こんにちは。年末に向けて、やるべきことをこなしていくためにTODOリスト作成中のノボルです。
教育、子育て、習い事を共育=「大人も子どもも笑顔になる」と捉えて、頑張っている若手先生や仕事と家事に追われるママパパさんの力になりたいと発信しています。
さて今回は「お金教育」編ですね。
「お金の教育」と聞くと、少し難しく感じたり、学校で教えるものだと思ったりしませんか?しかし、実は家庭で未就学児の段階から楽しく取り組むことができるのです。
お金って一生のことだから大切だけど、どうやって教えたらいいかわからないワン!
お金の話ってタブーな感じするニャン。
お金は大人になっても必要不可欠です。未就学児からでもできることがありますよ!
このブログでは、現役教師の視点から、おうちで簡単に始められる「お金の教育」をご紹介します。ポイントは「遊び」と「日常生活」を活用すること。お金の基本的な使い方や大切さを、小さな成功体験を通じて子どもたちに伝える方法を具体的に解説します。
「家でできることから始めたい」「将来のために子どもにお金の知識を身につけさせたい」とお考えの親御さんにピッタリの内容です。一緒に、お子さんの未来のための第一歩を踏み出しましょう!
- 忙しい先生でもすぐに実践できるお金教育のアイデア!
- お金の基本から貯蓄の仕組みまで、楽しく学べる工夫が満載!
- 家庭と仕事のバランスを取りながら、子どもに未来の生きる力を育む!
ざっとあげただけで、これぐらいですね!
今回は、こんな人に読んでもらいたいです。
- 家事・育児と仕事の両立に悩んでいる先生
- 子どもへの教育に悩むパパママさん
- 家庭での時間をもっと有意義にしたいパパママさん
子どもも大人も笑顔に。
ボクがこうして情報を発信しているのは、子どもも大人も笑顔である生活をたくさんの先生にしてほしいからです。
まずは、ノボルの自己紹介から!
- 『大人も子どもも笑顔になる』がモットー
- 現役小学校教師11年目。1~6年全学年担任経験あり
- Q-Uによる学級満足度90%越え
- 教育、ビジネス、自己啓発などを中心に年間100冊以上の書籍を読破
- 義務教育学校経験。小学校に所属しながら中1社会を担当経験
- 学年主任の経験
- 学級担任に加え、人権主担・生活指導部長・道徳推進教師など複数の校務分掌を掛け持ち
- 病休経験→働き方を見つめマインドを整え小学校教員として復活
- 娘と息子をもつ2児の父親『行動で示すカッコイイ父ちゃん』が目標
- 1年間の育短(週に3日勤務、2日を育休)経験
- 仕事と家事の両立をめざし、時短家事コーディネーター資格取得
- 30歳を機に、フルマラソン挑戦。以降、毎年フルマラソン参加。
家庭でお金の話ってタブーなの?
「お金の話は子どもにはまだ早い」「家庭で話すのはちょっと気が引ける」――そんな風に考えたことはありませんか?でも実は、お金の話は早いうちから自然に取り入れることで、子どもの未来に大きな力を与えられるのです。特に、未就学児には「遊び」と「日常生活」を通じて楽しく学べる方法がたくさんあります。
たとえば、子どもが大好きなお店屋さんごっこ。紙で作ったお金や商品を使い、「〇〇を買うにはいくら必要かな?」と遊びながら考えるだけで、お金の使い方の基本を学べます。また、スーパーで一緒に買い物をしながら「今日は〇〇円以内で好きなものを選ぼう」と伝えると、子どもは予算内で選ぶ楽しさを体験できます。
お金の話を家庭ですることは難しいことではありません。親子でゲーム感覚で取り組むだけで、子どもに自然とお金の大切さや使い方が身につきます。「まずは楽しむことから!」を意識して、今日から始めてみませんか?きっとお子さんとの新しい学びの時間が楽しくなるはずです。
遊びながら考えるだけで、お金の使い方の基本を学べます!
おうちでできるお金教育5選
「お金の教育って、家庭でどう始めればいいの?」そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。実は、ノボル家でも実践している方法を取り入れれば、難しく考えずに楽しく取り組めます!楽しく実践できるアイデアばかりなので、今日からぜひ試してみてください!
お金のことを話しやすい環境に
家庭でお金の話をすることがタブーだと、子どもはお金について学ぶ機会を失ってしまいます。まずは、お金に関する話題をオープンにできる環境作りから始めましょう。「お金ってどうやって手に入るの?」「何に使うの?」といった子どもの質問に丁寧に答えることが大切です。
レシートを見せながら会話する
例えば、食事中に家計の話題を軽く取り入れるのも効果的。スーパーのレシートを見ながら「この商品は〇円で、これだけの予算でこれだけ買えたよ」と話すだけでも、子どもはお金の使い方に興味を持つでしょう。親自身が自然体でお金の話をすることで、子どもも「お金は大切だけど怖いものではない」と感じられるようになります。この環境が、金融教育の第一歩です。
お金に関する話題をオープンにできる環境作りから始めましょう!
おだちん制で子どもにお金を
おこづかいには、お手伝いをしたらその都度渡す「おだちん制」と、毎月同じ額を渡す「定額制」があります。私がおすすめしているのは、「おだちん制」から始めて、「定額制」に移行する方法です。今回は、わが家で取り入れた「おだちん制」についてご紹介します。
おだちん制は、子どもにお金の価値を実感させるシンプルな方法です。たとえば、家の中の簡単な手伝いをお願いして、その対価としておだちんを渡す仕組みを作ってみましょう。「お皿を運んだら10円」「おもちゃを片付けたら20円」といった具合に、わかりやすく設定すると良いです。この方法のポイントは、ただお金を与えるのではなく「お仕事の結果として受け取る」ことを教えることです。
我が家では、こんな方法で行っています。
- おしごと表を子どもが見えるところに貼る
- 子どもが自分で仕事をする
- 親であるボクたちに申告する
- 丁寧に行えていれば、給料ノートに「日時・仕事内容・金額」を書く
おだちん制には、我が家のルールがあります。
- 仕事は自分で見つけてくる
- 仕事の仕上がりは、親が確認する
- おだちんは月末に給料という形で渡す
- 給料袋にお金を入れて「ありがとう」と伝えて、子どもに渡す
ただし、いい加減な仕事ぶりだった場合は、おだちんは発生しません。厳しいようですが、仕事はいい加減に終わらせてはいけないことを知ってもらうことも、お金の教育の一環なのです。
最初は一生懸命に取り組み、おだちんをもらうことに喜んでいた子どもも、だんだんと飽きてやらなくなるものです。でもそれも想定内と考えましょう。しかったり、促したりしなくてもOK。仕事をサボってしまうことで家族に迷惑がかかることや、働かないとお金はもらえないことを話し、理解させてあげましょう。また、仕事選びに無理はなかったかも親子で見直しをし、お手伝いを再開できるようにサポートしてあげてください。
おだちんを渡した後には、「このお金で何を買いたい?」と一緒に考える時間を作りましょう。欲しいものを自分で選び、計画的にお金を使う楽しさを感じさせることができます。これにより、子どもはお金の使い方と大切さを自然と学べるようになります。
子どもがお金を貯める大切さを学ぶとともに、大人である私たちにとってもお金は必要不可欠なもの。
仕事をしながら家事もして、そこにお金を貯めるなんて難しい・・。
そう思われているあなたは、ノボルが実践しているこの記事をどうぞ!
「誰でも」「今すぐにできる」が詰まっているので、参考に!
計画的にお金を使う楽しさを感じさせることができればいいですね!
子どもと一緒に買い物へ行こう
子どもと買い物に行くことは、実は最高の金融教育の場です。スーパーやコンビニで、一緒に商品を選びながら「このお菓子は〇〇円だけど、こっちのお菓子は少し安いね」と話すだけで、価格や価値について自然に学べます。
さらに、簡単な予算を設定して「今日は〇〇円以内で好きなものを選んでね」と伝えると、子どもは限られたお金でやりくりする感覚を身につけられます。商品を手に取って値段を見たり、お金を支払ったりする体験は、単なるお買い物以上の学びを提供してくれます。一緒にお金の流れを体験しながら、楽しくお金の基本を教えていきましょう。
おしごと表で子どもにもわかりやすく
「おしごと表」を活用すると、子どもにお金の流れや努力の価値を分かりやすく教えられます。たとえば、家事やお手伝いを「おしごと」としてリスト化し、それぞれに金額を設定します。
「ごみ捨ては10円」「靴そろえは10円」「おしごと表に書いていない仕事を見つけて行うと、父ちゃんと母ちゃんがボーナスを渡す」など、子どもが達成感を持てるような小さなタスクがおすすめです。このプロセスを通じて、子どもは「働いて得たものは価値がある」という考えを自然と身につけられます。ゲーム感覚で取り組むことで、楽しみながらお金の基本を理解できるでしょう。
ちなみに、ボクが作成したおしごと表はコチラです!
金利を理解させるために、年末に親から10%支給
利は子どもには少し難しい概念ですが、実際に体験させることで驚くほど簡単に理解できます。おすすめは、「年末に今持っている金額の合計から10%増やして渡す」という方法です。たとえば、子どもが1年間でお年玉やお小遣いをためて3,000円持っていた場合、年末には300円をプラスして3,300円にしてあげます。このとき「たくさん貯めると、それだけお金が増えるんだよ」と教えることで、金利の仕組みを実感できます。
さらに、「途中で使った分は増えないから、何を買うかよく考えようね」と伝えれば、計画的にお金を使う大切さも学べます。この方法を毎年続けることで、子どもは自然と貯蓄やお金を増やす考え方を身につけていきます。
また、我が家では「給料ノート」という形で記録を残しています。一緒に振り返ることで、親子のコミュニケーションの時間にもなります。金利という少し難しい概念も、実際に増える金額を見ることで楽しく理解できるようになるでしょう。
給料ノートは本当にオススメですよ!白地のノートに「日時・仕事内容・金額」を書いていき記録していくもの。小学生になれば自分で書かせていくのもよし!
まとめ
いかがだったでしょうか。おうちでできるお金教育、少しイメージが膨らみましたか?
- お金のことを話しやすい環境に
- おだちん制で子どもにお金を
- 子どもと一緒に買い物へ行こう
- おしごと表で子どもにもわかりやすく
- 金利を理解させるために、年末に親から10%支給
教師として日々子どもたちと接する中で感じるのは、「お金の教育」は将来の生きる力を育む重要なテーマだということです。学校だけでなく、家庭でもできる教育があることで、子どもは日常生活の中で自然にお金について学ぶことができます。そしてその学びは、大人になったときに「自分で考え、自分で選び、行動する力」につながります。
本記事では、遊びや日常生活を活用した5つの方法をご紹介しました。たとえば、お店屋さんごっこでお金の基本を学び、おだちん制で努力と報酬の関係を体験。買い物では予算内で選ぶ力を育て、おしごと表で達成感とお金の流れを視覚的に理解できます。
さらに、年末に「10%支給」という特別ルールを設けることで、金利の仕組みや貯蓄の大切さも実感できます。
これらの方法のゴールは、子どもが笑顔でお金の使い方を学び、それが将来の自信へとつながること。そして、大人も子どもの成長を見守る中で喜びを感じられることです。「お金の教育」は家庭でも楽しく実践できます。今日からぜひ始めてみてください!
また、未就学児からお金がかかってくるのが「習い事」
- 習い事にいくらお金をかけるのか?
- 子どもがやりたいことをさせたいけど、お金はかけたくない
- 無理せず習い事をさせてあげたい
家計と直結する「習い事」でのお金に関する記事はコチラ!
以上、「実は簡単!現役教師が教える おうちでできるお金教育 未就学児編」という話題でした。
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