で落ち着いた心で行います。私も授業をする時には、「落ち着いた心で授業開始のあいさつをしましょう」と子どもたちに伝えます。

さらに、小学校では担任の授業だけではなく、外部の方を招いての授業や社会見学での聞き取り学習など、さまざまな場面で礼を伝える機会があります。そのたびに、習い事で「礼儀正しさ」の重要性を習っているのであれば、素直な心で実行することができます。

ノボル先生

大人になっても挨拶や礼儀正しさはキャリアに関係なく必要ですから、身をもって体験することは大切ですね。

精神力の養成

剣道は精神力の養成に優れた手段と言えます。厳しい修練を通じて培われるのは単なる技術だけでなく、精神的な強さも同等に重視されます。まず、集中力の向上が挙げられます。相手の動きを敏感に捉え、瞬時に反応するためには高い集中力が必要です。これにより、日常生活においても物事に真剣に向き合う姿勢が身につきます。

また、剣道は不屈の精神を養う場でもあります。試合や稽古での失敗や困難に対してもめげずに立ち向かうことが求められます。これらの経験を通じて、克服心や忍耐力が育まれ、困難に立ち向かう強靭な意志を形成します。

さらに、相手との調和を大切にする礼儀の心が精神力の向上に寄与します。相手を尊重し、感謝の気持ちを忘れない態度は、人間関係の円滑さを促進し、精神的な安定感を提供します。

総じて、剣道は技術だけでなく、精神力の養成においても独自の価値を持っています。これは日常生活や将来において、強い意志と穏やかな心を築くのに貢献します。

ノボル先生

日常において物事に真剣に向き合う姿勢は子どもに学んでほしいですね。

3.費用はいくらぐらいかかるの?

まず、初期費用としては、道着や防具の購入が必要です。これは初めての参加者にとっては必須となります。道着は稽古に使用する制服であり、防具は剣道の特有の安全対策として必要なものです。これらを購入する際には、道場によって指定のものもあれば、市販のものでも可能な道場もあります。

市販の子ども用のものであれば、五千円台から一万円ぐらいまでだと考えます。

次に、月謝がかかります。月謝は、指導者の給与や道場の維持費、稽古場の利用料などをカバーするためのものであり、一般的には他の習いごとと比べてリーズナブルな価格帯に設定されています。

料金は地域によって異なり、月数千円から一万円程度が一般的です。

また、道場によっては入会金や検定料が発生することがあります。これは昇級や段位の取得に伴う手続きや審査に関連する費用であり、年に一度や定期的なペースでかかることがあります。これらの費用は事前に確認しておくと良いでしょう。

ノボル先生

金額は自治体や道場によって差がありますので、体験等で確認するとよいでしょう。

4.まとめ

なぜ、武道の中でも剣道が人気があるのかというと、

剣道人気の理由
  • 健全な育成と礼儀の心
  • 集中力と自己管理の向上

柔道や空手など、数ある武道の中でも剣道が人気だということは記事でわかりました。

では、剣道を習うメリットはというと、

剣道を習うメリット
  • 心身の健康促進
  • 礼儀正しさ
  • 精神力の養成

が挙げられます。

費用については、

  • 初期費用としては、道着や防具の購入が必要。
  • 月謝料金は地域によって異なり、月数千円から一万円程度が一般的。
  • 道場によっては入会金や検定料が発生することがある。

剣道を習うことは、子どもたちの全体的な発達に多くの利益をもたらします。まず、健全な育成においては、剣道の練習が体力や柔軟性を向上させ、精神的な強さを養います。礼儀の心を大切にすることで、他者とのコミュニケーションスキルが向上し、社会でのリーダーシップを発揮できるようになります。

剣道はまた、集中力と自己管理の向上にも寄与します。厳しい訓練を通じて得られる達成感や克服の喜びは、子どもたちに自信を与え、目標に向かって努力する姿勢を養います。同時に、定期的な稽古や約束事を守ることで、責任感や計画性が育まれ、将来にわたって役立つスキルとなります。

心身の健康促進においては、剣道の練習が全身のバランスや協調性を高め、ストレス解消やリラックスにも効果的です。礼儀正しい態度は人間関係の円滑化や信頼感の構築に寄与し、社会的な成功にも繋がります。

小学校での授業に限ったことではなく、素直な心や礼儀正しさをもっている子どもは、どんな活動でも能力が上がったり、周りの仲間と協力して取り組めたりすることが見受けられます。

最後に、剣道は精神力の養成においても優れた手段であり、集中力の向上や不屈の精神を培います。相手との調和を重視する姿勢は、強靭な意志と穏やかな心を形成します。タイトルにあるように剣道というものは「礼儀だけ」を学ぶのではなく、子どもたちが健康で誠実な成人に成長する手助けとなる、総合的な習い事であると言えます。

以上、「【習い事】礼儀だけ?なぜ剣道を習うと子どもが強くたくましく成長するのか?」の話題でした。

お子さんのために、時間とお金をかけて行うのが習い事。少しでも安心して通うことができる習い事が見つかるように発信しています。参考になったなと思った方は、他の記事も読んでください。

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ノボル先生@共育×子育て×習いごと
\先生こそ自分らしく笑顔で働こう/子どもも大人も笑顔になる習い事を発信|共育=子どもも教師も成長がモットー|小学校教師11年目全学年担任経験。小中一貫校勤務経験|授業満足度毎年9割の授業づくり発信|2児の父親。育短(週に2日育休)1年間取得|時短家事コーディネーター|年間100冊読書|毎年フルマラソン完走|パパママの笑顔が最幸の子育て