こんにちは。ノボルです🧗 今回は、「習いごとを子どもがするときに注意すべきこと⚠️」と題して書きます。
子どもの習いごとは、さまざまなメリットがあります。
例えば、新しいスキルや知識を身につけたり、自信ややりがいを感じたり、友だちとの交流を深めたりすることができます。
しかし、習いごとをする際には、親として注意すべきこともあります。
子どもの成長や幸せを考えるなら、以下のポイントを押さえておく必要があります。
- 子どもの「やりたい」という気持ちを大切にする
- 子どもに自由に遊べる時間や十分な睡眠を確保する
- 子どもの意見や感情を聞く
今回は、このポイントに絞って詳しく説明していきます。
1.子どもの「やりたい」という気持ちを大切にする
習いごとをするときには、必ずといっていいほど親の嗜好が入るものです。
また、情報を収集したり、親同士のコミュニティの中で知り得たりしたことをもとに、習いごとを決めるでしょう。
初め方としては、それでいいのですが、習い始めて子ども自身が感じることや思いがきっと表れるでしょう。
その中に、子ども自身の「やりたい!」という気持ちを大切にすることが重要です。
子どもの「やりたい」という気持ちを大切にするとは、子どもが自分から学ぶ力や主体性を育むことだと思います。
子どもがやりたいと思ったことに対して、親が否定したり指示したりせずに、好奇心や達成感を伸ばすサポートをすることが大切です。
子どもの「やりたい」の気持ちは、子どもの可能性を広げる原動力になるのです。
AI時代に役立つ主体性は、自分で考えて行動する力であり、親は子どもの好きなことを尊重し、問いかけや手本を見せることで育むことができます。
親は、子どもの「やりたい!」という気持ちを大切にするために、何をすればいいのでしょうか。
それは、子どもが自分の意思でその道を選択していると思えるように親が仕組みを作ること。自主性の尊重が子どものやる気を引き出し、自信を身につけさせることで、習いごとへの意欲にもつながります。
2.子どもに自由に遊べる時間や十分な睡眠を確保する
今の日本では、目先の成績や受験のために、遊びの優先順位が下げられていて、これは、子どもの今を大切にしていないと言えます。
子ども時代が、子どもが生涯を生きていくための体と心と脳の発達を保障する時期で、そのために遊ぶことが不可欠であるということを理解していない方が多いようです。
このことは、文部科学省からのデータでも実証済みです。https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/053/gaiyou/attach/1286156.htm
大人は遊びと学びを分けて考えがちですが、実は遊ぶことが子どもの脳を発達させているのです。
習いごとをしすぎるあまり、遊ぶ時間や十分な睡眠を確保できず、子どもの学びにつながらないという結果なら、めざすべきゴールではありません。
その現象が起きていることから、昨今「教育虐待」という言葉が取り上げられています。
教育虐待とは、親が教育を名目にして、子どもが傷つきに耐えられる限界を超えるまで、勉強やスポーツ、音楽、習い事などを強制することです。
よかれと思ってそれらをすることが、かえって子どもの体や心や脳に悪いことになってしまう状態です。
そうならないためにも、「何のためにしているのか」という目的を、親と子どもが共有する話し合いを日ごろからしていくことで、解消できます。
子どもが疲れていないか、子どもが満足して習いごとをしているか、子どもが遊びの時間を確保できているか、今一度見つめてみてはいかがでしょうか。
3.子どもの意見や感情を聞く
はじめは、「楽しい!」といい続けていた習いごとでも、楽しいことばかりではない状況も生まれます。
競争意識や周りの子どもとの関係など、「つらい」や「しんどい」など、ネガティブな感情も必ず表れます。そんな時に、続けるべきかそれともやめるべきか?
親としてどうしたらいいか考えるときがあります。
ですが、英断できるのも親の役目。いくら子どもの自主性を重んじるからといっても、ただ自由に放置しているわけにはいかないこと、しっかりと支援していくことが親として重要。
子どもの感情が表れたときはチャンスです!「なんでそう思っているの?」と聞いてあげましょう。「〇〇は、どうしたいの?」と言葉をかけましょう。そのやりとりが大切。
子どもの精神的な支えとなる役割も、親の務めです。これはあくまでも他人である先生や講師には、なかなかできないことです。
子どもを普段からよく観察して変わったことがないか、口数が減ってはいないかといった兆候を見抜く力も要求されます。
最も子どものことを知っている親のほうが、気づけることでしょう。
親からみえない場所での子どもの様子を知るために、定期的に先生とも話して子どもの様子を伝えてもらうような、コミュニケーションも必要になります。
また習い事をはじめるとき、子どもは興味をもった段階ではそれをただやりたいだけかもしれません。
心地よく楽しむために必要な努力の面倒さ、しんどさといったことを考えていない場合が多くあります。
そのためやりはじめてから、「やっぱりやめた」という子どももいることでしょう。
そうした場合にもしっかり子どもの話を聞いて、なにがネックになっているのかを探ります。先生とも話しあうなど方々に手を回しつつ、子どものモチベーションをコントロールしてあげることが重要です。
4.まとめ
習いごとをすることの結論から言うと、「習いごとを詰め込みすぎない」ことです。
子どもには、さまざまな経験をさせてあげたい。それは、すべての親が思うこと。
どこに子どもの才能があるか、やってみなければわからない。
そう考えて、1週間のスケジュールに極限まで習いごとを詰め込んでいるご家庭もあります。
それはそれで否定はしません。
ひとつの考え方だとは思いますが、私はむやみにおすすめはしません。
習いごとが多すぎて、睡眠時間が削られたり、食事をゆっくりする暇もないというのなら、本末転倒だと思います。
早寝•早起き•朝ごはんの生活習慣が守られないようなら、習いごとを削った方がいいと私は思います。
習いごとは、あくまでプラスαの教育。
子どもには、自分の人生を自由にデザインする練習も必要。
例えば、「放課後誰と遊ぶか?」とか「何をして遊ぶか?」など、ワクワクして自分の時間の使い方を決める機会も必要だと私は思います😀
以上、「習いごとを子どもがするときに注意すべきこと⚠️」という話題でした。
ほいじゃあね~👋
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