習い事

【習いごと】 子どもたちにとっての成長と健康の道 空手編

こんにちは。ノボルです。小学校教師をしながら、子育てに関することや習いごとに関することを発信しています。空手は、子どもたちにとって身体的、精神的な成長を促進する素晴らしい活動です。その魅力の一端は、独自の技術や哲学にあります。

今回は、子どもの習いごととしてなぜ空手がよいのか。空手を習うメリット、費用などを詳しく説明していきます。

1.習い事における、空手と柔道の違い

子どもが習いごととして選ぶ際、空手と柔道は異なる力を身につけることが期待されます。

空手

空手は打撃技に焦点を当て、身体全体の筋力と柔軟性を養います。キックやパンチを練習することで、子どもたちは自己防衛の技術を向上させるだけでなく、全身のバランスや協調性も発展させます。精緻な形(カタ)の練習は集中力と忍耐力を鍛え、美しい技の追求は美学的な感覚を育むことが期待されます。

柔道

柔道は相手を投げたり関節技をかけたりする技術を中心に学びます。これにより、子どもたちは相手の力を利用し、技術的なコントロールを身につけます。柔道は体重移動やバランス感覚の向上に加え、相手との協力やリーダーシップの要素も強調されます。また、試合の中での勝敗を通じて精神的な強さや適切なリーダーシップも醸成されます。

どちらも身体的な能力だけでなく、精神的な側面も育む素晴らしい習いごとです。子どもの性格や興味に合ったものを選ぶことで、豊かな成長と自己表現が期待できます。

あなたのお子さんは、どちらに向いているでしょうか。

今回は、空手を習うメリットについて見ていきましょう。

2.空手を習うメリット

空手を習うメリットや、大きく身体的なメリットと精神的なメリットがあります。身体的なメリットは、以下のものが挙げられます。

身体的なメリット

健康促進

この武道は全身の筋肉を使い、柔軟性や運動能力を向上させるだけでなく、心臓や肺の機能も向上させます。継続的な練習は体力増強に寄与し、適度な運動によって体重をコントロールする手助けとなります。

また、バランス感覚や協調性も養われ、けがの予防にもつながります。空手の特徴的な動きやポジションは、子どもたちの身体を全方向から刺激し、身体のバランスを整える役割を果たします。

これにより、姿勢が良くなり、日常生活においても姿勢の悪さに伴う問題が軽減されます。練習中の集中力の向上は、学業や他の活動においてもプラスの影響を与え、子どもたちの全体的な健康をサポートします。

バランス感覚の向上

空手の練習は様々な動きやポジションを含むため、身体全体のバランスを養う効果があります。まず、異なるスタンスや動作を繰り返し行うことで、足腰の筋肉が均等に発達し、地にしっかりと足をつける感覚が身につきます。

特に、キックやパンチなどの技術を磨く際には、正確なバランスが必要です。これによって、子どもたちは自分の体重のかかり方や動きに意識を向け、優れた姿勢を維持することが求められます。

さらに、相手との組手や模擬試合などの実践的な練習を通じて、リアルな状況でのバランスの取り方や相手の動きに合わせた調整能力も向上します。これにより、子どもたちは身体の中心を保ちながら柔軟に動くスキルを身につけ、日常生活やスポーツにおいて優れた運動パフォーマンスを発揮することが期待されます。

精神的なメリット

自己防衛の向上

空手は自己防衛の技術を教えるだけでなく、冷静な判断力や状況判断も養います。子どもたちは危険な状況に対処する力を身につけることができます。

忍耐力と集中力

空手の修行は継続と忍耐を必要とします。子どもたちは練習を通じて、目標に向かって努力する姿勢を身につけ、集中力も向上します。

リーダーシップと協力

空手の道では、時にはリーダーシップを発揮し、時には仲間と協力することが求められます。これは社会においても重要なスキルであり、将来のリーダーとしての成長につながります。

自律心と責任感

空手の礼儀は自己管理と責任感を促進します。自分の行動や言動に責任を持ち、他者に対しても誠実であることが求められます。これにより、子どもたちは自律心を育み、社会での円滑なコミュニケーションに貢献することができます。自律心や責任感を培うことで、人間関係や学業においても成功を収めやすくなります。

礼儀作法を知る

子どもたちが空手を学ぶ際、技術だけでなく礼儀作法も重要な一環です。これは、単なるマナーや決まりごとではなく、心と身体を養成する上で欠かせない要素です。

空手の礼儀は、相手や指導者に対する敬意と謙虚さを表現する手段です。稽古が始まる前にお辞儀をし、終了後も同様に感謝の気持ちを込めて礼をすることが求められます。これにより、子どもたちは他者を尊重し、協力の精神を培うことができます。

ここまで、メリットなどを含めて空手を習うことでの学びが多いことはお分かりいただけたと思います。ですが、重要なのは費用。費用は習いごとをする上で、欠かせない要素の一つです。どれぐらい必要かを見ていきましょう。

3.費用はいくらぐらいかかるの?

月謝

空手の道場では月謝が発生します。これには指導者の給与、施設の維持費、保険料などが含まれます。一般的な月謝は地域や道場によって異なりますが、平均的には数千円から一万円程度が一般的です。規模が大きい道場やプロの指導者がいる場合は、それに伴って月謝も高くなることがあります。

初期費用

初回には入会金や道着(空手の制服)の購入など、初期費用がかかります。道着に関しては、道場によって指定のものもあれば、市販のものも認められる場合があります。

道場ごとに異なりますが、初期費用は数千円から一万円ほどが一般的です。

小道具や試験料

空手の練習には時折、小道具が必要となることがあります。例えば、防具や練習用の木刀などです。また、段位の昇級試験には一定の試験料が必要となります。これらの費用も総合的に考えておくとよいでしょう。

大会参加費

子どもたちが空手の大会に参加する場合、参加費や交通費、宿泊費などがかかります。これは任意のイベントであるため、家庭の予算に合わせて柔軟に対応することができます。


4.まとめ

空手を習うメリットは、

  • 健康促進
  • バランス感覚の向上
  • 自己防衛の向上
  • 忍耐力と集中力
  • リーダーシップと協力
  • 自律心と責任感
  • 礼儀作法を知る

費用については、

  • 月謝は、数千円から一万円程度が一般的
  • 初期費用は、入会金や道着(空手の制服)の購入などで数千円から一万円程度
  • 小道具や試験料
  • 大会参加費

などがあります。

空手は子どもたちにとって、身体と心の両面での成長を促進する素晴らしい習い事です。健康、安全、学び、成長の面で豊かな経験を提供し、将来の自己形成につながります。

また、道場については町の中にある場合が多く、人間関係の構築にもつながりやすいです。

さらに武道の先生は、礼儀に関して特に大事にしている方が多いため、将来の人間力育成にも素晴らしい習いごとの一つでしょう。

以上、「【習いごと】 子どもたちにとっての成長と健康の道 空手編」という話題でした。

ほいじゃあね~👋

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ABOUT ME
ノボル先生@共育×子育て×習いごと
\先生こそ自分らしく笑顔で働こう/子どもも大人も笑顔になる習い事を発信|共育=子どもも教師も成長がモットー|小学校教師11年目全学年担任経験。小中一貫校勤務経験|授業満足度毎年9割の授業づくり発信|2児の父親。育短(週に2日育休)1年間取得|時短家事コーディネーター|年間100冊読書|毎年フルマラソン完走|パパママの笑顔が最幸の子育て