こんにちは。
鉄棒に頭をぶつけて、たんこぶができてしまったノボルです。
教育、子育て、習い事を共育=「大人も子どもも笑顔になる」と捉えて、頑張っている若手先生や仕事と家事・育児の両立が忙しいママパパの力になりたいと発信しています。
今日は、子どもへの心理的安全性を高める取り組みの一つ、「一筆箋作戦」です。
子どもたちが良いことをしたら、保護者の方にも伝えたい。
そんなときに、オススメなのが一筆箋。
すてきな柄が入っている一筆箋をもらうことで、子どもたちは大喜び♪
渡した次の日には保護者の方から、感謝の手紙が届くときもある。
自分の実践での体験談もふんだんに織り交ぜながら、書いていきます。
この記事は、こんな人に読んでもらいたいです。
- 子どもの頑張っているところをどうやって発信したらいいのかな?
- 保護者とのコミュニケーションをもっと深めたいな・・
- 先生として、子どものよいところをもっと見つけたい
この記事を読めば、子どものよさをもっと見つけたい先生、保護者との関係づくりに悩む先生が「一筆箋作戦」によって1つの糸口が見えます。
ノボルが父親として、そして10年以上教壇に立っている教師として培ってきた経験をこの記事に凝縮しました。ぜひ、最後まで読んでください!
まずは、ノボルの自己紹介から!
- 『大人も子どもも笑顔になる』がモットー
- 現役小学校教師11年目。1~6年全学年担任経験あり
- Q-Uによる学級満足度90%越え
- 教育、ビジネス、自己啓発などを中心に年間100冊以上の書籍を読破
- 義務教育学校経験。小学校に所属しながら中1社会を担当経験
- 学年主任の経験
- 学級担任に加え、人権主担・生活指導部長・道徳推進教師など複数の校務分掌を掛け持ち
- 病休経験→働き方を見つめマインドを整え小学校教員として復活
- 娘と息子をもつ2児の父親『行動で示すカッコイイ父ちゃん』が目標
- 1年間の育短(週に3日勤務、2日を育休)経験
- 仕事と家事の両立をめざし、時短家事コーディネーター資格取得
- 30歳を機に、フルマラソン挑戦。以降、毎年フルマラソン参加。
保護者への手紙「一筆箋作戦」って?
私は、当時勤めていた学校の先輩からこんな話がありました。
「一筆箋に子どもの素敵な行動を書いて、その子に渡すのがオススメ」
当時のボクは、「へぇ~」って思う程度でした。
そこで、こんな本を購入。
一筆箋を書くことには納得できましたが、正直「1日2人」を書くことも大変なんじゃないか!?って思いました。
でも、実際にやってみると、その効果がとても大きいことに気づきました。
私が思っている以上の衝撃でした!
なぜ「一筆箋作戦」を始めたのか?
私は、直近3年間はこの「一筆箋作戦」を継続しています。
3年前、初任校から7年間勤めた学校を離れ、別市の学校へ転勤しました。当時、新型コロナウイルスが世界中に蔓延し、2月から5月は学校が閉鎖。転勤した年の4月を子どもを迎え入れられない状況。
6月から分散登校が始まり、子どもたちと過ごしていくことに。はじめは慣れない環境ということもあり、子どもとの関係で納得のいくものではありませんでした。
異動初年度で市も違えば方法も違う。学年主任として、学級担任として、今までの流れをそのまま持ち込んでしまったことが原因だなと今になって感じます。
なんとかしようと、これまでの実践でなく、新たなことをしよう!と考えていた時に、思い出したのが、先ほどの先輩の言葉です。
「一筆箋に子どもの素敵な行動を書いて、その子に渡すのがオススメ」
ボク自身が、「子どもへプラスな視点で関わること」を大事にしたいし、このことが保護者の方や地域の方に届くことができればいいなと。
保護者と地域と学校とが繋がり、その中心に「こども」がいるという関係をつくりたいとも考えていました。
『大人も子どももが笑顔に』
このモットーがもっといrんな人に広がったらいいなって。
元々、ボクはこういうつながりを大事にしたいっていう考えがあって、自分自身のこの考え方によって、救われたことも多くあります。
この願いが「一筆箋作戦」のスタート!
保護者への手紙「一筆箋作戦」は、どう書くの?
自分の振り返りを丁寧に行うことが、この実践の元となっています。
私は、放課後に「授業記録」を打ちます。
授業記録には、自分の授業の進め方や子どもの発言、子どもの光っていること、子どもの具体的な姿を書いています。
子どもの具体的な行動や姿があって、その記録を見ながら、朝に書くようにしています。
本来は、その日にあった子どもの光っている姿を、その日のうちに一筆箋を書き、子どもが帰るまでに書き上げて渡すことができれば申し分ありません。
実際に、それができていた日もあります。
でも、自分の中で「無理なく続ける」ためには、次の日の朝に書いて渡すもOKにすることで、気持ちがラクになっていますね。
今回、この記事を書くにあたり、もう一度自分の授業記録を読み返してみました。
この授業記録をいくつか紹介しますね。
4時間目 国語
今日は校長先生の参観授業の日。「和の文化を受けつぐ」の出会いの感想文を書く授業を見てもらう日だ。まずは、単元に興味を持つことを意識したいので、事前に子どもに「和の食べ物」と「洋風の食べ物」を短冊に書いてもらっていた。
冒頭、「実は、何人かに食べ物を書いてもらっていました」とだけ伝え、上と下に張り分けていった。「板書への意識」を狙っている。
すかさずAさんが、「上!」Bさんは「あれ?そうかな~?」子どもたちが思い思いにつぶやき、めっちゃ盛り上がった。これはいいね!大造じいさんでも、板書への意識を向けるためにこの手法を使いたいので、よかった。
出会いの感想文の静寂の雰囲気や書いている仲間とともに書き上げる崇高な場である意識は着実に作り上げてきている。最後の子どもたちとのやりとりである。
「ピピピピ」
子(えっ。もう終わり?)(まだまだ)という空気が漂う
先「提出してください」
たくさんの子ども「え~!!」「まだ書けるーー!」「もっと時間をください!!」
先「ハハハ!冗談です。あなたたちの書く力は確実に成長しています。前回の出会いの感想文を見たら、すぐにわかるでしょう!明日、書く時間をとります」
子「先生!家に持って帰って書いてもいいですか?」
先「うお~。意欲的やな!!明日も時間をとるけどそれでも持って帰りたいですか?」
子「はい!!」
先「持って帰りたい人、手を挙げて!」
12人が手を挙げる。
この授業記録から、Aさん、Bさんの意欲の高さ、活動に取り組む姿勢について一筆箋を書きました。
別の日の授業記録です。
4時間目 道徳
社会の授業で、「畜産業」について学習をした。子どもたちが普段食べている「お肉」が「食肉」になるまでには、たくさんの方が関わっていることやその中での思いについて学ぶ機会。今回は絵本「いのちをいただく」を使って授業をした。
登場する食肉解体作業員坂本さんの話は実話で、仕事に対して心のどこかで「ずっと辞めたい」と思っていた坂本さんが、ある一頭の牛と女の子の出会いを通して、仕事への思いが変わる。そんな物語から、子どもたち一人ひとりのこれからの将来・人生を見つめることをしたいと願い、この授業を投げ込みでした。
授業の中で、こんなシーンが。食肉解体作業員坂本さんと女の子との出会いの場面で、普段から感受性が強いCさんが授業中にストーリーに没入したからか涙ぐんでいた。私がそっと声をかけようとする前に、隣に座っていたDさんが「大丈夫?」と声をかけていたところに気がつく。
Dさんの行動が素晴らしいなと思い、その場で、全体化しようかと悩んだけど、CさんやDさんはそれを望んでいないだろうと咄嗟に判断して、あとで声をかけた。
CさんもDさんから声をかけてもらったことで、救われただろう。こういう一つずつの積み重ねが、仲間同士のつながりを生み、結果的に学級力となる。
5時間目 アンケート&振り返りジャーナル
今年度は5年生の学年で1日のふりかえりや子どもたちの思いを書き記す「ふりかえりジャーナル」にとりくんでいる。連休明けは少しでも「楽しく書く」に取り組みたい思いで行ったジャーナルテーマは「ノボル先生を漢字一文字で表すと?」です。ランキング形式で発表。
※秘と書いているものについては、発表をしません。
子どもたちの反応が「うぉー!」「ハハハ」と驚くぐらい大きかった!(笑)
さすがに、そっと廊下側の窓を閉めた(笑)2組のみんな、ごめん!(笑)
第3位・・「面」理由は、面白いから。あと、先生のズボンに白が入っていたから
(なんやそれ!(笑)ユーモアですね!!)
第2位・・「熱」理由は、熱さ1000倍だから。熱血だから。
第1位・・「笑」圧倒的に多かったのがこの漢字でした。理由を見ると、いつもニコニコしているから。どんな時でも笑って乗り越えているから。みんなを笑顔にしてくれるから。
常にマスクを着用して表情が伝わりにくいからこそ、私も意識していて、子どもたちからも学ばせてもらっている。やっぱり笑顔が一番!
この日は、Dさんの行動が素敵だと思い、一筆箋を書いて渡しましたね。
教室で行うときには、ポメラというデジタルメモを使います。私にとってはなくてはならないアイテムになっています。
最近では我が子の保育園お迎えや出張が重なることが多く時間が取れないこともあり、音声メモを活用することもあります。
いろいろ自分の中で試してみた結果、私は空き時間にもよりますが、1日3人ずつ書くことに落ち着きましたね。頻度は、人それぞれでいいと思います。
特に、1学期は月に1回、全員に書きたいなと思って取り組んでいます。
自分の授業記録と、一筆箋をだれに書いたかがわかる名簿を見ながら、偏りがないように1日3人書いていきます。
だいたいですが、3人を15分あれば書くことができますね。
書いた一筆箋は、その日の朝、宿題を提出する子どもに直接「先生、この行動がとてもすてきだなって思ってファンレターにしたから、おうちの人に渡してね」と言って渡します。
子どもはニコニコな子もいれば、少し気恥ずかしそうなでも嬉しそうな表情をする子も。
人は褒められて怒るわけがありません。恥ずかしそうな子も、内心嬉しいはず。
また、その日のうちに書いた時には、終わりの会までに本人に渡すようにしています。
子どもが喜ぶ笑顔って、私たち教師が仕事を続けるエネルギーですよね。
学級通信と、なにが違うの?
ボクは、毎年学級通信を100号出しています。(最盛期には、年間230号出したこともありまましたが、家族や働き方など、総合的に判断して今は100号)
今後は、もう少し頻度を下げるかも。
学級通信は、子どもや保護者に先手を打つ最良のツールの一つだと私は考えています。
学級通信は、全員に対して書いているもの。
一筆箋は、それに対して、個に寄り添って書いているもの。
ボクは一筆箋は、学級通信とは別の角度からの強力なツールだと思っています。
学級通信は学級通信の良さがあります。あるに越したことはないですし、すごい実践をされている方も知っています。一方、一筆箋の内容が細かすぎることもあるので、学級の今の様子は、今後めざしていくものなどに関する全体像は学級通信で確認してほしいです。反対に学級通信でお知らせした様子の詳細は、一筆箋で伝えられたらと思っています。
2つが相乗効果が出てくると、それはまたいい形で保護者に伝わると思っています。
低学年の子は、一筆箋を渡す時に目に見えてわかる、とびっきりの笑顔で受け取ってくれます。「先生、ありがとう!」と直接言ってくれたり、保護者の方に渡したときのエピソードを話してくれたりしますね。
低学年は、目の前で飛び跳ねて喜ぶ子もいますよね!(笑)
高学年の子は、直接渡すことって勇気のいることだと言うのが、担任をした経験からわかります。
確実に言えることは、続けることで「この先生は自分の良さを見つけてくくれる」「よく見てくれる」と伝わります。
直接渡しても、素っ気ない態度を取る子も。それが、高学年。でも前提として「おうちの人に渡してね」があるから、渡せますよね。直接「あなたが素晴らしい」と受け取れる子もいれば、そうでない子もいる。
おうちの人に渡してねって言い訳を残すことで間接的に気軽に話せますよね。
高学年の指導は、「言い訳を残す」ことが大切です。
- 昨日、クラブで担当してくれている〇〇先生が、とても感動していたよ
- 校長先生が、6年生の姿に感心していました
など、間接的に話すことも時には必要。
素っ気ない態度を取っていた子も、実は家に帰ってから保護者の方に渡して、「これ読んだら、なくさずに保管したいから」って話していたエピソードを、懇談の時に保護者の方から聞いた話など、嬉しいエピソードはたくさんあります!(笑)
「一筆箋作戦」は高学年だからこその効果があります!
「一筆箋作戦」をすることで、先生自身の変化があった!
一筆箋で、何よりも自分自身に変化がありました。
できていないところではなく、子どもができているところが見えるようになったんです。
これが一番大きな変化です。どこで書こうか、なかなか枚数が滞っている子には、その子にフォーカスを当てて一日を過ごすこともできました。
結局は自分が何に焦点を当てているか、どういう価値をもっているかが、子どもの見方になっていきますよね。
自分のアンテナが磨かれるというか。
でもさ、どうしても見つけられない時ってどうしているの?
そんな時には、自治的集団をつくるために行っている「クラスミッション」の中で、書きたいと思っている子がどんな行動だったかを教師である自分が見つけたり、班の仲間に「〇〇さん、クラスミッションどうやった?」と聞いてみるのもOK。
クラスミッションについての記事はコチラ!
なにも、自分一人で見つける必要はありません。
子どもの事実を子どもが受け取り、それを教師である私が言葉にしてフィードバック。
これも立派な「一筆箋作戦」です!
それなら無理なく続けられる一筆箋作戦は成立しますね。
続けられない?一筆箋作戦のコツ
ターゲットを決める
ターゲットを決めることは有効な手段だと思います。例えば、私は一筆箋を書いた子は名簿にチェックをしています。その中で、「今日はこの子に一筆箋を書こう」と決めておけば、自ずとその子の頑張っている姿や言葉を意識します。
そんな一日を、徐々に積み重ねていけば、子どもたちを見とる眼も養われます。
枚数に偏りがあってもいい
私は、いろいろ試した結果「1日3人」と決めて書いていくことになりましたが、はじめのうちはそんなうまくいきませんでした。急な生指案件、学校体制により空き時間がなくなるなど、日々の生活で思う通りにいかないことはたくさんありますよね。
先生は忙しいこともあります。そんな時は、出さない日もあっていいと思います。
例えばボクは11月、修学旅行、卒業文集、個人懇談と重なり予定通りに書くことができませんでした。
そんな時は、あまり「1日〇人」とこだわらずに、書けるときは書く!といったぐらいでいい。無理して書くのは、字も心も相手に届かないもの。
実際ボクは1日に1枚の日もあれば、クラス全員に書いた日もあります。
ぼちぼちと、自分のペースで一筆箋を続けましょう。
必ずいえることは、「読み手の子どもや保護者には、確実に届く」ことです!
子どもたちを巻き込む
自分一人で見つけ出そうとする必要はありません。
例えば、私は振り返りジャーナルのテーマで「班の仲間のステキなところ」とする日があります。このテーマなら子どもたちは「班の仲間が今頑張っていることや成長しているところ」を書きます。
振り返りジャーナルを読みながら、一筆箋で伝えたことを考えることもできます。
これは、先生である自分ばかりが見つけようとしなくとも、子どもたちが自分たちの仲間のことを見つけてくれます。
また、席替えをする前には、子どもたち同士で班の仲間に感謝を届ける「ありがとうラブレター」の取り組みをします。
その場面でも、相乗効果が生まれます。
いろんなことがぶつ切りになるのではなく、いろんな実践が結びつくことを大事にしたいですね。
いろんな実践がつながって、子どもの毎日が大きく変化すればいいですね。
一筆箋はどこで買っているの?
今はネットで注文できるので、豊富なバリエーションがあると思います。今調べただけでも、子どもウケするものまでありました。
ですが、私が一筆箋を買っているのは、ズバリ「旅先」です。
私は旅行で国語の教科書に出てくる作者の記念館に行くことがあります。
自分が受け持つ学年の年に記念館を訪れることで、作者の想いやそこでしか手に入らない情報をゲットすることができます。それを子どもたちの授業に生かせたら最高ですよね。
例えば、昨年の3月は東北にある「宮沢賢治記念館」
一昨年は、愛知県にある「ごんぎつね」の作者、「新見南吉記念館」
などを訪れました。
国語だけに限らず、社会科も専門の一つですので、偉人館や記念館に行くことも。
記念館には、必ずショップがあります。そこで、「一筆箋」を手に入れるのです。
「一筆箋」には、スタンプやイラストが入っているものだと、柔らかい印象を受け、自分もワクワクしながら書くことができます。
記念館などでなくても、旅先のショップや商店街にも結構売っていますよ。
しかも、1つ400円~500円のものが多く、お・ね・だ・ん以上の価値あり。
こんなエピソードがあります。
以前、6年生を担任していた時に、無類の城マニアがいました。私も城が好きなこともあり、クラスでそんな話をするとすぐに「先生、私全国の城でここだけは行ってみたいんです!」と熊本の熊本城だと教えてくれました。
もう、その時には、櫓や石壁の話で大盛り上がり!!
実は、家族での熊本旅行を計画していて、「これは!」と、旅のプランに熊本城を組み込みました。
見渡す限りショップには一筆箋が見つからず、「一筆箋はないか・・」と思って観光案内所の方に聞いてみると、一筆箋がありました!
即購入!
その子には、熊本城のイラストが入った一筆箋に書き記し、渡しました。
その子は大興奮!すぐに、保護者の方からお礼の言葉をいただきました。
私のモットーは『大人も子どもも笑顔』
やるからには、とことん楽しむノボルでした!
保護者への手紙「一筆箋作戦」まとめ
一筆箋の良さっていろいろとあることが伝わったでしょうか。
- 自分の振り返りを丁寧に行うことが、一筆箋につながる
- 「子どもへプラスな視点で関わること」に直結
- 言い訳を残すことで、高学年へのアプローチになる
- 親、子ども、先生と3者でポジティブな循環が起こる
- 子どものポジティブな行動に気づく眼を養うことになる
- 枚数に偏りがあってもいいから、毎日続けること
- 学級通信とは違った角度でアプローチができる
まずは、旅先のショップで買ってみてください。
買ってしまうと、いい意味で「やらないと・・」と思えます。
実際始めてみると、その効果が実感できます。
毎日続けることで、教室に学年に大きな変化が生まれます。
ぜひ、「一筆箋作戦」やり続けてくださいね。
以上、「保護者への手紙で信頼UP!「一筆箋作戦」全ての学校現場で使えます」の話題でした。
ほいじゃあね~👋