共育

時短の鬼×現役教員が定時退勤を実現するためにしないこと10選

こんにちは。先日参加したフルマラソン大会の筋肉痛が3日以上とれないノボルです。

教育、子育て、習い事を共育=「大人も子どもも笑顔になる」と捉えて、頑張っている若手先生や仕事と家事に追われるママパパさんの力になりたいと発信しています。

私ノボルは現役小学校教師11年目になります。これまで、1年生の担任から6年生の担任まで全学年担任を経験しています。

10年以上の教師人生と我が家でも6歳の娘と3歳の息子を持つ父親です。失敗や挫折を繰り返し、ようやく子育てと教育には共通するものがあるなという答えに辿り着くことができました。

さて今回は「定時退勤」編ですね。

日々忙しい教師という仕事の中で、定時退勤を目指すなんて夢のまた夢だと思っていませんか?

確かに、授業準備、保護者対応、学級経営とやることは山積み。ついつい残業が当たり前になりがちです。

しかし、忙しい中でも「やらないこと」を意識するだけで、仕事の効率は大きく変わります。私自身、現役教員として長時間労働が当たり前の毎日から、限られた時間で成果を出し、定時で帰るスタイルを実現してきました。

いぬ先生

ボクも毎日帰るのが遅くて大変だワン。

ねこ先生

少しでも定時退勤ができる日を増やしたいニャン!

ノボル先生

今回はボクが実践していることばかりなので、他の記事にないこと大公開!

この記事では、時短家事コーディネーターでもある私が「絶対にしない」と決めた10の行動を具体的にご紹介します。

「やらないことリスト」を作ることで、仕事とプライベートのバランスを取り戻し、心の余裕を作る第一歩を踏み出してみませんか?この記事を読めば、明日から変われるヒントがきっと見つかるはずです。

この記事に書かれていることは・・
  • 効率化の工夫で業務を軽減
  • 放課後の時間を守る仕組み作り
  • 負担を分散して時間を作る

ざっとあげただけで、これぐらいですね!

今回は、こんな人に読んでもらいたいです。

読んでほしい
  • 仕事と家事・育児を両立したいパパママ先生
  • 業務量の多さに何から始めればよいかわからない若手先生
  • 日々の業務に追われているすべての先生

子どもも大人も笑顔に。

ボクがこうして情報を発信しているのは、子どもも大人も笑顔である生活をたくさんの先生にしてほしいからです。

まずは、ノボルの自己紹介から!

ノボル先生ってこんな人!
  • 『大人も子どもも笑顔になる』がモットー
  • 現役小学校教師11年目。1~6年全学年担任経験あり
  • Q-Uによる学級満足度90%越え
  • 教育、ビジネス、自己啓発などを中心に年間100冊以上の書籍を読破
  • 義務教育学校経験。小学校に所属しながら中1社会を担当経験
  • 学年主任の経験
  • 学級担任に加え、人権主担・生活指導部長・道徳推進教師など複数の校務分掌を掛け持ち
  • 病休経験→働き方を見つめマインドを整え小学校教員として復活
  • 娘と息子をもつ2児の父親『行動で示すカッコイイ父ちゃん』が目標
  • 1年間の育短(週に3日勤務、2日を育休)経験
  • 仕事と家事の両立をめざし、時短家事コーディネーター資格取得
  • 30歳を機に、フルマラソン挑戦。以降、毎年フルマラソン参加。

時短の鬼×現役教員が定時退勤を実現するためにしないこと10選

宿題の丸付けを放課後にしない

誰でもできる簡単な工夫で、宿題の丸付けにかかる時間を大幅に削減できます。放課後に宿題の丸付けをしていると、時間がどんどん押してしまい、定時退勤が難しくなります。

そこでおすすめなのが、授業時間中や朝の時間を活用する方法です。

ボクが日頃行っている丸付けの方法についてまとめました。

ぜひ参考にしてくださいね!

どうしても放課後に対応する必要がある場合でも、一定の制限時間を設けて作業を終わらせることを心がけましょう。

朝の時間をどう有効活用しているかについての記事はコチラ!

無駄な時間を省き、宿題の丸付けをルーティン化することで、定時退勤への第一歩を踏み出せます。

テストの丸付けを放課後にしない

テストの丸付けも、放課後にまとめて行うと時間が奪われがちな作業のひとつです。しかし、これも誰でもできる工夫で効率化が可能です。まず、授業時間中に一部の丸付けを進めることを検討しましょう。採点が必要な部分をあらかじめ限定し、複雑な記述問題などは採点基準をシンプルに設定するのも有効です。

テストの丸付けも少しの工夫を加えることで、より時短になります。

それがわかる記事はコチラ!

これらの方法を取り入れることで、放課後の丸付け作業を避け、貴重な時間を確保することが可能です。

ノボル先生

まずは全部できなくてもいいから、一歩ずつやってみること!

職員への提案は質よりスピード

定時退勤を実現するためには、職員への提案の仕方も見直す必要があります。時間をかけて完璧な提案を作り込むよりも、スピード感を重視した方が効率的です。

具体的なアクションプランはコチラ!

アクションプラン

まずは、昨年度のデータを使う

学校現場で提案するものの多くは、昨年度のフォルダに残っていることが多いです。誰でもできる方法として、「昨年度のデータを利用し、必要な部分だけ打ち換える」がおすすめです。また、メールやメモで簡潔に伝えることで、会議や打ち合わせの時間を削減できます。提案内容の細かい部分は、後日調整すれば十分です。

重要なのは、スピーディーに話を進めることで、他の仕事に充てる時間を生み出すことです。このアプローチに切り替えることで、職員同士のやり取りにかかる時間を短縮し、効率的に業務を進められます。

ノボル先生

完璧をめざさず7割でOK!

放課後の予定を予め決めて帰らざるを得ない環境をつくる

誰でもできる効果的な方法として、放課後の予定をあらかじめ決めておくことが挙げられます。例えば、家族との夕食の約束や、サウナや習い事の予約を入れておくことで、早めに帰宅せざるを得ない状況を作り出します。

ノボル先生

ボクのライフワークには、ランニングとサウナがランクインしています!

このような外部の予定があると、自然と仕事の優先順位を考えるようになり、集中して作業を進めることができます。また、職場の同僚にも「今日は予定があるので早く帰ります」と伝えることで、周囲の理解を得られやすくなります。放課後の予定を活用することで、仕事とプライベートのバランスを保ちながら、定時退勤を実現できます。

放課後30分は職員室に下りない

誰でもできる簡単な習慣のひとつが、放課後の最初の30分間を職員室で過ごさないことです。職員室に下りると、他の教員や保護者から急な対応を求められることが多く、さらに言うと、お菓子を持った時間泥棒先生・・(笑)いや、これ以上は言いません!

貴重な時間を奪われてしまいます。この時間を教室での整理や授業準備に充てることで、効率よく仕事を進められます。また、急な用事が発生しても、その30分間を「集中タイム」として設定することで、後から対応する余裕を持つことが可能です。職員室での無駄な会話や雑務を避けるだけで、定時退勤に一歩近づけます。

人を変えることはできないけど、自分自身を変えることはできます。放課後だけに限らず、自分一人でできるマイ働き方改革はコチラ!

無駄な会話に時間を使わない

誰でもできる簡単な工夫として、職員室での無駄な会話を減らすことが挙げられます。同僚とのコミュニケーションは重要ですが、つい雑談に時間を取られてしまうことも少なくありません。そのため、「必要最低限の会話」を心がけることが大切です。

ノボル先生

職場の先生との会話については、意識しているのとしていないとでは、大きく違いますよ!

例えば、話を切り上げるタイミングを見計らい、「すみません、次の作業があるので」と切り出す習慣を身につけるとよいでしょう。また、メールやメモで情報共有を済ませることで、直接のやり取りを減らすことも有効です。無駄な会話を減らすだけで、業務に集中する時間を増やし、結果として定時退勤を実現できます。

ノボル先生

とはいえ、ボクは職場の先生と談笑したり雑談したりする時間は大好きです!時間を意識するだけで行動が変わりますよ!

突発的な対応を後回しにしない

誰でもできる効率化のポイントは、突発的な対応を後回しにしないことです。例えば、保護者からの電話や急な相談が発生した場合、その場で迅速に対応することで、未解決の課題を溜め込むのを防げます。また、小さな問題でも後回しにすることで、後でより多くの時間を必要とする場合があります。

アクションプラン

5秒で終わることは即断即決

そのため、突発的な対応には「即断即決」の姿勢で臨むことが重要です。ただし、全ての対応をその場で終わらせる必要はなく、適宜スケジュールを調整し、段取りよく対応することもポイントです。この習慣を身につけることで、業務が滞るのを防ぎ、余計な残業を避けられます。

手書き作業を増やさない

誰でもできる効率化の方法として、手書き作業をできるだけ減らすことが挙げられます。例えば、日誌や学級通信をパソコンで作成するだけで、作業時間を大幅に短縮できます。

また、チェックリストや出席簿などもデジタル化することで、修正や更新が簡単になり、手間を省くことが可能です。

学級通信を利用することは、費用対効果が大きいものだとボクは信じています。

学級通信に関する記事はコチラ!

さらに、共有が必要な資料もクラウドツールを活用することで、同僚とのやり取りをスムーズに進められます。手書き作業を減らすことは、単なる効率化にとどまらず、仕事の正確性も向上させる効果があります。こうした工夫を取り入れることで、時間に余裕が生まれ、定時退勤を現実のものにできます。

ノボル先生

「今の作業をデジタルでできるかな??」と常に時短を意識するところから始めてみましょう!

教室の整頓を自分一人でやらない

教室の整頓は、工夫次第で誰でも時短につなげることができます。若手教師でもすぐに始められる方法として、整頓ルールの「見える化」が有効です。例えば、収納ボックスや引き出しにラベルを貼り、物の定位置を明確にすることで、子どもたちが自主的に片付けられる環境を整えます。また、週末ごとに「整頓タイム」を設け、子どもたち全員で教室をリセットする習慣を作るのも効果的です。

さらに、普段から整頓を意識した授業準備を心がけ、散らかる前に対応する姿勢も大切です。このように、簡単で継続可能な方法を取り入れることで、整頓にかける時間を減らし、より効率的に教室管理が行えます。

ノボル先生

ほんの数分、子どもたちと一緒に時間をつくるだけでも意識が生まれますよ!

整頓という意味でいうと、「事務机がきれいな先生は信頼できる」と言われます。

ボクは「時短家事コーディネーター」expertの資格を取得し、整理整頓をすることは環境を整えるだけでなく、心の平穏や幸せにつながることを学んできました。

そんなボクがしている整頓術はコチラ!

全てのイベントを教師主導で進めない

誰でもできる工夫として、行事やイベントを生徒主体で進めることを取り入れましょう。例えば、運動会やクラスイベントなどの準備や進行を子どもたちに任せることで、教師の負担を大幅に軽減できます。子どもに役割を与えることで、主体性や責任感も育まれるため、教育的な効果も期待できます。

ボクの場合は、実行委員を立ち上げることが多いです。

1年間でさまざまある学校行事・学年行事がある中で、確実に1人1回以上は回ってくるような割り振りを学年で行い、学年集会内で誰がどの実行委員を行うかを決めます。

また、進行役や係分担を事前に決めておくことで、スムーズに進めることが可能です。教師が全てを指示しなくても、子どもたちが協力して物事を進められる環境を作ることが鍵です。こうした取り組みを通じて、イベント準備の効率化だけでなく、子どもたちとの信頼関係も深めることができます。

まとめ

いかがでしたか。定時退勤をするために「しないこと」は伝わりましたか?

まとめ
  • 宿題の丸付けを放課後にしない
  • テストの丸付けを放課後にしない
  • 職員への提案は質よりスピード
  • 放課後の予定を予め決めて帰らざるを得ない環境をつくる
  • 放課後30分は職員室に下りない
  • 無駄な会話に時間を使わない
  • 突発的な対応を後回しにしない
  • 手書き作業を増やさない
  • 教室の整頓を自分一人でやらない
  • 全てのイベントを教師主導で進めない

定時退勤は単なるゴールではなく、より充実した人生を送るための手段です。日々の業務を効率化し、余計な仕事を手放すことで、放課後の時間を自分のために使えるようになります。

今回の記事では、どんな先生でもすぐに始められる工夫を紹介しました。それらは難しいことではなく、小さな意識改革から取り組めるものばかりです。例えば、放課後に無駄な作業をしないための準備や、子どもたちに片付けやイベントの進行を任せるといった方法です。これにより、単なる時短ではなく、自分の時間を確保し、家族との時間や自己成長に使える時間を生み出せます。

教師という職業は多忙ですが、定時退勤を実現することで、自分の幸せに直結する大切な時間を作り出すことができます。

今日からできる小さな一歩を踏み出し、効率よく働きながら充実した毎日を手に入れましょう。

以上、「時短の鬼×現役教員が定時退勤を実現するためにしないこと10選」という話題でした。

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  • 定時に帰りたいと思っている人

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ABOUT ME
ノボル先生@共育×子育て×習いごと
\先生こそ自分らしく笑顔で働こう/子どもも大人も笑顔になる習い事を発信|共育=子どもも教師も成長がモットー|小学校教師11年目全学年担任経験。小中一貫校勤務経験|授業満足度毎年9割の授業づくり発信|2児の父親。育短(週に2日育休)1年間取得|時短家事コーディネーター|年間100冊読書|毎年フルマラソン完走|パパママの笑顔が最幸の子育て