こんにちは。ノボルです。
今回は、「【3歳~】子どもと一緒に読みたくなる絵本といえばコレ!」と題して書きます。
絵本の読み聞かせをする上で、大人である親も楽しい絵本って魅力的ですよね。
読んでいてつまんないなって親が感じてしまうと、子どもも興味がなくなります。
そんな中、今回は絵本の読み聞かせを子どもも大人も一緒になって読みたくなる絵本を紹介します。
1.「す~べりだい」作 鈴木のりたけ
子どもたちみんな大好きなすべり台。
でも、この公園のすべり台は普通と違う。
すっごく長かったり、ジャンプ台になっていたり。マットが敷かれてあったり。すべり台自体がひらがなの形に変わっていたり。
さあ、早速すべりにいきましょう!
2.あらすじ・内容
「いくよー」「それー」
公園で女の子が楽しそうにすべります。
「す――――べりだい」「すべりだい――――」
「するする べぇりべぇりだい~ん!」
作者鈴木のりたけさんが描くと、人気のすべりだいも大変なことに!
さらに、「すべりパイ」や「すべれない」(これは困る)。空から落ちてきた「ずん べりだい」!?びっくりするようなすべりだいのオンパレード。
そして、もちろんそれが全部絵になって再現されています。
こんなすべり台、近くの公園では見たことありません!
この疾走感、この爽快感、もう誰にも止められません!!
「す―――― すっ す― す――‥‥」
「べりだ―い だ―い だ―い…」
読んでいて最後には、自分で「あー楽しかった」っとつぶやいちゃう。
ページをめくれば画面に釘付け、声に出して笑っちゃう。何度も繰り返しのあるフレーズ、ことば遊びとカラフルでユーモラスな絵。
のりたけさんワールドが存分に堪能できます。
読み方を変えたり、みんなで読んだり、楽しみ方はどんどん広がるはず。
読みながら、すべり台を指でなぞると子どもも一緒になってなぞる。なぞっていたら、本当にこのすべり台をすべっているかのように。
全部遊び終わったら。
もう一回いってらっしゃあーい!
3.「す~べりだい」の素敵なところ
絵だけで楽しめる繊細さ
「す~べりだい」は字数が少ないです。ですが、絵本の魅力の一つである「絵の繊細さ」がバツグンです。
絵本を指でなぞっていくと、すべり台の形や大きさに驚きを隠せません。
絵がスッキリしていて、複雑な感じがなく、でもファンタジーの広がりがあって好きです。
すべり台にばかり目がいきがちですが、周りに描かれている飛行機や動物を探しながら読んでいると、新たな発見があるかも!?
ことば遊びがおもしろい
「す――――べりだい」「すべりだい――――」
「するする べぇりべぇりだい~ん!」
「す―――― すっ す― す――‥‥」
「べりだ―い だ―い だ―い…」
すべり台という言葉を巧みに書き換え、子どもと一緒に読みたくなるフレーズになっているところがおもしろい!
「すーべりだい」この言葉をこんなに楽しく、そしてさまざな抑揚をつけて口に出したのは初めてです。
笑いとツッコミが止まらないすべり台の数々
この絵本の最大の魅力は、なんといっても変わったすべり台のオンパレードでしょう。
少し変わっただけのものから、ジェットコースターのようなものや、すべり台なのに滑れないものまで様々です。
中には空から「ドーーーン!」と降ってくるものまで。
子どもたちも、新しいすべり台が出てくるたび、
「えー!?」
「なにこれ!?」
「こんなんあるん!?」
と、笑いが止まりません。驚きを隠せません。
さらには、
「ちょっと危なすぎるよ~」
「ダメ!落ちちゃう落ちちゃう!」
「これじゃ滑れないじゃーん!」
など、ツッコミも止まりません。
予想もつかない変わったすべり台に、みんなで盛り上がれるのがこの絵本のとても素敵なところです。
4.まとめ
今日紹介した、「す~べりだい」のあらすじは、
- 作者鈴木のりたけさんが描く、思いがけないすべり台の数々。
- すべり台の形が変わったり、空から降ってきたりと。
- 読み手の笑いとツッコミが止まらない。
「す~べりだい」の素敵なところは、
- 絵だけで楽しめる繊細さ
- ことば遊びがおもしろい
- 笑いとツッコミが止まらないすべり台の数々
思いもつかないような色々なすべり台が「これでもか!」と出てくる、楽しい絵本。
すべり台の新たな世界へ、いってらっしゃい!
以上、「【3歳~】子どもと一緒に読みたくなる絵本といえばコレ!」という話題でした。
ほいじゃあね~👋