共育

教師×時短家事コーディネーターのモーニングルーティン公開 小さな習慣が大きな成果を生む

こんにちは。運動会に向けて計画している団体演技で、毎日踊るのに必死で身体がバキバキなノボルです。30代後半にさしかかったボクは、まだまだ衰えを感じません!(笑)

教育、子育て、習い事を共育=「大人も子どもも笑顔になる」と捉えて、頑張っている若手先生や仕事と家事に追われるママパパさんの力になりたいと発信しています。

さて今回は、「モーニングルーティン」編ですね。

前回は、朝活習慣について投稿しました。今回は、朝出勤してから子どもたちを出迎えるまでのモーニングルーティンです、

突然ですが、みなさんはどんなモーニングルーティンですか?

いぬ先生

ボクは、まず朝のコーヒーを入れるだワン!

ねこ先生

何をするかなんか決めていなくて、バタバタしているニャン!

ノボル先生

そうなりますよね。でも、朝は思考がスッキリしていて子どもたちが登校していないからこそ仕事がはかどりますよ!

この記事では、紹介したことを取り組むことができれば誰でも定時退勤ができるようになるモーニングルーティンについて詳しくまとめました。

この記事に書かれていることは・・
  • ノボル先生は出勤してから何してるの?
  • 定時退勤をしたければ朝にどんなことをすればいいの?
  • 仕事がデキる先生になるためのモーニングルーティン

ざっとあげただけで、これぐらいですね!

今回は、こんな人に読んでもらいたいです。

読んでほしい
  • 子どもたちが登校するまでにバタバタしてしまっている先生
  • 家に帰る時間が遅く、悩まれている先生
  • 仕事がデキる先生に思われたい先生

10年以上教壇に立ち、全学年担任経験があるノボルだからこそお伝えできることを紹介しています。

子どもも大人も笑顔に。

ボクがこうして情報を発信しているのは、子どもも大人も笑顔である生活をたくさんの先生にしてほしいからです。

まずは、ノボルの自己紹介から!

ノボル先生ってこんな人!
  • 『大人も子どもも笑顔になる』がモットー
  • 現役小学校教師11年目。1~6年全学年担任経験あり
  • Q-Uによる学級満足度90%越え
  • 教育、ビジネス、自己啓発などを中心に年間100冊以上の書籍を読破
  • 義務教育学校経験。小学校に所属しながら中1社会を担当経験
  • 学年主任の経験
  • 学級担任に加え、人権主担・生活指導部長・道徳推進教師など複数の校務分掌を掛け持ち
  • 病休経験→働き方を見つめマインドを整え小学校教員として復活
  • 娘と息子をもつ2児の父親『行動で示すカッコイイ父ちゃん』が目標
  • 1年間の育短(週に3日勤務、2日を育休)経験
  • 仕事と家事の両立をめざし、時短家事コーディネーター資格取得
  • 30歳を機に、フルマラソン挑戦。以降、毎年フルマラソン参加。

職員室編

相手より先に笑顔で挨拶をする

職員室での一日のスタートは、何よりも「あいさつ」から始まります。相手より先に、そして笑顔であいさつをすることは、職場の雰囲気を明るくし、人間関係を円滑にする基本です。

教師という仕事は、子どもたちだけでなく、同僚や保護者とのコミュニケーションも重要です。特に忙しい朝の時間帯において、先手を打って笑顔であいさつをすることで、自分自身の気持ちも前向きになり、一日を良いスタートで切ることができます。

先日、校長先生からこんな言葉をいただきました!

「ノボル先生は、必ず私の名前を言ってからあいさつをしてくれますね。〇〇校長先生、おはようございます!これが、とっても素晴らしいと思います!」

ボクは、相手よりも先に挨拶を心がけるのと同時に相手の名前を言ってから挨拶をします。

これ、とても大事だと思っています!

相手が子どもであっても、先生であっても、実習生であっても、同じです!

さらに、笑顔のあいさつは相手にも良い印象を与え、信頼関係の構築にも繋がります。職員室という共同作業の場での「あいさつ」は、単なる儀礼ではなく、円滑なコミュニケーションと職場全体の士気向上に不可欠な習慣です。

ノボル先生

相手の名前を言ってから先に挨拶!これは、意識するとできることだから今日からしていきましょう!

タイムカードをする

ボクが教師として働き始めたころは、出勤印を押すことから一日が始まっていました。現在は、タイムカードを押すことに変わりました。

毎日、出勤と退勤時は必ずタイムカードを押します。

職場の様子を見ていると、タイムカードを押すことを忘れている方も。

でもタイムカードを押し忘れていることが続くと、後日にまとめて打ち込むことになったり、集計をしてくださっている事務の先生にご迷惑になったり。

後々に溜まった仕事をするぐらいなら、一日一日をこまめに行うことで、大きな時間を生み出すことにつながります。

また、どうせ押す行為があるのなら気分を高めるマインドになれば幸せだとボクは思います。

タイムカードを押す瞬間は、「今日も一日頑張るぞ」という意識を持つためのリセットポイントとして機能します。朝の忙しい時間帯でも、タイムカードを押すことは自分の業務開始を確認する重要な行動です。

ノボル先生

タイムカードを押す瞬間は、「今日も一日頑張るぞ」という意識を持つためのリセットポイントに!

職員室の机をウェットティッシュで隈なく拭く

職員室の机をきれいに保つことは、効率的な仕事環境を作る第一歩です。特に朝一番にウエットティッシュで隈なく拭くことで、衛生面の確保とともに、心の整理整頓も行えます。机の上が清潔で整頓されていると、頭の中もクリアになり、業務に集中しやすくなります。

ボクがこの習慣を心がけるようになったのは、この本との出会いです。

こんまりこと、近藤麻理恵さんの本は何度も読み返すほどですね。

初任者や若手の先生が自分の教師力を高めるために、どんな本を読んだらいいかがわかる記事はコチラ!

中堅の先生向けに、どんな本を読んだらいいかがわかる記事はコチラ!

また、毎朝のルーティンとして机を拭くことは、自分の空間をリセットし、新しい一日を迎えるための準備を整える意味合いもあります。日々の仕事の質を向上させるための基本的な習慣です。

職員室机は仕事効率だけでなく、周りの先生からどう見えるかにおいても重要なアイテム。

職員室机の整理整頓が苦手な先生は、この記事を読むと即使えますよ!

パソコンを出す→メールチェック

ある先生は、メールチェックを怠り、未開封が5000を超えていたということを聞いたことがあります。

いぬ先生

えっ。わたしもいつからメールボックス見てないんだろう・・

重要なメールを見つけるのに、未開封が多ければ多いほど時間がかかってしまいます。

パソコンを開き、まずメールをチェックすることは、業務の優先順位を把握するための重要なステップです。朝一番に受信したメールを確認することで、緊急の対応が必要な案件や、その日の予定に影響を与える情報を把握できます。

ボクは、基本的にメールボックスを空の状態にします。メールを読み、必要でなければゴミ箱へ。印刷して渡すのがよければその場で印刷をして、即メールをゴミ箱へ。

これにより、効率的なタスク管理が可能となり、無駄な時間を削減できます。また、メールのチェックは、同僚や保護者、または学校全体の動向を把握するためにも欠かせない作業です。

ノボル先生

メールボックスを空の状態にすると、本当に気持ちがよく、検索の手間も省けますよ!

教室に上がる前には、職員室机上には書類やモノは0に!

教室に上がる前に、職員室の机上をクリアにすることは、効率的な業務進行のための重要な習慣です。机の上にモノが散乱していると、無意識に気が散り、集中力が低下します。逆に、モノが何もない状態にすることで、次のタスクに対する心構えが整い、スムーズに移行できます。

また、机上が整理されていると、急な打ち合わせや他の業務が入った際にも、柔軟に対応できる余裕が生まれます。特に教室に上がる前に机をクリアにしておくことで、教室での授業に集中しやすくなり、一番時間を使いたい、子どものための授業を考える時間を生むことができます。

職員室の机上を常にモノがない状態に保つことで、整理整頓が行き届いた印象を与え、仕事がデキル先生として見られる理由は明確です。机が整っていると、必要な資料やツールを迅速に取り出せるため、効率的に仕事を進める姿が周囲に伝わります。

ノボル先生

職員室の机上を常にモノがない状態に保つと気持ちがいいですよ!

3分で終わる仕事は即終わらせる

「3分で終わる仕事は即終わらせる」という習慣は、時間管理の効率化に直結します。特に、教師の仕事は多岐にわたり、細かいタスクが次々と発生します。これらのタスクを後回しにすると、後で大きな負担となり、全体のスケジュールに影響を及ぼします。

3分で終わる仕事をその場で処理することで、タスクが積み重なるのを防ぎ、常に次の重要な仕事に集中することができます。また、即時処理することで、他の業務に対する心理的なプレッシャーも軽減され、結果的に一日の業務効率が向上します。

この小さな習慣を徹底することで、教師としての職務を円滑に進めるための大きな助けとなり、日々の業務に追われるストレスを軽減することができます。

ノボル先生

朝、出勤した時に机上に置かれているアンケートや回覧はその場でチェックし、次の人に回すといいですよ!

教室編

モーニングページを書く

モーニングノートは書籍「いくつになっても、ずっとやりたかったことをやりなさい」に書かれているもので、ボクは毎日行っているものです。

10年以上売れ続けているロングセラーの本です。

人生は今日を生きることの積み重ねである。今日を精一杯生きることが満足のいく過去と有望な未来を創り出すことになる。という言葉がボクは印象的です。

書籍に書かれているほど、じっくり時間をかけて書く文字数も多く書けているわけではありませんが、自分にとっても大きなメリットを感じています。

モーニングノート メリット
  • 心の整理ができる
  • 創造力が高まる
  • 自己理解が深まる

心の整理ができる
モーニングノートを書くことで、頭の中に溜まった思考や感情を吐き出し、心をクリアにする効果があります。

創造力が高まる
毎朝自由に書くことで、創造的なアイデアやインスピレーションが湧きやすくなり、自己表現力が向上します。

自己理解が深まる
日々の記録を通じて、自分自身の願望や目標を再確認し、自己成長や自己啓発につなげることができます。

朝、黒板に子どもがすべきことを書く

朝一番にTODOリストを確認することは、効率的な一日のスタートに欠かせません。教師としての業務が多岐にわたる中、リストを確認することで優先順位を明確にし、必要な準備を整えることができます。

これは、自分の仕事におけるTODOだけではありません。

例えば、1時間目の授業で絵の具の用意が必要だとします。

その時はボクなら黒板に「8時25分までに絵具の用意をします」と事前に書いておきます。「子どもが先生に聞かなくてもできる環境」を作るためには、リストに基づいて事前に必要な指示や掲示物を用意し、子どもたちが自立して行動できるようサポートすることが重要です。これにより、子どもたちが自らの力で学び進める環境が整います。

ノボル先生

子どもたちが自立して行動できるようにする目的で指示を行うことがポイントです!

提出物ボックスや名簿が必要であれば準備をする

提出物ボックスや名簿などの必要な道具を朝のうちに準備することで、子どもたちが自然に行動しやすい環境を整えます。例えば、提出物ボックスをクラスの目立つ場所に置くことで、子どもたちは先生に聞かなくても自分で提出物を管理する習慣を身につけることができます。

また、保健室に提出するものや家庭訪問希望調査票など、クラス全員が対象の提出物に関しては、名簿を用意しておきます。事前準備をしておくことで時間の無駄を省くことができます。このような小さな準備が、子どもたちの自立を促し、教師の負担を軽減する効果を生み出します。

ノボル先生

子どもたちは先生に聞かなくても自分で提出物を管理する習慣を身につけることができると、ドンドン任せられますよ!

時間割・日付が正しいかを確認する

朝の時間割や日付の確認は、子どもたちが自らの行動を計画的に進めるための重要なステップです。黒板や掲示板に正確な時間割と日付を記載しておくことで、子どもたちは次の授業や必要な準備を自主的に行うことができます。

これにより、先生に聞かずとも自分で考えて行動する力が育ち、クラス全体の時間管理が効率化されます。また、日付の確認を通じて、その日の特別な予定や行事が正しく伝わり、混乱を防ぐことができるため、円滑な授業運営につながります。

ノボル先生

先生に聞かずとも自分で考えて行動する力が育ち、クラス全体の時間管理が効率化されますよ!

まとめ

みなさん、教師×時短家事コーディネーターのモーニングルーティン。いかがでしたか?

記事をまとめると、

職員室編
  • 相手より先に笑顔で挨拶をする
  • タイムカードをする
  • 職員室の机をウェットティッシュで隈なく拭く
  • パソコンを出す→メールチェック
  • 教室に上がる前には、職員室机上には書類やモノは0に!
  • 3分で終わる仕事は即終わらせる
教室編
  • モーニングページを書く
  • 朝、黒板に子どもがすべきことを書く
  • 提出物ボックスや名簿が必要であれば準備をする
  • 時間割・日付が正しいかを確認する

教師の朝の時間は、1日の授業や業務を円滑に進めるための準備を整える貴重な時間です。朝の時間にTODOリストを確認し、提出物ボックスや名簿を準備し、時間割と日付を正しく確認することは、子どもたちが自立して行動できる環境を整えるために非常に重要です。

これにより、子どもたちは先生に聞かずとも自分で必要なことを進める力を養い、授業中の無駄な中断を減らすことができます。また、必要な準備を朝のうちに整えておくことで、突発的な対応が求められる状況でも余裕を持って対処できるため、教師自身の負担も軽減されます。

結果として、クラス全体がスムーズに運営されるだけでなく、教師としてのストレスも軽減され、より充実した授業を提供できるようになります。

朝の時間を有効活用することで、日々の業務が効率化され、時短につながり、最終的には定時退勤ができるようになるでしょう。教師の仕事は膨大にありますが、朝の準備をしっかりと行い、優先順位をつけることで、限られた時間内で最大の成果を上げることが可能です。

以上、「教師×時短家事コーディネーターのモーニングルーティン公開 小さな習慣が大きな成果を生む」という話題でした。

ほいじゃあね~👋

ABOUT ME
ノボル先生@共育×子育て×習いごと
\先生こそ自分らしく笑顔で働こう/子どもも大人も笑顔になる習い事を発信|共育=子どもも教師も成長がモットー|小学校教師11年目全学年担任経験。小中一貫校勤務経験|授業満足度毎年9割の授業づくり発信|2児の父親。育短(週に2日育休)1年間取得|時短家事コーディネーター|年間100冊読書|毎年フルマラソン完走|パパママの笑顔が最幸の子育て